山と海に囲まれた静岡有数の温泉地「伊東温泉」は、およそ1,000年前に開湯し、江戸時代には3代将軍・家光に献上湯も行っていたという名湯。
その魅力は温泉だけにとどまらず、温暖な気候を活かして栽培されたさまざまな農作物や海で獲れる新鮮な海鮮といった「食」、赤城山や相模湾の「自然」などたくさんの魅力で溢れていました!
今回は、そんな魅力溢れる「伊東温泉」に行ってきたのでご紹介します!
また旅行を楽しめる状況になったら、ぜひ訪れてみてくださいね。
遊覧船で相模湾をクルージング
温泉に行く前に、伊東温泉の周辺観光の中でも人気な「遊覧船」に乗りました。100名弱が乗れる遊覧船で相模湾を1時間ほどクルージングします。
乗客は前半と後半に分けられ、前半組は先にデッキに上がり、相模湾の心地よい潮風を浴びたり、カモメに餌やりをしたりします。餌を投げるとすぐカモメがキャッチしにきていて、カモメたちが人間を怖がる素ぶりは全くありませんでした。それどころか、注意しないと手に持っている餌をついばみにくるので、餌をやるとき以外は隠しておくことをお勧めします。
デッキでカモメと触れ合ったら後半組と交代して、今度は船底がガラス張りになっているスペースで、実際に相模湾に生息している海の生物たちを観賞。多種多様な魚のほかに、まれにウミガメも顔を出すみたいなので、必死に探しましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。次来るときは絶対に見つけてやります!
遊覧船でのクルージングはとても気持ちいいですが、船酔いが怖い...という人は、温泉街をぶらぶらして食べ歩きを楽しんだり、「伊豆ぐらんぱる公園」や「伊豆シャボテン動物公園」などの伊東市を代表する観光名所に行ってみてもいいかもしれませんね。
温泉旅館「淘心庵 米屋」に宿泊
相模湾でのクルージングや伊東温泉周辺の観光スポットで思う存分遊んだ後は、今夜の宿へ。今回、宿泊したのは伊東温泉の中でも有名旅館の「淘心庵 米屋」です。
チェックインを済ませてロビーで待っていると、有名な地元のお茶菓子と抹茶を持ってきてくれました。おもてなしの心が表れていて、すごくこの宿が好きになりました。
旅館といったら温泉だけでなく、食事も楽しみのひとつ。
夕食は、旬の食材や地元の食材がふんだんに使われている、月替わりの会席料理。味だけでなく盛り付けにもこだわっているようで、目でも楽しめる料理でした。
中でも伊勢海老を中心としたお刺身は、口にいれた途端とろけてしまうほど柔らかく、甘味があって格別の美味しさでした。
また、食事と一緒に出てきた地酒はそれぞれの料理に合うようにシェフが選んだ極上のお酒らしく、どれも格別に美味しかったです。細部にまでこだわった料理とお酒は私たちの心を癒してくれ、とても充実した時間を過ごすことができました。
伊東温泉の魅力はまだまだありますが、今回は遊覧船ツアーと宿に焦点を当ててご紹介してみました。伊東温泉は都内から車や電車で約2時間とアクセスがよく、日帰りでも十分楽しむことができます。日頃の疲れを癒しにぜひ訪れてみてください!