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2020-02-20

【沖縄】神の島・久高島で猫たちとのんびり過ごす島じかん


こんにちは。
今回は沖縄県の離島・久高島にあそびに行ってきました。
先に言っておきます。
タイトルにもある通り、猫記事です。
ちょっぴり長めの記事ですが、ぜひ最後までお付き合いください。



久高島とは?

Google Maps

久高島は、沖縄県の東南部に位置する小さな離島。
安座間港から船で15分ほどのところにあります。
琉球の創世神である女神・アマミキヨが舞い降りたとされ、別名「神の島」ともいわれている神聖な島。
古くからのしきたりや祭事も数多く残っており、まさに人と自然が寄り添って生きているような沖縄らしさがあります。

そんな久高島には、猫たちもたくさん住んでいるそう。島好き・猫好きとしてこれは是非行ってみたい!ということで、沖縄を訪れた際に立ち寄ってみました!




安座間港から久高島へ

那覇空港に到着し、レンタカーでさっそく安座間港へ。
安座間港へは、那覇空港から車で約50分ほどで行けます。
久高島への船はだいたい1~2時間間隔で1日に6便ほど(Twitterで運行状況が確認できます)。

少し早く到着したので、待合所付近をぶらぶら...と、さっそく!
第一猫発見!!

待合所の裏で昼間っからごろごろしてました。
平和だなあ。
手前の黒、何枚写真撮ってもずっと舌でてる。。
カメラ向けるといい感じに目線くれるのになんでシャッター押す一瞬で舌だすの、、愛おしすぎる...(笑)

ぼーっと猫たちを観察している間に、あっという間に船の時間。
小さな高速船で久高島へ向かいます。

島へは、15分ほどで到着。
こういった小さな船で小さな島に上陸するときって、はじめて来る場所でもなんだか実家に帰ってきたみたいにほっとしませんか?
船に乗る前とは全く違う時間軸に来たような感覚って、離島ならではだと思います。




久高島は猫ハーレム

船を降り、先にチェックインを済ませるためさっそく今日泊まる宿・久高島宿泊交流館へ向かいます。
宿までは徒歩約10分ほどの道のり。

島の風景をたのしみながら歩いていると、

さっそくいました。
なんか、ついていきたくなる後ろ姿...(笑)
人が近づいても逃げることもなく、ちょいちょい後ろを確認してくる感じがなんだか猫の恩返しに出てくる子に似てるな...と思い宿までの一本道をさっそくコースアウト。

島で初の猫にテンションが上がってしまい思わずついていきましたが、
よく見るとあっちにも、こっちにも猫たちが...!

天国ですか?
さすが神の島。
重い荷物をもったままひたすら猫をストーカーしつづけました。幸せ。。

ようやくチェックインを済ませ、ストーカー再開。
この島の子たち、すごく人懐こいんです。
きっと島の人に可愛がってもらってるんだろうなあ。
なんて考えているうちに、

か、かこまれてしまった...。
え。天国ですか?(2回目)
なんかもう、本当に、ありがとうございます...
猫カフェ並みのハーレムに終始テンション爆上がりでした。。島の人からしたら完全に不審者...




島グルメを満喫して宿へ

猫ハーレムにうはうはしてたら、すっかり夜に。
ということで、島のお食事処・とくじんさんで夜ごはんをいただきます。
こういった小さな離島すごく好きなんですが、泊まったことはなかったので島ではじめて過ごす夜にわくわく...!

店につくと、先客が。あれ、さっきぶり?
(この茶トラの子めっちゃついてきてくれるので逆ストーカーちゃんと名付けました)


ここでは、島のもの天ぷらを注文。
あと、沖縄といえばやっぱり外せないオリオンビール♥

これがまた絶品!さすが島ですよね。もずくの天ぷらってはじめて食べたけど美味しかったなあ...あと、天ぷらにつける塩がめちゃめちゃ合う。
良い塩って本当に食材を引き立ててくれますよね。
塩で食べる天ぷらにオリオンビールって、この組み合わせに勝るものはなかなかないんじゃないでしょうか...?
写真には残せませんでしたが、帰り道に見上げた星空もやっぱり綺麗でした(*^^*)

お腹も心も大満足の一日目が終了。
宿に帰って寝ようと布団を敷いてみると、

ここにも猫ちゃんが!
どんだけ良い島なんだ...全国の猫好きさんたちに全力でおすすめしたい(笑)




伝説が残る岬から朝日を眺める

次の日は朝日を見たかったので早起きして島の最北端・アマミキヨが降り立った伝説が残るはびゃーん(カベール岬)へ。

夜が明ける前の静かな一本道を歩いていて気づいたのですが、この島、どこにいてもずっと海の音が聞こえるんです。
山も音を遮るものもない平地がずっと続いているからでしょうか。海が見えずとも波や海風の音が聞こえるのってすごく不思議な感覚。。自然の音ってこんなに心地良いんだなあと改めて実感。
島の音や風や匂いに五感で癒されるって、都会にいるとなかなか味わえない贅沢ですよね。

40分ほど歩いたところで、はびゃーんに到着。

パワースポットとかあまり信じる方ではなかったのですが、
久高島、絶対になにかある...!(語彙力がなくてすみません笑)
島のガイドに、おすすめの楽しみ方として「神々の宿る場所、人のモノではない空間の広がりを感じてみる。お願事ではなく感謝をする。なにもしないでいる。」ということが書かれていたのですが、久高島を歩いてみてものすごく腑に落ちました。
この感覚はたぶん、実際に来てみないと感じられないものかもしれません。

もう少しゆっくりしていたかったのですが、午後から予定があったため朝の便で本島に戻ることに。

なんとなく帰るのが惜しくてふらっと寄り道した先にも素敵な景色がありました。

久高島、一泊したとはいえ夕方から次の日の朝までほんの半日の滞在でしたが、これまでの旅のなかでもかなり上位に入る満足度でした...!
島も海も猫も大好物の私からすれば文字通り、まさに神の島。
南国ならではの美しい自然や琉球の伝説が息づくパワースポットもたくさんありますが、詳しく紹介しきれなかった分はぜひ久高島のホームページなどを覗いてみてください♪




最後に、島には守るべきルールもたくさんあります。
例えば、島内にあるもの(植物や砂、珊瑚、石など)は持ち出さないこと。
島民が大切に守ってきた聖地も数多く存在するので、立ち入り禁止の場所には決して入らないこと。
こちらもホームページ等で確認できますので、久高島を訪れる際には是非知っておいてくださいね。

聞くところによると、久高島は「呼ばれないと来られない」島なんだとか。
少し長い記事になってしまいましたが、ここまで読んでくださったのもなにかの縁かもしれません...
沖縄には魅力的な観光地が山ほどありますが、たまには少し離れた離島でのんびり島じかんを楽しんでみるのもおすすめです(*^^*)



このしおりのライター

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