豊かな自然に囲まれ、国の名勝・天然記念物にも指定されている宮崎県「高千穂峡」。
素晴らしい景観もさることながら、日本神話に登場する神々が地上に初めて降り立った天孫降臨の地で、パワースポットとしても人気のスポットです。
そんな「高千穂峡」に行ってきたのでご紹介したいと思います!
また旅行を楽しめる状況になったら、ぜひ訪れてみてくださいね!
神々が降り立った「神話のふるさと」
高千穂は、日本神話の中でも有名な逸話の舞台になっており、「神話のふるさと」と言われています。有名な神話には、日本神話の主神・天照大神の孫であるニニギノミコトが神々を連れ、天から高千穂の地に降り立ったというものがあります。
また、天照大神が天岩戸に隠れてしまったという有名な神話も高千穂を舞台にしたものです!
自然溢れる美しい峡谷
高千穂峡は、阿蘇山の火山活動と五ヶ瀬川の侵食作用によってできた峡谷。五ヶ瀬川沿いの遊歩道を歩いていると、高千穂峡でしか見られない雄大な自然を目にすることができました。
長い年月かけて、川に削られ雨や風にさらされ、むき出しになった崖の姿は情緒溢れる絶景でした。
日本の滝百選「真名井の滝」
遊歩道を歩いていくと、日本の滝百選にも選出されている名瀑「真名井の滝」が見えてきました。この写真の景色が見られるのは「高見台」というスポットです。
高見台からの眺めは、ポスターなどでよく見かける高千穂峡を代表する景色。高千穂峡を観光するとなったら高見台は外せないスポットです!他にも「高千穂三橋(神橋・高千穂大橋・神都高千穂大橋)」からも峡谷の美しい風景を楽しめます。
ボートに乗れば真名井の滝の真下まで行くこともできますが、あいにくこの日は大変混雑しており、ボートが3時間待ちだったのでやむなく諦めました。しかし、真名井の滝の神秘さと迫力は少し遠くから十分味わうことができたので満足!
野生動物たちにも会えるかも!?
自然溢れる高千穂峡には、たくさんの野生動物たちがいます。私が見かけたのは野生のトンビや鷹といった鳥たちでした。トンビは上空をぐるぐる旋回していて、時々鳴き声をあげて仲間同士で連携を取っていました。鷹は一瞬しか見かけることができませんでしたが、なんと獲物をとらえる瞬間を見ることができました。瞬く間に獲物を捕まえて自身の巣まで持ち帰っていきました。
管理している方に話を聞くと、鷹と出くわすのはかなり珍しいとのことで、とても貴重な場面に遭遇できてよかったです。
今回はボートに乗れなかったのが少々心残りでしたが、鷹に出会うことができたので、それはそれで良かったかなと思いました。次回訪れるときは是非とも真名井の滝の近くに寄ってみて、存分に堪能したいと思います。