▲ 両国の住宅街にオープンした「Theater Zzz」
新しいカルチャーが次々と生まれながらも東京の下町感を残す、台東区・墨田区・江東区のイーストトーキョーエリア。そんなイーストトーキョーエリアにある両国に2019年8月23日(金)、泊まれるシアター「Theater Zzz(シアター ズィー)」がオープン!
Theater Zzzは、“お茶・映画・旅”という3つの要素が1つの空間で楽しめる施設。併設された茶屋「CHASURU」で好みのお茶を嗜み、芝生のスペースで映画鑑賞をし、テント宿泊でちょっとした旅気分を味わうことができます。
そんなTheater Zzzのオープン前に開催された内覧会に、編集部が行ってきました!
芝生の上でフリーな時間を楽しめる
▲ 靴を脱いでリラックスできる芝生のスペース
Theater Zzzの芝生のスペースは、靴を脱いで思いっきり足を伸ばすことができるので解放感たっぷり。時にはカフェスペース、時にはシアター & 宿泊スペースにもなる、フレキシブルな遊休空間です。
▲ シアターの起源である野外劇場のような形状
訪れた人が用途に応じて自由に利用できるスペースで、友人や恋人とお茶を飲みながら会話を楽しむ、1人で黙々と自分の世界に入り込んで作業をする、偶然居合わせた人とおしゃべりしてみるなど、使い方は人それぞれです。
映画は18:00ごろから22:00ごろまで、バックグラウンドビデオで随時上映。
Theater Zzzのシアター設備で特筆すべきは、映画館にも引けを取らない音響設備です。7つのスピーカーで360°のフルサウンドを実現しており、心臓に響く重低音が心地いい!
芝生にテントでピクニック気分
▲ 2〜3人用のテント
テントは全部で16個。お昼の時間帯でもテントを張ることができるので、泊まらずとも室内でちょっとしたピクニック気分が味わえます。テントは少しプライベートな空間で自分の世界にこもりたいという方にもおすすめ。
▲ つなぎ目を開けてテントの中から映画を見ることも可能
斬新な空間デザインのように思いますが、空間を壁で完全に仕切らず、外との境界が曖昧なテントで仕切るというのは、障子などで空間を分ける日本の伝統的な空間デザインと通ずるものがあります。
▲ 使っていないテントはくるくる丸めて天井へ
天井に丸めて吊り下げられているテントは、誰でも簡単に張ることができます。テントはカスタマイズ自由で、基本は1人用ですが、隣のテントと合体させて2〜3人用のテントにすることだってできます。ドミトリー利用の際は、1テント4000円〜。
併設する「CHASURU」で気分に合わせてお茶を選ぶ
▲ 日本茶アーティスト 茂木雅世氏監修の「CHASURU」
Theater Zzzに併設している創造型茶屋「CHASURU」は、12:00〜17:00は茶屋として、19:00〜23:00はお茶BARとして営業しており、宿泊していない方でも立ち寄ることができます。夜にはお茶を使った「焼酎お茶割り(税別 600円)」などのアルコールドリンクも。
▲ その時の気分で選べる3種類のお茶
▲ お茶にトッピングできるお花
「SUKICHA 数寄茶(税別 400円〜)」は自分の体調や気分に合わせてお茶の種類、お茶に追加するお花やフルーツを自分で選ぶことができます。甘味も入れたら、組み合わせ方は100通り以上!
▲ 美味しい組み合わせが一目でわかる
お茶やお花の効果、おすすめの組み合わせ方などもメニューに書いてあるので、全然お茶のことがわからない、美味しい組み合わせがわからないという人でも安心です。
▲ やまなみ紅茶 + 薔薇 + イチゴ
編集部は、やまなみ紅茶 + 薔薇 + いちご をチョイス。お湯は3煎目までおかわり可能なので、1杯目は紅茶だけで、2杯目は薔薇を足して、3杯目はフルーツも入れていただきました。
クセのないやまなみ紅茶は薔薇の香りと衝突せずに見事にマッチ、そこにイチゴを足すとフルーティーさとほんの少しの甘味と酸味が加わります。3杯とも味と香りが違うので、最後まで飽きずに飲むことができます。
手ぶらでも大丈夫?
▲ アメニティーと館内着
Theater Zzzに宿泊する際、館内着やタオルを借りることができます。歯ブラシやカミソリなどのアメニティーもあるので、手ぶらでも大丈夫です(レンタルタオルのみ+100円)。
さまざまなイベントも開催
▲ さまざまな形態で利用可能
「シネマティーパーティー」や「パジャマシネマ」など映画に関するイベントから、「伝統工芸ワークショップ」や「フードコレクション」など映画とは別ジャンルのイベントも開催予定。
面白そうなイベントがたくさん開催されるので、公式サイトを随時チェックしてみてください。
公式サイト:Theater Zzz
Theater Zzzで非日常体験を
▲ さまざまな目的で集まれるTheater Zzz
今までの宿泊施設とは一線を画す、泊まれるシアター「Theater Zzz」。
オープンしたばかりにもかかわらず、2019年の年末まで、週末は予約でほとんどいっぱいなのだそう。宿泊したい方は平日に泊まるか来年まで待つ必要がありそうです...。
昼間は予約しなくても入ることができるので、ふらっと立ち寄ってみてくださいね。