先日、タイの市場を巡る一人旅へ行ってきました!
今回ご紹介するのは、バンコク郊外にある「ダムヌンサドゥアック水上マーケット(Damnoen Saduak Floating Market)」。日本では見ることのできない、まるでテーマパークのような光景が広がっていました。
水上マーケットとは
運河の上や周辺に住む人々の生活の一部として、タイでは古くから水上マーケットが存在していました。商人も客もみんな小舟に乗って、何でも水の上で売り買い。小舟でゆっくり進みながら、すれ違う瞬間に「安いよ!」「それいくら?」「もう少し安くして!」などと声をかけ合います。
そんなタイの水上マーケットの中で最も有名なのが、バンコクから車で1時間半のラーチャブリーにある「ダムヌンサドゥアック水上マーケット」。“文化の保存”と“観光資源としての活用”を目的として開発が進められ、今では世界中から多くの観光客が訪れます。
マーケットまで、ボートで川の上を爆走!
マーケットまでの道のりは、まさにリアルジャングルクルーズ!
水上マーケット付近には、ヤシの木が驚くほどたくさんあります。ボート漕ぎのおっちゃんが「このあたりはココナッツファームがあるんだよ」と教えてくれました。
広いところに出ると、おっちゃんがボートをものすごい勢いで飛ばしてくれます!!水がはねてかからないかヒヤヒヤしながら、この非日常感あふれるアトラクションを楽しみました。
運河で生活する人々のちょっと変わった家を横目に、手漕ぎボートを追い越して、あっという間に水上マーケットへ到着!
ボートの大渋滞が面白い!
水上マーケットへ到着すると、さっきまで飛ばしていたのが嘘のようにゆっくり進みます。
私がここへ着いたのは11:30ごろ。水上マーケットは7:00〜9:00ごろが最も賑わうと言われていますが、ピーク時間を過ぎていてもボート同士がぶつかり合って渋滞を起こす面白い風景を見ることができました。
何を食べようかなとすれ違うボート全てに目を配りながら、この珍しい風景を写真に収めるハードワーク。
少し離れたところにココナッツアイスの看板を発見。
ボート漕ぎのおっちゃんに「ココナッツアイス食べたい!」と言うと、アイス売りのボートを近くに呼んでくれました。
これ、かなり美味しい!!!
川の上で小さなボートに乗りながら食べるというこの状況も、美味しさを引き立ててくれるような気がします。
眺めているだけでも楽しめる!
ココナッツアイスの他にも気になる食べ物がたくさん!小さなボートの上で焼いたり煮込んだりしているようすを眺めているだけでも充分楽しいです。
ドリアンなど、南国フルーツも次々に流れてきます。
その場でマンゴーをカットしてもらって食べることも◎
ボートの上で焼かれるお肉。美味しそう!
食べ物以外のものを売っている方も、やはり器用です。
崩れ落ちない帽子の山に感心。
雑貨もたくさん売っていますが、バンコクの他の市場でも見かけたものばかりでした。ウィークエンドマーケットで買う方が安いので、水上マーケットで食べ物以外を買うのはあまりおすすめできません。どうしても気に入ったものがあれば、ぜひ値段交渉も楽しみながら買ってみてくださいね。
一人旅でも思いっきり水上マーケットを楽しめました。日本には無い文化を味わえて、想像以上に面白い! タイへ行くならぜひ、水上マーケットにも足を運んでみてください。