最近開発が進み、住みたい街ランキングで上位に食い込む「武蔵小杉」。今回はそのお隣の駅「元住吉」の、活気ある商店街にスポットを当てたいと思います!
元住吉は、渋谷駅や新宿三丁目駅、横浜駅へも電車1本で行くことのできる便利な立地。この辺りは平地が多く、ベビーカーで出かけるのも苦にならないことからファミリー層にも人気のエリアだそうです。
戸越銀座と並んで紹介される「ブレーメン通り商店街」
そんな元住吉でひときわ賑わう場所が、駅前の「モトスミ・ブレーメン通り商店街」。東急沿線のガイドブックなどで戸越銀座と並んで紹介されることの多い商店街です。
シャッター通りと化してしまう商店街が全国各地で後を絶たない中、このブレーメン通り商店街は非常に活気があり、秋に行われるイベント「フライマルクト」では毎年約10万人もの人がこの商店街へ足を運びます。
中世ヨーロッパをイメージして「モトスミ・ブレーメン通り商店街」と名付けられた翌年には、ドイツのブレーメン市ロイドパサージュとの友好提携。商店街の至る所で、ブレーメンの音楽隊を目にすることができます。
活気ある商店街には、美味しい誘惑がたくさん
この日はあいにくの雨だったのですが、それでも多くの人で賑わう商店街。初めて歩くのに、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。
懐かしのお惣菜屋さんやお肉屋さん、スーパー、パン屋さんなど多数のお店が軒を連ね、目移りしてしまいます。
まずは、かまぼこの「能登屋」でイカ天とうずら巻をお買い上げ。
子連れのお客さんで賑わっていたのは、海外のインスタグラマーにも人気の「イクミママのどうぶつドーナツ」。手土産にも良さそうですね。
こちらは、お茶の専門店「茶仙庵」。見逃してしまいそうなお店の一角で、抹茶ソフトクリームを販売していました。食べログを拝見したところ、地元の方々から美味しいと評判なようです。
その他レストランも多いこの商店街、美味しい誘惑で溢れていました。
本格的な珈琲をいただきながら一休み
歩き疲れて、メインストリートから横の細い道へ少し入ったところにあるカフェ「Mui」へ入ってみました。入り口付近に行列ができていたので、コーヒーをテイクアウトする方の列なのだろうと思ったのですが、なんとその大半が珈琲豆を買い求めて来たお客さん。こんなお店なかなか無いのではないでしょうか。
店員さんにおすすめのコーヒーを聞いて注文。出てきたカップとソーサーのデザインにも心を掴まれます。こだわりを感じられるコーヒー片手に、ゆったりとしたひと時を過ごすことができました。
店内は常にほぼ満席状態。近くに公園があるので、席が空いていない場合はテイクアウトして公園で休憩するのも良いかもしれません。
素敵なカフェを知ることができ、活気ある商店街から元気をもらえた1日でした。あなたもブレーメン通り商店街を訪れれば、元住吉に住みたくなるかもしれません。