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【クロアチア】真夏のドゥブロヴニクの城壁巡り攻略はこれだ!


クロアチアの南部にあるドゥブロヴニクは、アドリア海に面した風光明媚な街です。
見所のひとつは旧市街をぐるりと囲んだ城壁。なんとその上を歩くことができて、美しい街を高い目線から堪能することができます。


この記事では真夏にドゥブロヴニクの城壁巡りをする際の攻略方法をお伝えします!



真夏の城壁巡り、気になる服装や持ち物は?

夏のドゥブロヴニクは暑いです。地中海特有のカラッとした暑さなので爽やかではありますが、水分の消耗が激しく、油断すると熱中症になる危険性もあります。
ワタシもドゥブロヴニクを散策していて、途中でひどい頭痛を起こしました…。


そのため、まず必携なのは、です。
街の中なら噴水から給水することが可能ですが、城壁の上にはさすがに噴水はありません。

城壁の上にもところどころに売店はあるけれど、下に降りればタダで補給できる水を買うというのは何とも癪に触るものです。そのため、事前に大きめのペットボトルに水をしっかり詰めてから城壁巡りに挑んでください。

それからオススメしたいのが、塩タブレットや梅干しなどの塩っ気のある食べ物です。

城壁の上の売店ではアイスクリームなどの甘い物は入手できるのですが、しょっぱい物はないんですよ。

そのため、疲れたときに「ああ、塩飴を持ってくればよかった…」と思いました。
熱中症対策グッズは日本の方が充実しているので、塩系食品はぜひ日本で調達していってください。



それから気をつけたいのが服装と靴です。

足元が石でつるつるしているし、結構高低差があるので、靴はしっかりしたトレッキングシューズやスニーカーがオススメ。ハイヒールのサンダルとかもってのほかです。
ビーサンで歩いている強者もいますが、踵のホールドがないと途中でツラくなると思います。
じっくり見て回ると1日中歩くことになるので、怪我や疲労防止のためにも歩きやすい靴で臨んでください。

そして服装ですが、
アジア人は日光対策というとすーぐ厚着をして日傘をさすけれど、アレはヨーロッパでは浮きます。ヨーロピアンは日差しガンガンでもタンクトップとショートパンツでうろうろしますからね。

とはいえ、ドゥブロヴニクではアジア人観光客も多く、アームカバーに日傘という格好の人がそこまで珍しいわけでもありません。ですので、アジア人スタイルを貫くのもあり。
しかし、城壁の上は場所によっては狭いので、日傘はやはり迷惑です。帽子やサングラスで対策してください。

また、店の軒先などの日陰が少ないので、城壁の上は直射日光を浴びまくりです。
普段日光を浴びていない人が歩き回るにはツラいと思うので、長袖・ロングパンツが無難です。
ただし、要塞の中では風が通らず、かなり蒸し蒸しとした暑さになります。そのため、脱ぎ着のしやすい服装をオススメします。





城壁巡りのスタート、ピレ門は混雑しているから避けるべし!

城壁に登るための入り口は3カ所。ピレ門、プロチェ門、聖イヴァン要塞です。
この内ピレ門が最も分かりやすく人気もありますが、その分混雑します。夏のハイシーズンでは城壁に入るための行列が出来るほど。

ワタシがオススメするのはプロチェ門です。

港のすぐ近くの門で、ピレ門が行列しているときもプロチェ門は空いていました。チケットをサッと買えます。




城壁巡りのハイライト、ミンチェッタ要塞からの眺めがベストな時間帯は?

ドゥブロヴニクの城壁の一番の見所は、ミンチェッタ要塞です。


城壁内で最も高い位置にあり、ここから眺める街と海は最高です。
ひーひー言いながら要塞を登り、アドリア海の風を浴びながら美しい風景を眺めると、疲れも暑さも吹っ飛びます。

この景色を眺めるためには、ミンチェッタ要塞へ登るのは午後をオススメします。
ミンチェッタ要塞が位置するのはドゥブロヴニクの北西。午後なら順光で街を眺められるわけですね。

午後にミンチェッタ要塞へ辿り着くためには、昼頃にプロチェ門から入ります。
旧市街の屋根を眺めつつ城壁楽しいなーと歩きます。

すると、まださほど疲れていない内にミンチェッタ要塞へ登ることになります。

これがピレ門から入ると、ミンチェッタ要塞は城壁巡りの最後に来ます。炎天下に歩き回ってへとへとの状態からの要塞登りなんて最高のシチュエーションじゃん! というMっ気のある人以外にはオススメできません。




真夏ならではの風景が楽しい!

城壁から旧市街を眺めるのは、もちろん楽しい。


それでいて、美しい海も見応えがあります。


シーカヤックに興じる人々。

城壁でも暑いのに、日差しガンガンの海に出るとは酔狂な…と思いつつ、自分もやってみたくなります。

岩場の海水浴場。

ドゥブロヴニクには、旧市街の外に人工的に作られたビーチがあるだけで、ほかはこうしたゴツゴツの岩場が海水浴場になっています。こんな狭い場所でなぜ…と思いつつ、自分も泳ぎたくなります。

巨大な豪華客船。

クルーズの寄港地になっているドゥブロヴニクでは、頻繁に巨大な客船が行き交っています。ゆったりと海を航行している船を見ると、さぞやお高いんでしょうね…と思いつつ、自分も乗ってみたくなります。




真夏のドゥブロヴニクは楽しい!

城壁を一周した後は、プロチェ門近くの港でシーフードを召し上がれ。
レストラン「ロカンダ・ペスカリヤ」は美味しいシーフードを安くたっぷり食べられるのでオススメです。





地中海の太陽を存分に味わうには、やはり城壁巡りは真夏が最高です。皆さんもぜひ美しいアドリア海の真珠を城壁の上から堪能してください!




このしおりのライター

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