イギリス、ロンドン。この街は数々の有名作品の舞台となった街であり、撮影も行われてきました。日本でもアニメやドラマの舞台となった聖地巡礼がブームですが、ロンドンでも聖地巡礼してみませんか?
今回は原作ファンの私も興奮した、ロンドンを代表する世界的名作「シャーロック・ホームズ」の世界観を味わえる場所を紹介していきたいと思います!
聖地巡礼はここから!目指すは世界一有名な住所
ロンドンを代表するヒーローといえば、小説家アーサー・コナン・ドイルの作品に登場する名探偵シャーロック・ホームズ。シャーロック・ホームズの下宿先兼探偵事務所は、作中にも登場することから世界一有名な住所の1つではないでしょうか。
ホームズの探偵事務所を訪れるには、地下鉄最寄り駅「ベーカーストリート」で下車。駅の時点で、すでにホームズの雰囲気満載です。このホームズの影、近寄ると分かるのですが、小さなホームズ像が集まって描かれているデザインなんです。
地上に出ると、大きなシャーロック・ホームズ像がお出迎え。探偵事務所までは駅から徒歩10分ほどです。
到着!有名な住所「ベーカー街221B」のプレートも。
ホームズは作中では、ハドスン夫人が経営するこの下宿先で暮らし、相棒のワトスン医師とも共同生活をこの場所でしていた設定です。
元々は存在しない小説の中だけの架空の住所でしたが、街の合併やビルの買収などにより、最終的には1990年に今の場所が、ホームズの住所として主張されました。
現在は「シャーロック・ホームズ博物館」としてオープンしており、世界のシャーロキアン(シャーロック・ホームズファンの愛称)を魅了しています。
博物館の横の建物には粋な演出が!
下宿先の女主人ハドスン夫人のレストランが外観だけ再現されています。変わり者のホームズを支え続けたハドスン夫人には、女嫌いのホームズも紳士な対応をしていたようです。
気分はホームズ。観光の合間のひと休みにもおすすめ。
もう1つ紹介したいのが、こちらのパブです。その名も「シャーロック・ホームズ」。地元の方も集まるパブは、1杯飲んでいくのにも食事をしていくのにもおすすめ。トラファルガー広場から徒歩約5分程度なので、観光に疲れたときに寄ってみるのもいいかもしれません。
ぜひ座ってほしいのが2階。パブの2階にはホームズの部屋が再現されており、彼が解決した事件の手がかりや愛用品の数々が展示されています。ファン必見です!
メニューも魅力的!おすすめのドリンクは「シャーロック・ホームズ」という名のエールビールとのこと。私が食べたのは写真のパイです。これは先ほど紹介したハドスン夫人の手作りメニューなんです!作中でも料理上手として紹介されていたハドスン夫人のパイを食べると、まるでホームズになったかのような気分に。
他にもホームズが訪れた場所が多数!
今回紹介した場所以外にも、ロンドンには事件現場となった所や、ホームズが訪れた場所がたくさん。訪れたことを機に、原作を読んだことがない人も興味をもつこと間違いなしです。シャーロキアンの方もそうでない方も、ぜひ1度訪れて名探偵の影を追ってみてください!