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2020-12-02

のんびり山陽電鉄で 海を眺める旅をしよう! その②「須磨浦山上遊園」


山陽電鉄は、「シーサイドエクスプレス」と呼ばれる別名がある通り、電車に乗ると海を眺められる路線として知られています。前回、山陽電鉄に乗って絶景を楽しむ旅をご紹介しましたが、今回も引き続き山陽電鉄沿線の絶景ポイントをご紹介します。


※「須磨浦山上遊園」は2020年11月4日〜2021年3月中旬ごろまで休園予定です。営業に関する最新情報は公式サイトにてご確認ください。



須磨浦山上遊園

須磨浦山上遊園に向かうため、山陽電鉄の須磨浦公園駅で降車。駅の目の前が海!という何とも素晴らしい場所に須磨浦公園駅はあります。


須磨浦山上遊園には、展望台やバーベキューテラス、レトロなゲームがたくさんあるゲームセンター、サイクルモノレールなどがあります。どちらかと言えば、景色を楽しみながらのんびりゆったりする場所です。また、それらの施設に行くまでのロープウェイやカーレーターなどが有名です。

まずは駅に隣接しているロープウェイ乗り場で、ロープウェイに乗ります。


ロープウェイに乗っていると、左手の方にはこんな景色が!須磨海岸の方面です。


ロープウェイを降りると、このような看板があるので、行ってみました。

先ほどのロープウェイ乗り場の写真で少し感じた方もいらっしゃるかもしれませんが、須磨浦山上遊園の看板は少しレトロな雰囲気で、それもまた興味深いです。


さて、東部展望台に上ると、眼下180度すべてが海!という素晴らしい景色です。ベンチもあるので、ここでお昼ご飯を食べるのもいいかもしれません。

右手には明石海峡大橋を望むことが出来ます。

東部展望台で景色を満喫した後は、カーレーターに乗ってさらに上まで目指します。カーレーターを上ったところには、回転展望台と呼ばれる展望台があるため、そちらに向かいます。


「カーレーター」という名前はあまり聞いたことのない乗り物名だと思います。昭和41年に開通された乗り物で、急勾配を少し揺れながら展望台まで上ることが出来て、まるでアトラクションのようなものです。下の写真にある緑の乗り物が、カーレーターです。


乗り始めは少しガタガタと揺れて怖いですが、乗ってからは急勾配に少し驚くものの楽しく上に上がることが出来ます。なかなか乗ることのない珍しい乗り物なので、感動しながら乗っていると、途中からは海の素晴らしい景色を見ることが出来ました。


カーレーターを降り、回転展望台に向かいます。

この建物内にはレトロな雰囲気のゲームセンターがあるのですが、コロナ禍で営業を縮小していたため、今回は楽しむことが出来ませんでした。いつかまた訪れた際に楽しみたいと思います。


ところで、回転展望台とはなんぞや、と不思議に思われる方もいらっしゃるかと思いますが、名前の通り、回転する展望台です。私たちが見たい景色のある窓へ移動することなく、ガラス張りになった展望台に設置された好きな椅子に座っていれば、展望台が回ってくれるので360度景色を楽しむことが出来る、というものです。約45分で一周するので、併設されている喫茶で軽食を購入し、それをいただきながら景色を楽しめます。


このほかにも、一人乗りの観光リフトや、サイクルモノレールなどを楽しむ場所があり、まったりと須磨の景色を堪能出来ます。
子供連れだけでなく、意外と大人女性やカップルなども訪れていたのが、印象的でした。



須磨浦公園駅前の素敵なカフェ「TOOTH TOOTH Sea Side Café」

須磨浦公園駅すぐ目の前にはおしゃれなカフェもあり、こちらは混んでいなければ外で海を見ながらランチをいただくことが出来ます。

おいしいパスタもいただくことが出来、大満足の小旅行でした。



残念ながら、須磨浦山上遊園のロープウェイが来年3月中旬まで工事期間となるため、須磨浦山上遊園の施設全体が営業休止となるようです。営業が再開され、暖かくなる春にぜひ訪れてみてください。


このしおりのライター

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