人類のラストフロンティアのひとつと呼ばれるアラスカ。未開の大地は野生動物の宝庫にして、人を拒む大自然。その中央部に構えるのが、北米最高峰マウント・デナリを抱くアラスカ・デナリ国立公園。
先住民に敬意を表するため、先住民の呼称であるデナリ(偉大なモノの意)に近年名前が戻されたことからも、長い歴史の中でこの土地がどれだけ先住民にとって重要な場所なのかがわかります。
国立公園に入ると、ツンドラや永久凍土などの影響により、思ったより森は少ないです。ただし大型の野生動物の影は濃く、油断は禁物。
マウントデナリまで辿り着ければ大冒険になることは間違いなく、付近には豊かな生態系に証明されるかのような手付かずの自然が残り、訪れる者を魅了しています。
ぜひ一度、世界でもっとも文明から遠い場所のひとつを冒険してはいかがですか?