7つの首長国で構成され1971年に建国したアラブ首長国連邦(United Arab Emirates)。首都アブダビに次ぐ第二の都市ドバイでは近未来的な都市づくりに勤しみ街中が建築ラッシュ。その勢いは止まらず、2020年のドバイ万博に向けて更なる大規模施設の工事が急ピッチで進められています。
お金持ち国家の建築テーマは「どうせ造るなら世界一じゃなきゃ意味がない」!
考えることがお金持ちです。笑
そこで今回はドバイで見てきた世界一の◯◯をご紹介いたします。
1. 地球上で最も高いビル、ブルジュ・ハリファ
映画「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」でトムクルーズが登った、あのビルです。
スタントなしで撮影したというのですから、映画を観ているこちらが手に汗握って冷や冷やしたものです。
記者会見が行われた124Fの展望フロアへ。緑にライトアップされているのは足元にあるドバイモール。これからどんどんネオンも増えるであろうドバイの夜景です。
2. 世界最大の噴水ショー、ドバイ・ファウンテン
ブルジュ・ハリファ前の人工池で繰り広げられる音と光と水のファンタジーショー。
昼間2回、18:00-23:00は00分と30分に開催され、見学は無料です。
夜の部は見逃しました(-_-;)
3. 世界最大級の水槽、Dubai Aquarium & Underwater Zoo
1枚アクリルパネルの大きさは長さ32.88M、高さ8.3M。
この水槽は水族館に入場しなくてもドバイモール内から見ることが可能です。
4. 世界一の高層ホテル、ゲボラホテル
角度で右のビルが高く見えますが、左側の、金で覆われたビルが4つ星のゲボラホテル。
今年2月に開業する前までの世界一は「JWマリオット・マーキス・ホテル・ドバイ」でした。その差わずか1M!
5. 世界最高ランク全室スイートのホテル、バージュ・アル・アラブ
部屋はメゾネット式になっていて最低15万円/室~。
ヘリポートもあるので、地上に降り立つ必要なく、ホテルへアクセスできますよ!
6. 世界最大面積の人工島、パーム・ジュメイラ
上空から見ないと椰子の木のような形状が分かりませんが。
椰子の木の幹の部分には高層高級マンションが、葉の部分にはベッカムやマドンナも購入したというプライベートビーチ付の一軒家が。葉の先端に行くほど物件は高くなるようです。
7. 世界最大のねじれた塔、カヤンタワー
高さ307M、90度のねじれ、このねじれが世界一。
意地でも世界一にしたいという思いが伝わってくるような建造物。
8. 世界最長の無人運転鉄道、ドバイ・メトロ
日本企業(三菱、鹿島、近畿車輌)が参入し建築を請け負っているドバイ・メトロ。ドバイのラッキーナンバー「9」にこだわり2009年9月9日9:09に開通しました。
女性専用車両あり、先頭車両は通常料金2倍のGoldClass、飲食、居眠り禁止。違反をすると罰金が科せられます。
9. 世界最大の屋内スキー場、スキー・ドバイ
砂漠の国では「水」は富の象徴。まして雪など降らないこの土地での「雪」は憧れの存在。
雪遊びもセレブの象徴のようです。
10. 世界一大きな金の指輪
21金製、重さも世界一(約64kg)! ダイヤの様に見える石はただのガラスです。
大人がすっぽり2人は入れそうな大きな指輪。
更に・・・
2020年のドバイ万博に向けて
・ドバイモールの4倍の広さのショッピングモール
・ドバイ・メトロの拡張(75km⇒160km)
・ドバイ国際空港の10倍の広さのアール・マクトゥーム国際空港
・ブルジュ・ハリファを超える1200M級の高層ビル
絶賛建築中です!
ちなみに、今年(2018年)サウジアラビアで1000M級の超高層ビルが完成予定なので、ブルジュ・ハリファの「世界一」の称号は奪われます。が、1200M級が着工されたので、また称号は戻るのでしょうか。
▲ 1200M級タワーの模型
世界のビルはどこまで伸びるのか、次はどんな世界一が生まれるのか、成長著しいドバイの近未来が楽しみです。