見どころたっぷりのローテンブルクとは
フランクフルト駅から3時間ほどのところに位置しています。
ローテンブルクという名前がつく駅はたくさんありますが、観光地として有名で、今回紹介していくのはRothenburg ob der Tauber 駅です。
ローテンブルクに行く際はこちらの駅で下車してください。
駅から観光地までは徒歩で向かうことができます。
ワインを一気飲みした逸話になぞらえて
ローテンブルクでは毎年マイスタートゥルンクというお祭りが開催されます。
歴史は1631年の30年戦争にさかのぼります。
敵はこちらができないだろうと見込んだ、ワインの一気飲みを攻撃を止めるための条件として提示します。
しかしながら当時の市長が見事ワインを一気飲みし、市民を救ったという逸話があります。
この逸話に由来しているのが、ローテンブルクのマイスタートゥルンクというお祭りです。
2022年は6/3-6/6に開催されました。仮装をした人々が町中を行進し、レストランを回り、歌を歌います。
街中の至るところから楽器を演奏する音や歌い声が聞こえてきました。
歌が歌い終わるとワインやビールが振る舞われ、乾杯の音が響きます。
みんなで労いながらお酒を飲んでいる姿に観客も笑顔になります。
伝説をモチーフにした劇も開催されます。
子どもたちも参加していてとってもかわいいです。
席は3種類あり、値段は場所によって異なります。
(1カテゴリー:15ユーロ、2カテゴリー:10ユーロ、3カテゴリー:7ユーロ)
手作り市も開催!
市庁舎の横手の場所では手作り市も開催されています。
アクセサリーや陶器、木彫りの商品や革製品などさまざまなものが売られていました。
入口では美味しそうなパンが焼かれていたので、ビールと一緒に乾杯です。
夜は打ち上げでたっぷりのビールを
夜には場所を移して、野外で宴会が繰り広げられます。
出店では沢山のビールが提供されます。
音楽も演奏され、盛り上がっていました。入場料が10ユーロかかりますが、お祭りの雰囲気を感じられるので、ぜひ入場してみてください。
歩いていたら話しかけられ、「このビール飲んでいいよ」とたくさんいただきました。
こんな交流ができるのも楽しいポイントです。
至る所に焚き火があり、火を使ったパフォーマンスも行われていました。
たくさんの人たちがビールを飲んでいる野外の雰囲気はドイツ人のビール好きを象徴している姿でした。
ローテンブルクをまるっと楽しんで
お祭りの季節でなくても楽しめるのがローテンブルク。
きれいな街並みで、見る場所も集結しているので観光しやすい街です。
こちらを見たことがある方もいるかもしれません。
昼間は混んでいるので、朝早く行って撮ったり、陽が沈んでから撮ったりするのもおすすめです。
こちらの場所から市庁舎の方へ向かうと犯罪博物館、市役所酒場、肉屋、マリア薬局、クリスマス博物館、聖ヤコブ教会など見どころが詰まっています。
きれいな街並みも続きます。
途中で名物のシュネーバル(雪玉)を買って食べるのもおすすめです。
大きいサイズから小さいサイズがセットになったものもあります。
種類もお店によって異なり、いろいろありますので、探してみてくださいね。
ローテンブルクを一望するには
ローテンブルクの街並みを囲むように城壁があります。
階段を登るとローテンブルクの街並みを眺めることができます。
街のところどころに階段がありますので、登ってみてください。
ローテンブルクの街並みを一望できます。城壁には日本の企業や日本人の名前も多数ありますので、探してみるのも面白いかもしれません。
裏道に向かうと
メイン通りも中世感あふれ、とても素敵ですが、おすすめしたいのは裏道に少し入って景色を眺めることです。
木々が生い茂り、穏やかで静かな時間が流れています。
メイン通りとはまた違った雰囲気を感じられます。
タイムスリップしたような街並みを楽しんで
6月のマイスタートゥルンクのお祭りは大変盛り上がりますので、予定を確認してぜひ訪れてみてください。
また、お祭りでなくとも見どころたっぷりなのがローテンブルク!
ドイツのきれいな街並みが感じられる素敵な場所ですので、ぜひ観光してみてください。