インスタグラムやツイッターで時々見かける「世界一周旅行」の投稿に、「世界一周を人生で一度はしてみたい」と憧れは持つものの、「でもどうやって世界一周をすればいいんだろう・・・」と思っている方もいるのではないでしょうか。
世界一周航空券や、世界一周船旅などの事前にルートが決められているプランもありますが、事前に決められていると自分が行きたかった国に行けなかったり、、「もっとこの国にいたかったのに出発になってしまった・・・」という悲しい声を耳にします。
と言っても、世界一周という大がかりな旅行で、あらかじめ旅行のルートを考えるのはなかなか難しい事ですよね。
そこで、女一人で世界一周をした私がおすすめするルートをいくつかご紹介します。
初心者でも安心!西回りルート
東南アジア、ヨーロッパ、北米の順番に西へ回るルートです。
このルートだと治安が良い地域が多く、観光地化されている場所も多いので、比較的安全に旅行することができます。
また、最初に行く東南アジアは特に日本人旅行者が多い為、日本人に会う確率が高いです。
一人じゃ不安・・・と言う方も、日本人がいるホステルに泊まり、仲間を集めて観光したり、次の国まで一緒に行ったりすることもできちゃうんです。
非日常が味わえる!東回りルート
南米、アフリカ、中東、アジアの順番で東へ回るルートです。
こちらは少し上級者のルートになりますが、日本とは全く違う環境で旅をしたい、予算が少ない中で非日常的な体験をしたい方におすすめです。
デメリットとしては、南米は英語が伝わりづらい地域が多く、場所によっては危険な箇所があるということです。
私が南米を旅していた際に、市場では、ワン、ツー、スリーも通じない場所も多く、「ハウマッチ?」も通じない程、英語が伝わりづらかったです。
ロマンたっぷり!ユーラシア大陸横断ルート
ロシアからユーラシア大陸を鉄道やバスを使って横断するルートです。
飛行機ではなく、「大陸を横断する」ということにロマンを感じますよね。
まずシベリア鉄道で1週間程かけてロシアを横断、そこからドイツやフランス、スペインなど好きな場所に寄り道しながら最後は魔女の宅急便のモデルになった場所と言われているポルトガルで大陸横断終了!
横断を終えてからは、飛行機で北米に飛び、アメリカのニューヨークで贅沢したり、カナダでオーロラを見てから帰国しても良いかもしれませんね。
お金はかかっても良いから、ヨーロッパをじっくり楽しみたい!という方にもおすすめです。
私が回ったルートは西回り!
世界一周が初めての一人旅で不安だった私は、西から回るルートで回りました。
最初はホームシックになりかけたのですが、日本料理のお店に行ったり、日本人のいるホステルに泊まって交流したりすることで、寂しい思いをすることなく、楽しく旅することができました。
日本人のホステルでは、次の国へ一緒に行く仲間を見つけたり、「次はアメリカで待ち合わせしよう」と地球の反対側で待ち合わせをして、日本人8人でキャンピングカーでアメリカ横断をしました。どれも忘れられない思い出です。
いかがでしたか?
自分だけの世界一周のルートを決めるだけで、なんだかワクワクしますよね。
ルート決めのコツは、予算と日数を決める、どのような旅にしたいかということをまず考えることです。
「旅に慣れていないから、安心して旅行したい」「お金はかけず、非日常的な旅行にしたい」など、人それぞれですが、どのような旅がしたいかによってルートが変わってきます。
その大まかなルートの中で、「ここだけは行きたい!」という場所を絞り込んで、その場所のベストシーズンに合わせて行くのもポイントです。
シーズンが合わないことによってせっかくウユニ塩湖へ行ったのに「鏡張りが1週間見れなかった・・・」と言う旅行者や、「目的のサクラダファミリアの当日入場券が買えず、入場できなかった・・・」なんてことも。
せっかく世界一周するなら行きたい場所に全部行きたいですよね。
世界一周ルートは、事前にネットや本で調べてから決めることをオススメします。