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2021-09-19

【いくつ知ってる?】世界一周した私が選ぶ! 世界の「青」が綺麗な景色7選


世界には、自然によって生み出されたものも、人の手によって作られたものも、想像を越えるような、あるいは想像だにしなかったような美しい景色がたくさんありました。

今回はその中でも「青色」が印象的だった絶景を写真と共にご紹介します。



▶︎ ヨーロッパ

1.イタリア 「タオルミーナ」

イタリアのシチリア島にあるリゾート地。
イタリア南部だとナポリやアマルフィなどが観光地として人気だが、ぜひもう一歩足を延ばしてシチリア島も訪れてほしい。


タオルミーナは街の雰囲気がすごく良かった。賑やかかつゆったりとしとしている“いかにもリゾート地”な空気感が心地よく、治安も良いので夜も賑やかで、フラフラ歩くのがとても楽しかった。


シチリア名物のグラニータ(かき氷的なスイーツ)が美味しい。
グラニータとブリオッシュを一緒に朝食として食べるのがイタリア流らしい。



2.イタリア 「ランペドゥーザ島」

イタリア最南端の離島。
日本でも「船がまるで空を飛んでいるように見える」という景色で有名になった島。
実際に見ても本当に宙に浮いているようで映像の世界のようだった。また、メインのビーチの海も今まで見たことがない格別の美しさだった。


さらに驚いたのが海の中。
潜ったら本当に透明そのもので、まるでプールに魚が放たれているようで現実味がなかった。



▶︎ 南米

1.チリ 「パイネ国立公園」

パタゴニア地方にある自然公園。
パイネ国立公園ではトレッキング中に何度も壮大で美しい景色に出逢えたが、中でもエメラルドグリーンの巨大な湖(Lago Nordenskjold)を見たときには思わず長時間足を止めて眺めていた。


パイネ国立公園がある「パタゴニア地方」は、アルゼンチンとチリの両国に跨る南米南端の地域一帯のこと。美しい山景色や巨大な氷河など多くの絶景スポットがあり、日本からパタゴニア地方だけを短期間でまわりにきた日本人旅行者にも出会った。



2.ボリビア 「ウユニ塩湖」

言わずと知れた「絶景の代名詞」のような場所。
360度地平線の彼方まで青空が見られ、また、それを映す塩水の大地。全てが空色になる。


「雨量が少なくない年の雨季」「雨が降って間もない」「晴れている」「風がない」
これだけ条件が揃わないと見られない景色。

さらに夜、満天の星を見るためには雲ひとつない天候がベスト。
一方で朝や日中に鏡張りらしい景色を見るためには、青空の中、ほどほどに雲が出るのがベスト。

写真通りの景色が準備されているわけではない、容易に見られない景色だからこそ、見られたときに大きな感動が生まれる。



▶︎ アフリカ

1.モロッコ 「シャウエン」

街中のいたるところに青色。
淡く柔らかい、涼しげな青色。
まるで氷の世界のようで神秘的な街だった。


シャウエンの街が青色に塗られている理由は、(諸説あるが)ユダヤ教で青色は神聖な色なことが由来だそうな。



2.チュニジア 「シディ・ブ・サイド」

美しい地中海を見下ろすことができる青と白の街。
小さい町だが、まるでアフリカ版サントリーニ島。
「チュニジアンブルー」と言われる青色と白色のコントラストがとても綺麗。


シディ・ブ・サイドが青色と白色で統一している理由は、100年ほど前にここで暮らしていた偉い人(男爵)が青色と白色が好きで「この街は青と白しか建物に使ったらダメ」というルールを作ったからだそうだ。黄色とかピンクじゃなくて良かったね。



▶︎ アジア

ウズベキスタン 「サマルカンド」

「青の都」サマルカンド。

かつては頂点を極め、そして滅びた古代都市の遺跡は、規模も美しさも格別。
「サマルカンドブルー」とよばれる青色のタイルがとても綺麗。
建物の規模とその壁や天井を埋め尽くしている緻密な装飾には思わずため息が漏れる。


夜のライトアップもとても綺麗だった。

サマルカンドは中央アジアの中では比較的日本からアクセスしやすい観光地で(サマルカンド空港もある ※ 日本からの直行便なし)、大型連休等を利用して訪れる人もいる。



▶︎ 番外編

長期旅行をしていると、たまに観光地でもない道中で「名もなき名所」に出会うことがあります。
青色が印象的たった「名もなき名所」を最後に少しご紹介します。



1.東チベットの空

中国の奥地にあるカンゼ・チベット族自治州(通称:東チベット)を訪れると、まず濃い青色の空の色に目を奪われる。
非常に標高が高い地域にあるからなのか、他の場所では見たことのないような空の色を見ることができる。まさに「真っ青」。雲も見たことがないくらい近くにある。

「またあの空を見るために東チベットを訪れたい」と思うほど、魅了される空の色だった。



2.キルギス 「通り道の湖」

キルギスはとても想像できないほど、とんでもない規模の大自然を見ることができる。
移動時は、草原の中の一本道をひたすら何時間も車を走らせたりする。
「移動が観光」という表現が正しいほど、道中ではさまざまな雄大で美しい景色が見られる。

中でも移動の道中で出会った湖は“キラキラ”ではなく、まさに鏡のように静かに反射していて、あまりの美しさに泣きそうになったことを覚えている。



3.タジキスタン 「通り道の池」

チャーターしたタクシーで絶景スポット「パミール高原」に行くまでの道中、タクシーのおじさんが「ちょっと寄るね」と突然脇道に逸れた。

その先には、地図にはない今まで見た中で一番綺麗な青色の泉があった。



以上です。いかがでしたでしょうか!

世界には綺麗な景色があふれています。
ネットでいくらでも綺麗な景色が見られる時代になりましたが、知らない景色はまだまだあったり、まだ世の中に広く知られていない、あるいはまだ誰も見つけられていない景色もあるかも、と思うとワクワクしますよね。

今回も皆さんのお気に入りの場所が見つかりましたら幸いです。
好きな景色に出会えたら、いつか是非実際に足を運んで見てください!



このしおりのライター

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