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【長崎】オトナの1人修学旅行のすすめ【第2弾】

あけましておめでとうございます。
2022年も終わりを告げ、新しい年が始まりました。

コロナウイルスについても、共存の生き方にシフトしていき、海外への渡航も、少しずつ身近なものへと戻ってきたのではないかなと感じます。
少しずつ、日常だった日々が戻ってきて、懐かしくも新鮮です。

今年のお正月は帰省された方も多いのではないでしょうか?やっぱり直接会うって素敵。

2023年も素敵な一年にしましょう。

今回は前回の続きの長崎巡りについて紹介していきます。

前回の記事はこちら↓


出島

出島とは、日本が鎖国していた時にも、西欧に向けて唯一開かれていた港として有名ですね。

当時の出島は埋め立てられており、現存していないのですが、当時を再現して作られたものがこの新しい出島です。

▲ 出島の地図のチケット

出島のカフェがおしゃれだということで、楽しみにしていました。
ですが17:00-カフェ閉店、18:00-お土産屋さん閉店してしまい、今回は行けず。
また次回の楽しみにとっておきます。

出島の営業時間は21:00-までで、入館は20:40-までできるので、観光の最後におすすめです。

江戸時代にタイムスリップした感覚が味わえるということでしたが、ちょうど工事中で、タイムスリップは難しかったです。

▲ いい感じに所々工事中

ですが、江戸時代の街並みっぽく、歩いているだけで楽しい。
一つ一つの建物に、展示があり、貿易の歴史や、価値のある貿易品、当時の暮らしを垣間見て、勉強することができました。

各お家ごとに違う展示。もっとゆっくりみたかった。

18:00-はライトアップしており、綺麗でした。

▲ ミッフィちゃんがいました。

出島の入り口には当時の武士のような格好をしている人がおり、江戸時代気分を盛り上げてくれます。

▲ 現代と過去のミックス

当時、世界と繋がっていたのは出島だけなんだと思うと、不思議な気分になりました。

鎖国本当なんだ度 ★★★★★
ノスタルジー度 ★★★☆☆
町娘似合う度 ★★★★★
工事機材ハイテク度 ★★★★☆

◎出島の公式ホームページ


眼鏡橋

眼鏡橋には♡のストーンがあり、恋愛成就のパワースポットとなっているそうです。

♡のストーンを探すぞと意気込んでいましたが、有名な♡ストーンの前には、修学旅行生の列ができており、チートモードですぐに見つけることができました。

▲ I love のストーン

▲ 一生懸命の自撮り

この辺りには眼鏡橋だけではなく、さまざまな風情のある橋があり、市民の方々も日常生活に利用されており、歴史的な建造物を守りながら今も現役で利用しているっていいなあと思いました。

▲ 守り神的な方もいました

▲ 飛び石楽しいです

眼鏡橋には、♡ストーンが20個ほどあるそうなので、お時間ある方は、川に落ちないように気をつけて探してみてください。

♡いっぱいある度 ★★★★★
車通るから気をつけて度 ★★★★★
恋愛成就度 ★☆☆☆☆
飛び石楽しい度 ★★★★☆

◎長崎市公式観光サイト:眼鏡橋


平和公園、平和祈念像、原爆資料館

負の歴史を学ぶのは決して楽しいことではありませんが、同じ歴史を繰り返さないためにも、重要なことです。

長崎は原爆が落とされてしまった都市として、有名です。
私の住む広島も、同じルーツを持っており、訪れてみたかった場所のひとつとなっていました。

なぜ、原爆は2発落とされなくてはいけなかったのか。
別々の場所で落とす必要はあったのか。
ずっと気になっていました。

原爆資料館にて展示を見ていると、長崎と広島ではウラン型とプラトニウム型という違う種類の爆弾が使われていたことを知りました。

長崎はファットマンというプルトニウム型の爆弾で、広島はリトルボーイというウラン型の爆弾。

ファットマンの方が威力が強いそうです。

核爆弾の実験データを集めるためと言われており、悲しい気持ちになりました。

▲ 被曝の被害を受けた教会

▲ 平和学習をしている小学生

▲ 爆弾投下の時間で止まったままの時計

戦争を終わらせるためだったとしても、非人道的すぎると思います。

もし、国同士が争いをしたいのなら、国のトップ同士で、体力、知力、運、人気力などで5番勝負して決着をつけてもらって、無駄な血を流さないでほしいと思いました。
もしかしたら、真剣に戦っていたら、国のトップ同士で友情が芽生えて、解決できるかもしれません。

▲ 被曝した方は水を求めて亡くなっていってしまった。そのため至る所に噴水や流れる水があり、供養している。

▲ 穏やかな川だが水を求めて人が押し寄せた。

▲ 爆心地の惨状

▲ 平和祈念像にはお花や手を合わせる人がたくさんいた。

私自身、学生の頃は、平和学習などが少しめんどくさく、もっと楽しいことをしたいと思っていましたが、大人になった今でも胸の引っかかりとして、残っています。

目を背けてはいけない現実があったと思えるのは、平和学習をしてきた意味があったのかもと思いました。

平和を祈る度 ★★★★★
戦争いらないと思う度 ★★★★★
悲しい気分になる度 ★★★★★
もう繰り返しちゃダメ度 ★★★★★

◎長崎市公式観光サイト:平和公園(平和祈念像・平和の泉)


日々を大切に今を生きる

毎日忙殺されて、自分のことで手一杯の方も多い世の中。私もそんな社会の歯車の一つです。

ですが、時々立ち止まり、平和や今の日々の生活の尊さを感じてみるのもいいかもしれません。

旅先で楽しむだけではなく、負の遺産にも触れてみる。大人の修学旅行なら、子供の頃とは違う見方をしているはずです。

2023年は、みなさまにとって笑顔が少しでも増える1年であるように祈っています。

次回は2022年に出かけた最後の旅。屋久島について紹介していきます。
お楽しみに。


このしおりのライター

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