宮島での定番の観光といえば、厳島神社や弥山を訪れたり、商店街を食べ歩きしたり、鹿と写真を撮ったり・・・
そんな宮島に、水族館があるのはご存知でしょうか?
フェリー乗り場から徒歩約15分、商店街から少し離れたところに、旅館のような佇まいの建物があります。そこがみやじマリン | 宮島水族館です。
宮島水族館では、瀬戸内海に生息する海の生き物をはじめ、ペンギンやコツメカワウソなどの水族館で人気の生き物を見ることができます。
今回は、昨年の夏に宮島水族館内にオープンした新しい展示施設「はつこい庵」に行ってみました。
「はつこい庵」って?
宮島水族館のホームページでは、‶いやし″をもたらす「美の干渉空間」、と紹介されている展示施設です。
7つの展示があり、それぞれに異なるテーマで展示されている錦鯉や様々な種類の金魚を見ることができます。
入り口から楽しい!
はつこい庵の入り口に設置されている、水風船のような大きな電球の光はわくわく感が掻き立てられること間違いなし!
ピンク色、青色、白色と、次々に色が変わり、目で楽しむことができます。
フォトジェニックな場所なので、クールな写真が撮れそうです。
お目当ての「四季池畔(しきちはん)」の展示がすごかった
まず目を引かれるのは、水槽に映し出された、四季の絵柄のプロジェクションマッピング。
春は桜、夏は納涼の緑、秋は紅葉、冬は雪のテーマで、色と絵が変わります。
水槽自体が屏風のような形状なので、動く屏風絵を見ているような感覚に陥ります。
錦鯉をプロジェクションマッピングが表現する四季の移ろいとともに鑑賞でき、リラックスできます。
▲夏
▲秋
水槽の前の床には、丸い池の中に鯉や葉っぱが映し出されたプロジェクションマッピングがあり、1つだけ違う絵の葉っぱが流れてきて、その葉っぱを足で踏むと、水槽に紅葉がひらひらと舞い、鯉が優雅に泳ぐプロジェクションマッピングが映し出されます。
季節によって、水槽に映る色、舞う図柄、BGMが変わるので、すべての四季のプロジェクションマッピングを見ると楽しいと思います。
リラックスした空間で鑑賞
「登竜門」では、円柱状の水槽の中を鯉が滝を登るように泳ぐ姿や、「百花繚乱」ではデメキンや変わった種類の金魚が綺麗な尾びれをなびかせながら泳ぐ姿見られます。
「はつこい庵」に休憩スペースがあるので、カップル、子供連れ、ご高齢の方など、どんなグループでもゆっくりと楽しむことができます。
本館も周ってみた
色とりどりの熱帯魚やチンアナゴ、クラゲなど、水族館でしか見られない海の生き物を鑑賞することができます。
瀬戸内海に位置する宮島ならではの、瀬戸内海の環境を再現した展示や、瀬戸内海の海洋生物についての展示が多くあります。その中でも牡蠣の養殖風景の展示は、牡蠣の名産地広島だからこその展示ですね。
ペンギンやトドが元気に遊んでいる姿はほっこりするので、水槽の前で足を止めてみるのもよいかもしれません。
ペンギン撮影会やアシカライブなどのイベントもありますが、スケジュールが決まっているので、見たい方は事前にチェックをしておいた方がよさそうです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は「はつこい庵」の撮影を目当てに宮島水族館を訪れ、開館と同時に入場したので、人混みを気にせず、のんびりと撮影を行うことができました。
錦鯉の華やかさとプロジェクションマッピングの美しさで、時間を忘れて楽しめました。
宮島で癒されたい方は、ぜひ宮島水族館に行ってみてください。