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2016-09-30

【ポルトガル】下を向いて歩こう!リスボンの街を彩る石畳

石畳が多いヨーロッパの中でも、これほどデザイン化されている石畳を楽しめるのはポルトガルだけではないでしょうか。
大きな建物や広大な広場に立つとカメラを上向きに構えがちですが、ここリスボンでは目線を下に向けることをお勧めします!

サンタ・ジュスタのリフト

上部展望台からは市内の高台にあるサン・ジョルジェ城が望めます。

この景色を見ると、「消臭力~♪」(エステーのCM)が頭の中に流れます。
足元を見ると・・・
白と黒の石で彩られた歩道が。

空港から「空港バス」を利用すると、そのチケットで1日、市内交通、サンタ・ジュスタのリフトも乗り放題!
昼間到着する便ならば有効活用できますね。

ベレン地区

世界遺産の「ジェロニモス修道院」と「ベレンの塔」、そして大航海時代を記念した記念碑「発見のモニュメント」があるリスボン近郊の一大観光スポット。

海をモチーフにした波模様の石畳。

この地区に来たら必ず食したいもの、それはパステル・デ・ナタ。

ジェロニモス修道院の修道女が考え出したと云われているポルトガルを代表するスイーツです。
石畳に店名がデザインされています。

シアード地区

7つの丘の街と呼ばれるリスボン。
その丘の一つ、老舗カフェや劇場、高級店などが建ち並ぶ、昔からの商業地域です。
高台にあるその地区は1988年に大火災に見舞われましたが10年以上の歳月をかけ復興。
シアード地区にも多くの美しい石畳を見ることができます。

◎横断歩道

ペンキの塗り替えより、石の張り替えの方が大変そうですが、石畳職人が手際よく、かつ芸術的に、そして頑丈に仕上げているようです。

◎教会の入り口

◎人魚のデザイン

◎船のデザイン

◎宝くじを売るおじさん

ご利益あるのでしょうか?くじのところだけ光っているのでみんな触っていくようですね。

市民の足となっている路面電車、坂を上るケーブルカーは、リスボンの古い街並みによく溶け込んでいます。そんな庶民的な風情ある港町を彩る石畳は、リスボン観光をより楽しく色づけしてくれます。

素敵なデザインを見つけたときに味わえる小さな喜び。
レトロな車体に揺られながら、そして足元に目を向けながら、リスボンの街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか。

このしおりのライター

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