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根強く残るカフェ文化
ウィーンのカフェハウス文化は2011年、ユネスコ無形文化遺産として登録されました。
日常生活には欠かせない、市民の生活に根ざしている文化です。
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カフェハウスとは時と空間を消費する場。
「ウィーンっ子の居間」とまで言わしめるその空間は、居心地がよく、何時間でも過ごせる極上の空間。
社交の場であったり、お一人様の時間を満喫したり、過ごし方は人それぞれ。
新聞や本を読んだり、食事をしたり、考え事をしたり、仕事をしたり・・・まさに生活の一部です。
そんなウィーンっ子に倣って、いくつかのカフェを巡ってみました。
Café Wienne (Backerstrase 9、1010 Wien)
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私の一番のお気に入りカフェ。
ここのApfelstrudel(薄くのばした生地で煮たりんごを巻いた菓子)は絶品です!
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Cafe Tirolerhof (Führichgasse 8、1010 Wien)
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Apfelstrudelが美味しいと評判のカフェ。
リンゴざくざくボリューミィーな一品でした!
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Cafe Gerstner (美術史博物館内)
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絵画鑑賞を楽しんだ後はカフェで休憩。
上を見上げると吹き抜けドームになっていて宮殿風の内装に優雅な気分を味わえます。
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但しここは「くつろぎカフェ」ではなく、「観光カフェ」です。
サービスも味も居心地もイマイチでした。
Café Diglas (Wollzeile 10、1010 Wien)
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シュテファン大聖堂裏にある1875年創業の老舗カフェ。
ここではEiskaffee(アイスコーヒー)がいただけました。
雰囲気抜群ですが、さすが人気カフェ、常に混雑しています。
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Café Sperl (Gumpendorfer Str. 11、1060 Wien)
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1880年創業、かたくなに素朴さを貫いているようなカフェ。
天井が高く、古めかしい家具が並ぶ、伝統を感じる内装です。
ケーキもやはり素朴な味でした。
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食事も楽しもう
コーヒーとケーキだけじゃない!
カフェではオーストリアの伝統的な料理もいただけます。
Wiener Tafelspitz(ウィーン風ボイルドビーフ)やWiener Schnitzel(仔牛のカツレツ)など、ご当地グルメも楽しめました。
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コーヒー1杯で時間が許す限り、くつろぎの場が確保できます。
とは言え、旅行者としては日がな一日ずっと同じカフェに居続けるわけにはいきませんが・・・
芸術鑑賞、街歩き、宮殿見学などウィーン観光の合間にカフェで一息。
海外に居ながらにして、ふっと家に帰ったような、心落ち着く一時が過ごせるはずです。
ニュースタイルのカフェから老舗のカフェまで、その内装も、提供するメニューも様々。
お気に入りのカフェに出会いに、ウィーン旅に出かけてみてはいかがでしょうか。