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2018-11-04

【チリ】絶景の宝庫! 謎に包まれた孤島「イースター島」での過ごし方

チリの首都サンティアゴから西に約3,700kmに位置するイースター島。太平洋の絶海の孤島と呼ばれ、世界遺産に登録されています。

イースター島と言えば思い出されるのは巨大な石像のモアイ像!イースター島には1,000体以上のモアイ像が残されていて、12世紀から15世紀の間に作られたと言われています。全て異なる表情、大きさとなっており、どのような理由で、誰が作り、どのように運んだのかなど、謎に包まれています。


▲ 島を、島民を、ずっと見守っています。

▲ 横たわるモアイも。登ってしまう人もいるようですが、看板をみて、入ってはいけないところを見逃さないようにしてください。


世界一周の間にイースター島に6泊7日滞在しました。夢のイースター島! モアイの謎、絶景巡り、一度訪れると二度と忘れることのできないその魅力をご紹介します。





イースター島ではどこに泊まるの? 買い物は? 回り方は?

イースター島へ行くには各地から飛行機で向かいます。空港からすぐのハンガロア村には、リゾートホテルやキャンプ場、バックパッカー宿があります。また、小さな商店や美味しいワインを安く購入できる酒屋、レストラン、島内を楽しむためのレンタカー、レンタサイクルショップ、朝市、島民が通う教会など、歩いて回れる範囲に多くの店が開かれており快適に過ごすことができます。

食料や日用品を購入することが出来ますが、注意していただきたい点があります。ハンガロア村内の店は開店時間や閉店時間が曖昧な所が多いです。夕方には閉まる店も多いです。また、物価もチリ本土に比べると高めです。国内線であれば食料の持ち込みも可能なので、イースター島に来る前に購入しておくといいと思います。

ちなみに、私はキッチン付きの宿(日本人宿ハレカポネ!レンタカーのシェア仲間も見つけられます)に宿泊して毎日自炊をしました。チリのサンティアゴのスーパーマーケットで缶詰・パスタ・インスタントスープ・菓子を購入していきました。本土と島ではだいぶ物価も変わっていたので事前に購入してよかったです。もし、シャンプーなどの日用品の購入を考えている方は、日本から持っていくか、島に入る前に購入することをお勧めします。

▲ 宿の人たちと仲良くなって、シェア飯!



島は一日あれば車やバイクで一周できる広さです。どの店も24時間レンタルが基本です。朝日も夕日も眺めたい方は昼過ぎにレンタカーを借りて、次の日の朝に早起きをして朝日アタックをして、返却という形がおすすめです。バイクや自転車の人もいますが、天気が変わりやすいため、車がおすすめです。また、数日かけて徒歩で回る人もいるようですが、島内にはバスなどの公共交通機関がないことや、街灯も少なく道も舗装されていない所が多いため、おすすめしません。ぜひ、シェア仲間を見つけて車で島巡りしてみてくださいね。

▲ ボロボロのレンタカーを格安で借りました。

▲ 快晴の中、レンタルバイクで回るのも最高です。





イースター島の絶景と共に召し上がれ!

▲ ラノララクのモアイ像。埋まっていたり、倒れていたり、表情も様々です。

・売り切れ必須!ラノララク入り口カフェのバナナケーキ

ラノララクというモアイがゴロゴロとみられるスポットがあります。その入り口付近にあるカフェで売っている毎日焼き立てのバナナケーキが絶品!!バナナたっぷりで余計な甘さがなく、もっちりとした口当たり。2日間通って食べました。とても人気で午後になると売り切れになっていました。島巡りのおやつにどうぞ!


・焼きたて、ついつい手が伸びちゃう!エンパナーダ。ワインと一緒にどうぞ。

ハンガロア村にはメインロードがあり、毎日焼き立てのエンパナーダを置いている店が数件あります。エンパナーダとは、チリの郷土料理で肉やチーズや野菜を包んだパンです。オーブンで焼くものと揚げたものがあります。チリの本土でも多く見かけますが、イースター島のエンパナーダが一番おいしい!どのお店も大きめのサイズで、焼きたてのエンパナーダが食べられます。ツナのエンパナーダが有名ですが、売り切れていたため、私はキノコとチーズのエンパナーダを食べました。アツアツのエンパナーダと島内でも手に入る激安ワインは相性ピッタリ!ぜひ挑戦してみてくださいね。





モアイ像と◯◯!おすすめスポット!

▲ 15体のモアイ像が並ぶ、トンガリキ。

イースター島の朝日と言えば、15体のモアイ像がずらりと横に並ぶトンガリキがおすすめです。朝日が昇る前に車で向かい、カメラのスタンバイをしておくと余裕を持って眺められると思います。海の向こうから朝日が昇る様子はとても綺麗です。


ハンガロア村から徒歩で行ける夕日スポットは、アフタハイという所です。私が泊まっていた日本人宿ハレカポネからは歩いて15分です。天気がいい日は綺麗に夕日が見られます。お散歩にもちょうどいい距離なので、海とモアイ像、そして地平線に沈む夕日を眺めてゆっくりと過ごせます。また、日が沈んだ後しばらくすると星空も綺麗に見えます。モアイのシルエットが、イースター島の夜を盛り上げます。


▲ 夕日の後は余韻に浸りながら、月と星が出てくるのを待ちます。

イースター島は天気が変わりやすく、朝日と夕日が綺麗にみられるかどうかは運次第ですが、時間がある方はぜひ行ってみてください。





島にはこんな場所も・・・

・夜も人が集う謎スポットとは

島内を歩くと、ちょっとしたベンチや公園に人が集っています。実は、島内には公共のフリーWi-Fiスポットが数か所あります。フリーWi-Fiスポットには看板が立っています。分からない場合は島内の人に聞けば教えてもらえます。島内の宿はWi-Fiがついていない所もありますし、ついていても弱い場合が多いです。フリーWi-Fiスポットの方が途切れることなくインターネットが使えます。ぜひ利用してみてください。


・郵便局でパスポートにモアイスタンプ

ハンガロア内にある郵便局では、モアイのスタンプが押してもらえます。パスポートに押す旅人も多いようです。ここでしか押してもらえないレアなスタンプです。例えばイースター島からこのスタンプを押した絵手紙を日本に送るなんてこともできますよ。


▲ イースター島には綺麗なビーチもあります。

▲ 火山口。

▲ 青く澄んだ海も最高です。





最後に

イースター島に行きたいと思っている方、興味のある方は、ぜひぜひ訪れてほしいです。島からモアイと共に眺める風景は素晴らしく綺麗で、遥か昔から時が止まっているような、不思議な感覚に包まれます。一人で毎日モアイと語り合うもよし、新婚旅行でロマンチックに過ごすもよし。一生に一度と言わず、何度も訪れたい、そんな素敵なイースター島です。モアイはいつもそこにいて、皆さんが来ることを待っていますよ!


▲ 日本人宿ハレカポネで繋がった旅仲間たちと。どれが本物のモアイでしょうか?



このしおりのライター