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2017-05-22

【香港】100万ドルの夜景を見に行こう!観光客がほとんどいない穴場スポット「九龍ピーク」

香港の夜景スポットといえば、きらびやかな高層ビル群を見下ろすことができるビクトリアピークが有名。しかし、ビクトリアピークは定番の観光地であるがゆえに人が多すぎる!ということで、代わりに現地の方がよく訪れるというのが、Choi Hung .sta(彩虹駅)からタクシーで片道30分ほどで行ける、Kowloon Peak(九龍ピーク/カオルーンピーク)という穴場スポットです。

観光地化されておらずお店やレストランはないのですが、夜景だけを楽しみたい方にとっては、周りを気にすることなく「100万ドルの夜景」を独り占めした気分になれるのでお勧め。

交通手段はタクシーのみ!徒歩では辛い山道

九龍ピークは現地では飛鵝山(フェイオンサン)と呼ばれているそうで、ビクトリアピークへ行く際のケーブルカーのような直通の交通機関はなく、タクシー(約HK$250~350)か車しか交通手段がないのが、穴場スポットとなっている理由です。

ところがタクシーに九龍ピークまで行きたいと伝えても、道が険しいためか運賃に見合わないためか、あまり行きたがらないんだとか。私の場合は運良くタクシーを捕まえたのですが、途中で運転手が機嫌を悪くしたため降ろされてしまい残りは徒歩で登ることになりました。

登り始めたのは夜の8時ごろで、降ろされた場所はこのような真っ暗な山道・・・。

ほとんど誰もいません。しかし今さら引き返すわけにもいかないので、とりあえず徒歩で山頂を目指すことにしました。

しばらく登るも

一向に着く気配がない(笑)

徒歩の香港人が通りすがったので聞いてみると、
「山頂まで2km~3kmくらいかな、歩いて行くの!?」と言われたので
「オフコース」
と答えたところ、「ええ!!徒歩!?気をつけてね」と言って去って行きました。

「???そんなに驚くことなのか?」と思いましたが、後々その意味を理解することに。

とにかく夜間は暗くて細い山道なので、徒歩になってしまった場合、一人では絶対におすすめできません!

基本は足がないときは、タクシー利用がお勧めです。(タクシーに九龍ピークに行きたいと伝える時は、「フェイオンサンの山頂までお願いします」と伝えると現地ドライバーに伝わります。)
むしろタクシーの利用が無理そうなら、やめておいた方がいいかと。道が狭く地元の方の車は結構通るので、危険です。それでも徒歩で登る場合には、懐中電灯をうまく利用しながらのほうがいいかもしれません。


これぞ、地元民が愛する絶景!

さて、私はそのあと山道を2時間ほど登り続け、やっとのことで山頂に着きました。
(遅い時間にはこの過酷な登山はお勧めできません。くどいですがタクシーの利用を推奨します。)

見晴らしは・・・

過去に見たことのないような吸い込まれそうな景色で、思わず見とれてしまいました。
霧が濃かったのですが、現地の方が何組かいたので話を聞いたところ、「いつもこんな感じだよー」とのこと。

帰りはさすがに歩いて降りるような体力はなかったため、現地の方に助けてもらい駅まで戻りました。

展望台まで流しのタクシーはやってこないため、行きにタクシーに乗ってきた場合には、景色を見ている間も待っていてもらうといいでしょう。
またタクシーを手配をする場合には、山頂は電話が繋がらないことがあるため事前に済ませておくのが無難だと思います。

今回私はかなりアドベンチャーをしましたが、それに見合う価値は十分にありました。
地元民が訪れる穴場スポットで、めずらしい景色がどうしても観てみたい!という方、ぜひ今回の記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

このしおりのライター

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