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2021-12-21

【香川】棚田の絶景を見ながら小豆島の味覚をいただける「こまめ食堂」!

棚田の田園風景を見ながら、小豆島の絶品食材を味わえる「こまめ食堂」を知っていますか?

こまめ食堂は、日本の棚田百選に選ばれた「中山千枚田」と同じ中山地区にあるお店。テラス席からは、棚田を見ながら食事ができます。

今回は、そんな「こまめ食堂」と小豆島の観光名所を紹介します。



のどかな島時間が流れる「小豆島」

瀬戸内海に浮かぶ香川県の「小豆島」は、瀬戸内海で淡路島の次に大きい島です。人口は約28,000人。自然が豊富でのどかな時間が流れています。

大小約800枚の棚田からなる「中山千枚田」や干渉時のみ現れる「エンジェルロード」など観光スポットも数多く存在します。

小豆島の名産品は、オリーブやごま油、そうめんなど。中でも、日本屈指のオリーブ産地として有名です。港や道の駅 小豆島オリーブ公園では実際にオリーブの木が見られます。


小豆島へのアクセスは、高速船かフェリーを利用。高松から高速船で約40分、フェリーなら約1時間です。

島に降り立ったら、まず香りに意識を向けてみてください。私が行った際は、ふわっとごま油の香りがしました。香りの正体は、高速船から見えた「かどや製油」の工場。ごま油の国内シェアNo.1を誇る、かどや製油の工場から香りがやってきています。

島内の移動手段は、車かバス。非常に大きな島なので、スムーズに観光できる車がおすすめです。



日本の原風景と棚田が望める「こまめ食堂」

小豆島のほぼ中央部分に位置する「中山地区」は、棚田を中心に山々や民家など日本の原風景が広がっている里山です。


中山地区にある「こまめ食堂」。もともとは、3年に1度開催される「瀬戸内国際芸術祭」の公式ショップとしてオープンしました。その後、瀬戸内国際芸術祭が閉幕したと同時に営業も終了。しかし、地域住民の声に応えたいと再オープンして現在に至ります。

今では、四季によって表情を変える棚田を見ながら、絶品の小豆島食材がぜいたくに味わえると人気のお店です。


古民家を改装した店内は、趣があり昔懐かしい雰囲気。席は、店内のテーブル席とテラス席に分けられています。テラス席では、目の前に広がる棚田を見ながら食事が可能。またテーブルには、学校の机と椅子が使用されています。

学生時代の記憶を思い出し、懐かしい気分を味わえますよ。



小豆島産の食材に舌鼓「棚田のおにぎり定食」

こまめ食堂の看板メニューは、「棚田のおにぎり定食」。私ももちろん、この定食目当てで訪れました。

料理が到着すると、店員さんが丁寧に1つ1つ説明してくれます。料理について知ってから食べるとさらに美味しく感じますよ。


棚田で育てたお米を使った2つのおにぎり、そして近海で採れたエビなどの食材がたっぷり入ったかき揚げ、きんぴらなど、どれを食べても美味しい料理を堪能。食材はすべて小豆島産です。

主菜は、時期によって変更になります。例えば、春はサワラ、夏から秋にかけてはエビやタイなどのフライ、冬はカレイやシタベラなど。どの時期にきても、違う食材が味わえるのも魅力の1つです。


日本の名水百選である「湯船の名水」。標高400mを誇る湯船山の山腹から水が湧き出し、棚田をはじめ、中山集落の家庭にも水が引かれています。こまめ食堂では、飲み水としてはもちろん、料理をする際にも使用されています。

水は、癖がなく飲みやすいのが特徴。何度もおかわりしたくなるほどの美味しさでした。


そのほか、小豆島のオリーブ牛を使用した「小豆島オリーブ牛バーガー」や小豆島の名産のそうめんを味わう「そうめん定食」など、メニューが豊富。

のどかな風景を見ながら、小豆島のぜいたくな料理を味わい、ゆっくりとした島時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。



まだまだある小豆島の観光名所

小豆島に来たなら、訪れたい観光地が盛りだくさん。

まず1つ目は、恋人の聖地「エンジェルロード」。1日2回の干渉時のみ現れる「エンジェルロード」は、いつしか「恋人の聖地」と言われるようになりました。大切な人と手を繋いで渡ると、2人は結ばれるとも言われています。


エンジェルロードの手前にある「約束の丘展望台」。頂上に到着すると、まず目に留まるのが「幸せの鐘」です。幸せを願い、カップルをはじめ多くの観光客が訪れます。

また展望台には、貝殻やハート形の絵馬がずらりと掛けられています。幸せを願って絵馬を掛けるのもいいですね。


2つ目は、約2,000本のオリーブを栽培している「道の駅 小豆島オリーブ公園」。近年、白いギリシャ風車が、若者の間で話題になっています。映画『魔女の宅急便』のロケ地になったことから、魔法のほうきに乗って空を飛ぶ写真を撮っている方がかなり多くいました。


風車のほか、オリーブを使用した化粧品やお菓子、オリーブオイルのように小豆島産のオリーブが勢ぞろい。「道の駅 オリーブ記念館売店」では、小豆島の特産品やオリーブなどお土産にぴったりの商品が取り揃えられています。


オリーブ記念館内には、オリーブソフトが食べられるお店もあります。

中でも私のおすすめは、期間限定のオリーブオイルがかかったソフトクリーム。オリーブ風味のソフトクリームに、オリーブオイルがかかり、風味豊かなオリーブを感じられます。ソフトとの相性も良く、オリーブの香りと味を堪能できました。

ほかにも、ソフトクリームのメニューは豊富なのでぜひ味わってみてください。



まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は、絶景の「こまめ食堂」と小豆島のおすすめ観光スポットについて紹介しました。特産品のオリーブをはじめ、小豆島の食材や自然などを楽しんでみてください。

ゆっくりした島時間を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。



このしおりのライター

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