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2018-07-21

【神奈川】日本のハワイ!? 茅ヶ崎の「浜降祭」に行ってきた!


毎日とっても暑いですが、みなさん元気でお過ごしでしょうか?

暑いんだけどハワイに行きたい!けどなかなか余裕が というあなたにオススメしたいのが、都心から1時間で行ける日本のハワイこと「茅ヶ崎」。



なぜ日本のハワイ!?

日本のハワイといえば、ハワイアンズのある福島じゃないの?とイメージされる方も多いかもしれませんが、実は茅ヶ崎は、ホノルルと姉妹都市提携を結んでいるのです。

その昔、今から約80年以上前に、ハワイ製のサーフボードが茅ヶ崎にやってきたことが始まりで、サーフショップやフラダンス教室などがたくさんオープンします。なんと1990年代にはフラダンスの教室が市内に100を超えていたというんですから、茅ヶ崎市民がハワイの伝統ダンス「フラ」をいかに愛しているのかが伝わりますよね。

そして、2013年に茅ヶ崎市がホノルルに姉妹都市提携を依頼し、2014年に提携されることとなったのです。




湘南は祭りが好き!?

少し暖かくなってくると、茅ヶ崎を含める湘南地区では祭りが頻繁に行われます。4月には江戸時代の名奉行 大岡越前が眠る墓があることから、「大岡越前祭」が行われ、大岡越前に扮した人々が練り歩きます。

そして、4月後半にはハワイを感じられる祭「湘南祭」が行われます。

今回私が行ってきたのは、「浜降祭(はまおりさい)」といい、毎年海の日に行われるお祭りです。

浜降祭の数日前から道路沿いには縄が張られていきます。

各商店や銀行などにも浜降祭を宣伝する風情のある絵が貼られていきます。

この浜降祭が終わると、8月に花火大会が行われます。この花火大会の日には茅ヶ崎にゆかりのあるミュージシャン(サザンやaikoなど)がいきなりシークレットライブを行うことがあるので、よーくチェックしてみてくださいね!




浜降祭ってどんな祭り?

浜降祭は、海の日に行われるお祭りで、茅ヶ崎市内にある各神社の氏子たちが神社の神輿を担ぎながら海に入り、「禊(みそぎ)」を行うお祭りです。

昔、2つの神社の氏子同士が喧嘩をし、川に落ちて行方不明になってしまったそうです。数日後、地元の元網が漁の最中に御神体を発見し、茅ヶ崎の寒川にある寒川神社に届けたことが始まりとなり、各神社が毎年神輿を担ぎ、「禊(みそぎ)」を行うようになったそうです。

現在は約40の神輿が集まり、「どっこいどっこい」と掛け声をかけながら、神輿を担ぎ、海に入ります。


驚きなのが、この祭りのスケジュールです。
なんと朝4時に始まり、朝9時に終わります。そんな早い時間に間に合わない!という遠方の方もいらっしゃるかと思いますが、メインの神輿が海に入る姿が見られるのは8時すぎ。少し早いですが、都心から来ても十分間に合います!

8時すぎに着くと、ずらっと神輿が浜に並びます。

驚くのが砂浜にいる観客の多さです。テントを張ったり、海に入っている人も多く見かけられます。

各神社によって飾りや色が違い、見応えがあります。

砂浜で掛け声をかけながら神輿を担ぎ、海に入水します。結構深いところまで進んでいきます。天候によっては海に入らない場合もあるので、見られた方はラッキーだそうです!


海から出たら、そのまま浜を出てどこかへ向かいます。後をつけてみると・・・

道路が一車線通行止めとなり、そこにずらりとトラック、バスが停まっています。昔は早くに各神社を出て、朝4時に間に合うように浜に向かっていたそうですが、現在はトラックで神輿を、バスで氏子を運んでいるそうです。



今年の浜降祭は終了してしまいましたが、8月4日(土)にはサザンビーチ(茅ヶ崎駅より徒歩20分)にて花火大会が行われます!
近場のハワイを感じに、茅ヶ崎に遊びに行ってみてはいかがでしょうか?



浜降祭
開催日時:毎年海の日 早朝(4AM〜9AM)
場所:茅ヶ崎西浜海岸(サザンビーチちがさき西側)

サザンビーチちがさき花火大会
開催日時:2018年8月4日(土)*荒天の場合中止
開催場所:サザンビーチちがさき
打上数:約3,000発
アクセス:JR東海道線「茅ヶ崎」下車徒歩約20分(バス・タクシーあり)

このしおりのライター

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