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【鎌倉】観て食べて楽しむ!“あじさい寺” 明月院と、あわせて寄りたいお茶屋さんの紫陽花スイーツ

梅雨入りしたにも関わらず、雨の降らない日が続いていますね。気になるのは、梅雨の花「紫陽花」の開花状況。

そこで先日、「あじさい寺」として有名な鎌倉の明月院へ行ってきました!

※写真撮影日:2017年6月11日


紫陽花の名所「明月院」

「あじさい寺」という愛称を持つ、言わずと知れた紫陽花の名所「明月院」。境内は数千本の紫陽花で埋め尽くされ、シーズンには毎年多くの人が訪れます。

拝観料は通常300円ですが、6月は500円。(※さらに特別公開庭園へ入るには別途500円必要。)

こちらの写真は、日曜のお昼 12:00頃の様子。

まだ紫陽花の見頃はピークではありませんが、それでもこの人混み...! 立ち止まってじっくり写真を撮るのも憚られます。

なるべく人混みを避けたいなら、早起きして早朝に訪れるのが良さそうです。(6月は8:30から拝観可能。) この日寝坊したことをただ悔やむのみ...。

「悟りの窓」と呼ばれる丸窓を撮影するのにも大行列...!

(悟りの窓の写真はこちらの旅のしおりを参照→「【鎌倉】ミシュランガイド★獲得のお寺を巡る!」

げんなりしてしまいそうですが、気を取り直して。
人の少ない場所を探し、美しい紫陽花を楽しみます。



◎境内を彩る紫陽花

境内の至る所が、美しい紫陽花によって彩られています。

一般的に紫陽花は土壌の成分によって色が変わりますが、明月院の広い敷地に咲く紫陽花は、ほとんどが青色。そのため、「明月院ブルー」とも言われています。

お地蔵様も、美しい青で彩られていました。

季節の花を抱える「花想い地蔵」。

後ろの看板には、

“人は誰れしも はかない花の想い出の中に生きています。大切な人との別れ、いとおしい物との別れ  そんな時 ふと目に止った花が どんなにか心を慰めてくれたことでしょうか”

と、素敵なメッセージが添えられていました。


◎紫陽花と竹林

明月院の境内には竹林もあり、紫陽花と一緒に写すとなんだか良い感じ!

竹林に負けず のびとびと咲く紫陽花たちに、元気をもらえました。


◎ハート型の紫陽花

明月院の境内に数千本もある紫陽花ですが、種類や形は様々。中にはハート型の紫陽花も。

皆さん 好みの紫陽花を見つけては、思い思いに写真を撮っておられました。


今月中旬〜下旬には、通路の両サイドに無数の紫陽花が咲き誇って、さらに美しい景色を楽しめることでしょう。

人混みにはげんなりしてしまいましたが、季節の花を楽しもうとする人がこんなに大勢いるということですよね。そう考えるとなんだか、日本って素敵な国だなぁと思えてきました。

できる限り人混みを避けたい方は、平日の早朝を狙って行ってみてくださいね!



「御菓子司こまき」にて 美しい紫陽花の和菓子を

さて、紫陽花観賞を楽しんだ後は、紫陽花のスイーツを。

明月院から歩いて10分ほど、北鎌倉駅すぐお隣にある「御菓子司こまき」さんへお邪魔しました。こちらは1948年創業の老舗店です。

店内には4名掛けのテーブルが4卓あり、大きな窓からは日光を浴びて輝く新緑の風景が望めます。

こんな素敵なお店で注文したいのはやはり、和菓子とお抹茶のセット(983円)。
和菓子は季節ごとに変わるそうです。

6月は、なんとも可愛らしい紫陽花モチーフのお菓子。白餡を細かい寒天で包んだものです。

窓から差し込む光を受けてキラキラと輝く姿は、まるで雨上がりの紫陽花のよう。見た目だけでなくお味も上品で、ゆっくり時間をかけていただきました。

賑やかな北鎌倉の駅横にありながら、静かで落ち着いた時間を楽しめる「御菓子司こまき」さん。あんみつや小倉白玉などの他のメニューも美味しそうでしたので、また訪れたいと思います。





久しぶりの鎌倉で「紫陽花」をテーマにした旅、大満足でした!

紫陽花の時期の鎌倉は混雑必至ですが、それでも行く価値はあります。紫陽花を観て、食べて楽しむ、梅雨の時期ならではの鎌倉日帰り旅はいかがでしょうか。


store紹介した場所

明月院

place

神奈川県鎌倉市山ノ内189
(GoogleMapで見るopen_in_new)
directions_transit
JR北鎌倉駅より徒歩約10分
access_time
9:00~16:00(6月は8:30~17:00)

御菓子司こまき

place

神奈川県鎌倉市 山ノ内501
(GoogleMapで見るopen_in_new)
directions_transit
JR北鎌倉駅より歩いてすぐ

このしおりのライター

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