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2018-03-31

日常を離れてのんびりと。日本の「島旅」特集

写真:「【宮城】猫好き必見! 石巻にある小さな猫の島・田代島でのんびり癒されよう」(ライター:侑大)より

こんにちは! itta編集部です。
冬が去り、晴天に恵まれる日が多くなりましたね。こんな季節は離島を旅してみませんか?

今回は、「日本の島旅」を特集します。訪れてみたい場所があれば、実際にその地へ行ったライターの旅のしおりを参考にしてみてください。




ブラジルと同じくらい遠い!?「小笠原諸島」

東京都心から南に約1,000km離れた「小笠原諸島」は、海底火山の噴火によって誕生した、これまで一度も大陸と陸続きになったことがない島々。そのため固有の動植物が多く生息しており、世界自然遺産に登録されています。“ボニンブルー” と呼ばれる鮮やかな海の色は、同じ日本とは思えない美しさ。

なお、小笠原諸島へは飛行機で行くことができず、交通手段は週1便の定期船「おがさわら丸」のみ。所要時間はなんと、片道24時間! 成田空港からブラジルへ行くのと同じくらい時間がかかるんです・・・。行くハードルが高い分、島で過ごす時間は特別な思い出になることでしょう。本土へ帰る船が出航するときには下の写真のように、島の人々が船で追いかけてきてお見送りをしてくれるそうですよ!

小笠原諸島父島への行き方や、旅行計画を立てるときの注意事項、島での楽しみ方など、小笠原諸島出身者がこちらの旅のしおりに詳しくまとめてくれています。行ってみたい方はぜひチェックしてみてくださいね!

>>【完全保存版】出身者が教える!世界遺産「小笠原諸島・父島」への行き方と、島での楽しみ方(ライター:オルカ)




夜行船で行きたい!「伊豆大島」

「小笠原諸島はちょっとハードルが高いなあ・・・」という方におすすめしたいのが、東京都心から比較的近い「伊豆大島」。大型客船で22:00に東京の竹芝港を出航、朝6:00に伊豆大島に到着し、夕方までたっぷり遊んだらその日のうちにジェット船(片道1時間45分ほど)で帰ることも可能なんです。旅情を掻き立てる夜行船での旅、想像しただけでもワクワクしますね!

伊豆大島には温泉を始め、別の惑星のような「裏砂漠」、三原山噴火の際に偶然出来た「ゴジラ岩」など、火山島ならではの魅力がたっぷり。地球が生きていることを実感できる島です。そして島旅の楽しみといえば、美味しい海の幸。伊豆大島では名物の「べっこう丼」をいただきましょう!

こちらの旅のしおりでは、伊豆大島への子連れ旅の様子が紹介されています。

>> 東京から気軽に島へ… 夜行日帰りで伊豆大島に行ってみた!(ライター:ZEN)




猫だらけの島「田代島」でのんびり。

続いてご紹介するのは、宮城県石巻市に属する離島「田代島」。人口約80人の小さな島ですが、国内外から多くの猫好きが足を運ぶ「猫の島」として知られています。あの東日本大震災をたくましく生き延びた猫たちに会いに行ってみませんか?

田代島は半日もあれば1周することが可能。ですが、せっかくなら島に宿泊して、ゆったりと流れる島時間を楽しみましょう。島には民宿のほか、マンガロッジなどを備えたキャンプ施設「マンガアイランド」もあります。(※2018年4月〜7月中旬は修繕工事のため休館予定。)

こちらの旅のしおりは可愛い猫写真が多数! ぜひチェックしてみてください。

>>【宮城】猫好き必見! 石巻にある小さな猫の島「田代島」でのんびり癒されよう(ライター:侑大)




一度は上陸してみたい「軍艦島」

長崎港の南西約19km。外観が軍艦「土佐」に似ていることから「軍艦島」と呼ばれるその島は、まるごと廃墟と化しています。正式名称は「端島(はしま)」。かつては炭鉱都市として栄え、5千人以上もの人が住む超過密都市でした。炭鉱の閉山によって全ての島民が島を去ることとなり、今では自由に立ち入ることのできない無人島となっています。

軍艦島に上陸する方法は、事前にツアーに申し込むこと。一時は立ち入り禁止となっていましたが2009年から上陸ツアーが許可され、島の一部のエリアのみ見学できるようになりました。天候によってはツアー船が出ないこともありますし、建物の劣化が進んでいるためいつまでこの風景が見られるか分かりません。行ってみたい方はお早めに、世界遺産「軍艦島」を訪れてみてください。

こちらの旅のしおりでは、軍艦島上陸ツアーの様子が紹介されています。

>> 崩れゆく世界遺産。日本の近代化を支えた軍艦島を見に行こう!(ライター:イケ)




ケイビングの聖地「沖永良部島」

最後にご紹介するのは、沖縄本島と奄美大島の間に浮かぶ離島、鹿児島県の「沖永良部島(おきのえらぶじま)」。4月に海開きが行われる「ワンジョビーチ」や、ウミガメを陸上から観察できるスポット、日本一のガジュマルの木など、美しい自然に触れることができます。

沖永良部島へ行くなら絶対に体験したいのが、洞窟探検ケイビングツアー! 島には現在分かっているだけでも大小200〜300もの洞窟が存在しており、“ケイビングの聖地” と呼ばれています。

こちらの旅のしおりでは、ケイビングツアーで行ける洞窟の中で最も難易度が高い洞窟「銀水洞」が紹介されていますよ!

>>【鹿児島県・沖永良部島】こんな絶景が地底に!?究極の洞窟ツアー「銀水洞」へ行ってみた(ライター:SAORIGRAPH)




以上、「日本の島旅」の旅のしおりをピックアップしてご紹介しました。

「itta」スマホ版では現在、島旅特集を公開中! ぜひ、週末やゴールデンウィークの旅先の参考にしてみてくださいね。

このしおりのライター

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