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【台湾】線路を一望できるカフェも!台中駅裏のフォトジェニックスポット「20号倉庫」でアートに浸ろう

アートの街として知られる台中には、線路沿いにもアートなスポットがあります。今回ご紹介するのは「20号倉庫」(20號倉庫/ArtStock20)。台中駅裏でふらっと寄りやすいので、台中観光の隙間時間に足を運んでみてはいかがでしょうか。

「20号倉庫」とは

20号倉庫は、古い鉄道倉庫を再利用して芸術発信の場にしようというプロジェクトにより誕生したアートスポット。実際には20〜26号までの7つの倉庫で構成されており、それぞれの倉庫はアトリエや作品展示スペースなどとして活用されています。20号倉庫にはカフェもあり、ちょっと余った時間に寄りやすいのも観光客には嬉しいポイント。


古い倉庫群に散りばめられたアートの数々!

日本統治時代に作られた古い倉庫群には、至る所にその空間を生かしたアートが散りばめられています。歴史ある建築物と、台湾の若きアーティストたち。その組み合わせにより生み出されたクリエイティブな空間にわくわくさせられっぱなしでした。

古い倉庫の煉瓦や柵が良い味出してます!

煉瓦の壁に取り付けられた、変わった植木鉢。細部までこだわりを感じられます。

ウォールアートも至る所で発見。

20号倉庫はフォトスポットとしても人気なようで、カメラを持って一人で来ている台湾の方を多く見かけました。


線路沿いのカフェ

20号倉庫の入り口近くにはカフェが併設されています。線路沿いにあるため、カフェの中から線路を眺めながら休憩することが可能!
...なのですが、あいにく私が訪れたときは台中駅が工事中だったため、カフェと線路の間には塀が設置されていました。残念。

カフェの外側からの写真。線路方面のカフェの壁は一面大きな窓になっており、工事中でなければさぞ良い景色が眺められたことと思います。工事が終わるのが楽しみですね。


展示や演劇を楽しもう!

20号倉庫のギャラリーでは企画展示が行われています。この日の展示は「動・不動」。

21〜26号倉庫でも、タイミングがよければ個展が開催されていたりします。入場無料のものもあるので、アート好きな方はぜひ覗いてみてください。

アトリエとして活用されている倉庫では、入り口をオープンにして作品制作に取り組むアーティストの姿も。その場で作品を販売していることもあるそうです。

その他、劇団による演劇が行われることもあるようです。私が訪れたのはお昼の12時頃だったのですが、倉庫はほとんどが閉まっていました。どうやら、アーティストの皆さんは夕方頃から活動を開始する方が多いそう。

朝〜昼過ぎはカフェでのんびりしたり、20号倉庫のギャラリーで展示を楽しんだり、古い倉庫群の写真を撮ったり。もっとじっくりアートを楽しみたい方、台湾のアーティストたちの制作風景にも興味があるという方は、夕方以降に訪れるのが良いかもしれません。


カメラ片手に、至る所に散りばめられたアートを探すのが楽しい20号倉庫。古い鉄道倉庫からは歴史が感じられ、そこに新しい芸術が加わって面白い空間へと変貌を遂げていました。台中駅を使う予定があればぜひ、20号倉庫も覗いてみてください。

このしおりのライター

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