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2021-11-02

まるで絵画みたい!?国営昭和記念公園で見つけた絶景スポット

季節によって表情を変える「国営昭和記念公園」。国営昭和記念公園と聞くと、一面に広がるコスモスや黄色いじゅうたんが印象的なイチョウ並木など季節の草花を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、国営昭和記念公園にはまだまだ魅力的なスポットがたくさんあります。

そこで、今回は実際に行って見つけた国営昭和記念公園のまるで絵画のような絶景スポットについて紹介します。



国営昭和記念公園って?

国営昭和記念公園は、東京都立川市と昭島市にまたがる国営公園です。1983年に昭和天皇陛下御在位50年を記念して作られ、広さは東京ドーム約39個分。年間入園者数は、約450万人と老若男女問わず過ごせる場所として人気を集めています。


園内には、水鳥の池を眺めながら食事ができる「レイクサイドレストラン」や手ぶらでたのしめる「BBQ garden」、澄んだ空気と景色を感じる「レンタサイクル」など1日中満喫できる施設やアクティビティが勢ぞろい。


季節によって移り変わる景色を見ながら、食事するのもいいですよね。10月に訪れた時には、グラデーションが美しい木々やカラフルなコスモスを観賞できました。


園内を散策しながら奥へ進むと、花の丘が見えてきます。こちらでは春にはポピー、そして秋には約400万本のキバナコスモスが咲き誇ります。ちなみに写真のキバナコスモスの見頃は、9月中旬~10月頃。あたり一面が黄色く染まった丘は、思わず写真を撮りたくなるほどでした。



まるで絵画のような「清池軒」

先ほど紹介した花の丘の手前に、古き良き日本文化を感じられる「日本庭園」があります。全国にある国営公園のうち、唯一日本の伝統技術が使用されているのも特徴の一つ。静かで落ち着いた雰囲気のある空間は、「日本っていいな」と再確認させてくれます。


そんな日本庭園には、まるで絵画のような絶景スポットがありましたよ。

庭園内にいくつか点在している休憩処。お抹茶が味わえる歓楓亭の隣に、今回紹介したい「清池軒」があります。

晴れた日の澄んだ空、真っ白な秋雲そして緑に輝く木々。そのすべてが、庭園の中心にある池に反射してまるで絵画のような風景を作り出していました。視界を遮るものは何もなく、ただただゆっくりとした時間が流れ、何時間でも居座りたくなるそんな風景でした。

長い椅子が3列並んでいるので、休憩するにはちょうどいい場所です。これからのシーズンだと、赤く染まった紅葉がまた違った景色を見せてくれると思います。

ぜひ立ち寄ってみてください。



まだまだある日本庭園の見どころ

絶景が望める日本庭園内には、まだまだ紹介したいスポットがいくつかあります。

最初に紹介したいのは、歓楓亭。檜皮葺きの屋根の歓楓亭では、お抹茶とお菓子を食べられます。料金はセットで610円。日本庭園の景色とともにゆっくりとした時間が過ごせるはず。


歓楓亭を背にして進んでいくと滝があります。あまり大きくない滝ですが、勢いのある水流と青々とした緑、木漏れ日がマッチして自然好きには堪らないおすすめスポットです。一度立ち止まって、滝の音に耳を傾けてみてくださいね。


最後に紹介したいのが、庭園の中心に架かる木橋。絶景スポットの清池軒から、池を眺めた時にも見える印象的な橋です。

そもそも日本庭園は、皇太子陛下が結婚された記念として開園しました。その当時から木橋はありましたが、老朽化が進み架替工事へ。そして現在の橋へ生まれ変わっています。



まとめ

いかがでしたでしょうか。コスモスやイチョウ並木のイメージが強い、国営昭和記念公園。国営昭和記念公園の「日本庭園」には、心安らぐ絶景スポットがあります。日々の疲れを癒やしに「日本庭園」へぜひ行ってみてください。



このしおりのライター

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