イタリアのカプリ島にある絶景スポット、青の洞窟。
以前の記事で、私がこれまでに見た中で5本の指に入る絶景 としてご紹介させていただきました。
今回はそんなイタリアの青の洞窟について詳しくご紹介します。
青の洞窟とは
カプリ島の断崖絶壁にわずかに開いた入り口から洞窟の中に入ると、青い光で満たされた神秘的な空間が広がっています。
洞窟内に入った太陽光が石灰を多く含んだ白い海底に反射することで、海が青く輝くのだそうです。
青の洞窟の入り口は幅約2メートル、高さ約1メートルと非常に小さいため、波が高い時には入ることができません。
6月~8月の夏場、午後よりは午前中の方が入れる確率が高いと言われています。
アクセス
ナポリを拠点にするのが一般的かと思います。
ナポリのベヴェレッロ港から高速船で約1時間ほどでカプリ島に到着後、カプリ島のマリーナ・グランデ港から青の洞窟前に行くための船に乗り換えます。
そして約10分ほどで青の洞窟前に到着すると、洞窟に入るための手漕ぎボートに乗り込むのですが、その順番が来るまで船の上で待つことがあります。
私が行った時も1時間ほど待ちましたが、長い時は3~4時間待つこともあるそうです・・・。
船が苦手な方は陸路で洞窟前まで行く方法もあります。
カプリ島に着いたらバスでアナカプリというところまで行き、アナカプリで青の洞窟行きのバスに乗り換えます。
洞窟の前に到着したら、岩場の階段を下ったところから洞窟に入るための手漕ぎボートに乗り込みます。
ここでもボートに乗るための待ち時間は発生しますが、船の上で長時間待つのが不安な方は陸路も検討されるとよいかと思います。
青の洞窟に行く前にお伝えしたいポイント
次に、青の洞窟に行く前に知っておいてほしいポイントを5つお伝えします。
①朝はなるべく早めの出発を
青の洞窟には、午前中の方が入れる可能性が高く、また美しく見えると言われています。
また、午後遅めの時間になるほど待ち時間も長くなる傾向にあるかと思いますので、できるだけ朝早めの出発をオススメします。
②カプリ島に着いたら早めに船を降りる
混んでいる時期の場合、カプリ島から青の洞窟前に行くための船が青の洞窟の前に着いた順で、青の洞窟に入るための順番待ちをすることになります。
カプリ島に着いたら早めに船を降り、青の洞窟に行くための船に乗り換えていただくとよいかと思います。
③船酔い・熱中症に注意
「アクセス」でお伝えしたように、青の洞窟前まで船で行く場合、ナポリからカプリ島、カプリ島から青の洞窟前、そして青の洞窟に入る際の手漕ぎボートと、3つの船に乗ることになります。
また、青の洞窟に入れるまで、船の上で長時間待機する場合があるので、船酔いや暑さで辛そうにしている方もいました。
酔い止め薬や日焼け止め・帽子を持参するなど、船酔いと熱中症にはご注意ください。
④汚れてもいい服で
青の洞窟に入るための洞窟の入り口は思った以上に小さいです。
本当にここを通れるの!?と驚くほどでした。
洞窟に入る際は手漕ぎボートの床に寝そべることになりますので、多少汚れてもいい服で行っていただくことをオススメします。
⑤なるべく滞在最終日は避ける
ナポリやカプリ島に何日間か滞在する場合、できるだけ早い日程で青の洞窟にチャレンジしていただくと、万が一初日に見られなかった場合も翌日以降に再チャレンジしていただけるかと思います。
時間があればカプリ島観光もぜひ!
私が行った時は青の洞窟に入るまでに結構時間がかかったこともあり、ナポリへの帰りの船の時間も迫っていたため、青の洞窟を見た後はランチだけ食べてすぐカプリ島から帰ってきてしまいました。
カプリ島もとてもかわいい街並みですし、景色のよい展望台などもあるので、お時間がある方は散策したり、場合によってはカプリ島に宿泊するのもよいかも知れません。
いかがでしたでしょうか。
青の洞窟はアクセスが容易とは言えないことと確実に見られるものではないことから、なかなかハードルが高いと感じるかもしれませんが、その分見ることができればきっと忘れられない光景になると思います!
いつか行く機会がありましたら、ぜひ参考にしていただけると幸いです。