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2021-08-17

【静岡】東京から日帰りでも行ける! 大自然と絶景を楽しむ「下田」トリップ


先日、友人と“満天の星を見に行こう”ということになり、静岡県伊豆半島の先端「下田」に行ってきました。
今までは戦場ヶ原(栃木)や奥多摩(東京)など、山に星を見に行くことが多かったので、海×満天の星は初めてでワクワク!

星空を見たあと、軽く下田観光もしましたよ。



下田の岬に到着!

今回星空を見に行ったのは、伊豆半島の最南端に位置する「あいあい岬」。
私は午前2時すぎに到着したのですが、あいあい岬駐車場にはロープが張られており、深夜は駐車できないようになっていました。しかし、あいあい岬駐車場のすぐ近くにある「ユウスゲ公園駐車場」は24時間駐車可能だったので、こちらに車をとめることに。

街から離れているので光源はほとんどなく、星空撮影にはぴったり。光は漁に出ている船の小さな光だけ。


一眼レフカメラ、三脚、ソフトフィルター、クロスフィルター、充電したバッテリーを持って、星空撮影の準備は完璧!しかし、いざ撮影しようとカメラの電源をつけると...
「メモリーカード未挿入」
という非情なメッセージ...。

メモリーカードがないとどうしようもないので、少し周囲を散策してユウスゲ公園から満天の星を眺めました。
写真には収められなかったですが、アルタイル・ベガ・デネブの「夏の大三角」や、流れ星も見ることができて満足。



朝の「あいあい岬」は絶景!

夜が明けたら、あいあい岬の絶景が目の前に!
着いたときは真っ暗だったので、こんなに素晴らしい景色が広がっていることには気づかなかったです。スケールが大きく、まるで北海道の神威岬のような絶景。満天の星よりも印象に残っている景色です。

朝焼けで、空や雲がオレンジ色に染まっているのも素敵です。


朝焼けの時間が終わると、青い空と海、もくもくの白い入道雲、イキイキとした緑の木々...というなんとも夏らしい光景が広がり、思わず見惚れてしまいました。

深呼吸するたびに新鮮な空気が体に入ってきてとても心地よかったです。朝活最高!



下田の綺麗な海を楽しめる「鍋田浜海水浴場&和歌の浦遊歩道」

あいあい岬から車で30分ほどの場所にある「鍋田海水浴場」。早朝だったので誰一人おらず、絶景ビーチを独り占めできました。関東近郊の海はあまり綺麗なイメージがないですが、下田の海は澄んでいてとても綺麗でした。海の色はブルーというよりもエメラルドグリーン。


鍋田隧道(鍋田トンネル)を歩いて通って、「和歌の浦遊歩道」へ。
トンネルが額縁の役割をして、絵画のような景色を見ることができました。朝日に照らされてキラキラ輝く海が美しい!


トンネルを出てすぐ海。ここは海水浴場ではないため、足元は砂ではなく石や岩がゴロゴロとしているうえ、かなり浅いので遊泳には向きませんが、足をつけて涼を取ることができました。まるで川のような透明度にびっくりしました。



下田魚市場にある食堂「市場の食堂 金目亭」

せっかく下田まできたので海鮮を食べて帰りたいと思い、朝7時から営業している「市場の食堂 金目亭」へ。鍋田浜海水浴場からは車で10分ほどです。

6時55分ごろ到着したのですが、すでに10組ほど待っていました!
待っている人はたくさんいましたが、店内は広くて席数も多いので、余裕で入ることができましたよ。


私が注文したのは「極上金目煮付定食(1,600円)」。お刺身もついていました。
金目鯛の煮付けは、箸を入れるとスーッとほぐれるほど身は柔らかく、あまじょっぱいタレがよく染み込んでいて絶品!他のお店で食べる金目鯛の煮付けよりもかなり甘めの味付けでした。

トッピングは海藻だけというシンプルなお味噌汁もかなり美味しかったです! ちなみに朝は、お店の外に貼ってあるメニューよりも注文できるメニューが少なかったです。



星空の撮影はできませんでしたが、下田では大自然を感じることができ、絶品の海鮮を食べることもでき、大満足の旅になりました。
東京から日帰りでも行けるのでぜひ足を運んでみてください!



このしおりのライター

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