close
2016-11-12

【チリ】絶景の宝庫!世界のトレッカー憧れの地、強風が吹き荒れるトーレス・デル・パイネ国立公園

 

広大な国立公園

アルゼンチンとチリにまたがるパタゴニア地方は、手付かずの大自然がいっぱい!
日本の3倍ほどというパタゴニア地方、そしてチリ・パタゴニアにあるトーレス・デル・パイネ国立公園は大阪府ほどの大きさというから、もう想像をはるかに超える広大さ。
堪能するには公園内に数泊してトレッキングするしかありません。
が、そんな時間も体力もないため、エル・カラファテから日帰りツアーに参加しました。

 

押さえておきたい3つの峰群

山と湖に囲まれたトーレス・デル・パイネ国立公園。
特徴的な形状の岩峰を持つ3つの峰群は是非押さえたい!見所の一つです。

1. 公園名の由来となっている3つの岩峰、トーレス・デル・パイネ(パイネの塔)
2. 最高峰(3050M)のパイネ・グランデ
3. 6つの岩峰、クエルノス・デル・パイネ(パイネの角)

トーレス・デル・パイネ

国立公園内を走って行くと、だんだん山に近づいてきました。

 

リャマの先祖ともいわれるラクダ科のグアナコの群れに遭遇!

 

パイネの滝に到着しました。

 

下流にカメラを向けると、雲の合間から美しいスカイブルーの空が!

 

滝の向こうには・・・

雲の中にうっすらですが、見えます!見えました!鋭い3つの岩峰、トーレス・デル・パイネ。
かっこいい!惚れました!

パイネ・グランデ

青い乳白色のペオエ湖を見渡せるポイントから、湖と、湖の後ろには雄大なパイネ・グランデの姿が。

湖の色が青空を映し出しさらに輝いています。
小島には公園内唯一のホテル、ホステリア・ペオエがあります。
ここに泊まって雄大な山々の景色を堪能したいものです。

クエルノス・デル・パイネ

ノルデンフェールド湖へ向かう道中には無残に焼かれた木々が痛々しく立っています。
2011年、トレッカーの火の不始末が原因で発生した山火事によって広範囲にわたり動植物が焼失しました。
強風が常に吹き荒れる大地、火の回りも早く、消火活動も数週間続いたそうです。
自然を人為的に壊さぬよう心掛けなければなりません。

 

雲だか霧の中からパイネの角と呼ばれるクエルノス・デル・パイネが現れました。

どうも山には雲がかかってしまいクリアな姿は拝めませんでしたが、『幻想的だった』と自分に言い聞かせて納得させました(笑)。

 

湖へ近づくとさらに空が重く、何より山から吹き下ろす暴力的な強風。
湖面が波打って水煙ができ、しぶきが飛んできます!

サルト・グランデ

ノルデンフェールド湖とペオエ湖、この2つの湖の間に流れているのが大迫力の滝、サルト・グランデです。

 

ノルデンフェールド湖、サルト・グランデエリアは1時間くらいでトレッキングが可能です。
くれぐれも強風に吹き飛ばされないように足を踏ん張って、雨やしぶきで濡れることもあるので万全な装備でお出かけください。

 

「風の大地」といわれるパタゴニア。むしろそれが最大のチャームポイントかもしれません。
その風で氷河が流れ、岩がえぐられ、奇峰ができ、大地が削られ、豪快な滝を作り、美しい湖となる。

自然は偉大です!

store紹介した場所

トレス・デル・パイネ国立公園

place

チリ マガジャネス・イ・デ・ラ・アンタルティカ・チレーナ トレス・デ・パイネ
(GoogleMapで見るopen_in_new)

このしおりのライター

このライターのしおり