レッサーパンダの聖地!?「日本平動物園」
今回編集部が訪れたのは、静岡市の「日本平動物園」。
アクセスは、JR東静岡駅からバスでおよそ10分です。動物園のバス停はフラミンゴが目印!
1969年に開園した「日本平動物園」は、飼育動物約160種、面積約13ヘクタールと国内でも有数の動物園。種別計画管理者*として国内のレッサーパンダの血統登録を行っており、種の保存に努めています。
レッサーパンダの風太くんが生まれた動物園としても有名ですよね!
*種別計画管理者って?
(公社)日本動物園水族館協会では、野生動物を次の世代に伝えていくために国内で飼育されている希少動物の中から血統登録を行う種を定め、担当する管理者を全国の動物園・水族館から任命しています。当園には「レッサーパンダ」と「オオアリクイ」の管理者がいます。(日本平動物園パンフレットより)
様々な角度からレッサーパンダを眺める!
こちらの動物園には「レッサーパンダ館」と呼ばれるレッサーパンダ専用のエリアが設けられており、現在7頭のレッサーパンダたちがここで暮らしています。屋内外で、様々な角度からレッサーパンダの愛らしい姿を観察することができますよ。
さっそく発見!
もともとレッサーパンダは木の上が大好きな動物で、動物園でも高いところによく登るそうです。
こちらは2017年6月生まれ、まだまだ子どもで遊び盛りのニコちゃん。大好物のリンゴを、飼育員さんに何度もおねだりしていました。
日本平動物園では毎日、「レッサーパンダのおやつタイム」というイベントが開催されています。モグモグするレッサーパンダの姿は絶対に見逃せない! 公式サイトのイベント情報からチェックしてみてくださいね。
野生では標高1,500〜4,000mの山に生息しており、暑さに弱いレッサーパンダ。これからの季節は屋内にいることが多いかも?
屋内にいたのはニコちゃんのお父さん、タクくん。
2本足で立つ風太くんが話題になりましたが、タクくんも餌をもらうときに2本足で立ち上がりました! 飼育員さんいわく、レッサーパンダの足はかかとを地面につけて歩く構造のため、2本足で立つのは珍しくないのだとか。風太くんは特に好奇心が旺盛で、2本足で立つことが多かったそうです。
もうすぐ赤ちゃんが見られるかも!?
こちらは「レッサーパンダ飼育棟」。
実は今まさに、レッサーパンダは出産シーズン! だいたい6月〜7月頃に生まれるそうです。
飼育棟の中が見えないように目隠しされているのは、もうそろそろ生まれそうな子がいるからなんだそう・・・! 元気な赤ちゃんレッサーパンダが見られるのが楽しみですね!
お土産もレッサーパンダが大人気!
日本平動物園では、お土産コーナーでもレッサーパンダが大人気!
お土産人気ランキング第1位は、こちらのぬいぐるみ(Sサイズ 1,280円)。日本平動物園のオリジナル商品だそうです。確かに、連れて帰りたくなる愛らしさ・・・!
お菓子部門で1番人気の商品は、レッサーパンダクッキー(460円)。個包装入りの可愛らしいクッキーが複数枚入っており、お友達に配る用にもおすすめです。
レッサーパンダに会いに行きませんか?
人々に親しまれ続け、来年50周年を迎える「日本平動物園」。“動物園としてできることは何か?”を考え、希少動物であるレッサーパンダの保護・繁殖に積極的に取り組んでおられる姿勢が素敵でした。
可愛らしいレッサーパンダたちに会いに、あなたも日本平動物園を訪れてみませんか?
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