若い子がタピオカティー専門店に行列を作るのを横目に眺めていましたが、本場台湾に行ったからには飲みますよ!
ということで、タピオカデビューしてきました。
なお、比較のため飲んだものはすべてブラックタピオカ入りのアイスミルクティーです。
甘さのカスタマイズはせず、標準の味のまま。氷の量を調整してもらえる店では氷ナシでオーダーしました。
それではいってみよう!
台湾の有名チェーン店「50嵐」
黄色のキャッチーな看板が目を引く「50嵐」は台湾全土に店を構える有名店で、台北市内を散策しているとあちこちで目にします。
日本人観光客ばかりでなく、現地の人も購入していました。
これが珍珠奶茶、小粒のタピオカ入りミルクティーです。
大粒のタピオカにしたい場合は波霸奶茶をご注文ください。
小粒がいわゆる普通の大きさのタピオカっぽかったので、大粒だとどんなサイズになるんでしょうね。ストローに詰まりそうだ。
カップのサイズはラージにしました。
が、これがミルクティーもタピオカもかなりのボリュームで後悔しました…。
台湾ではあれこれ食べたい物が多いですし、おとなしくミディアムサイズにしておけばよかったです。
味はさすが人気のお茶屋さん、ミルクティーが美味しいです!
紅茶の風味が濃くて、かなり飲みごたえがありました。
タピオカも、もっちもちで美味しかったです。
カップのデザインが美しい「春芳號」
「春芳號」は、台湾の伝統的な花柄があしらわれたカップが有名なお店です。
店内の壁も可愛いですね(荷物を置きっぱなしで撮影するという手抜き…)。
カップがどれも可愛いなあ。どのカップに当たるのかなあ。
やっぱりオーソドックスな柄がいいなあ。
などとワクワクしながら待つのも楽しいものです。
待つといえば、春芳號の台北忠孝店にオープンと同時に飛び込んだらですね、一番乗りで行列もなかったのですがタピオカを調理中ということで30分待たされました。
平日の朝っぱらからタピオカティーを飲む人はいないのでしょうか…。
30分待ってようやく出てきたカップは。
まさかの桜モチーフ!
えー、日本人にとっては見慣れ過ぎて面白くない…。
ひょっとして気を遣われて日本らしい柄にしてくれたのかもしれませんが、せっかくなら思いっきり台湾っぽいカップで飲みたかったです。
味はどうかというと、これといって特に…という印象でした。ミルクティーが素晴らしく美味しいわけでもなければ、タピオカも普通。
カップの「映え」っぷりを楽しむお店ですね。
観光地の穴場タピ!? 九份の「饗喝」
九份観光を終えて台北へ帰る間際、帰りのタクシーの中でタピオカティーを飲もうと思い立って急いで買いに走りました。
九份の商店街にもタピオカ屋さんは多いのですが、時間がなくて吟味している余裕はなし。ということで、商店街入口から最寄りの店に寄ったといういい加減なチョイスで「饗喝」で買いました。
観光地だと何がいいって、親切に日本語が書いてあることですね。
店のおばちゃんは片言の日本語が喋れるし、カップにストローを挿すところまでやってくれるし、至れり尽くせりでした。
味はですね、なんとすごく美味しかったです!
もちもちのタピオカは単に食感を楽しむためのものではなく、きちんと黒糖の風味が効いていていました。
3店舗の中では饗喝のタピオカティーが一番好きかも…というくらい美味しかったです。
いやいや、タピオカの世界も奥深いものですね。若い子がハマるのも、ちょびっと理解できたような気がします。
とはいえ一生分タピってきてしまった気がするので、日本で並んでまで買うかは、どうでしょう…。
皆さんも台湾へお越しの際は本場のタピオカをご賞味くださいね。