寒すぎず暑すぎず、外を歩くのが気持ちいい気温のこの季節は、観光地で食べ歩きをするのに最適。
今回は私が卒業旅行で訪れた、三重県にある「おはらい町」の食べ歩きスポットや、その一画にある「おかげ横丁」をご紹介していきたいと思います!
伊勢神宮のすぐそば!いつも沢山の観光客で賑わう「おはらい町」
伊勢神宮の内宮のそばにある、多くの人で賑わう観光スポット「おはらい町」。宇治橋から五十鈴川に沿って約800m石畳の道が続いており、通りの両端には土産物店や飲食店など、古風な建物が連なっています。
この日は平日でしたが、春休みということもあり、まるで原宿の竹下通りのような人口密度! 誰かと一緒に行動するときは、はぐれないように要注意です。
夕方になってくると、だんだん道が空いてきます。ただ夕方には有名な「赤福本店」の商品が品切れだったりするので、人気のお土産を買いたい方はあまり遅い時間に行かない方がいいかもしれません。
通りを歩いていると、こんなものを発見。おみくじ付きのATMだそうです。
特にお金をおろす必要はなかったのですが、おみくじ欲しさにやってみました。
おみくじは明細書についてきます。
が、いつもの癖で明細不要ボタンを押してしまい、ただお金をおろしただけになってしまいました(笑)
おみくじがどうしても欲しいので、もう一度チャレンジ。
結果は吉でした。やったー!
食べ歩きにぴったり!フォトジェニックフードを発見
おはらい町の入り口近くには、こんなレトロな看板のお店が。
通りを歩いている人が持っているのを見かけてギョッとした、超ロング唐揚げ棒!
こちらのオレンジたちは、ストローを挿してそのままジュースになります。フォトジェニック!
アゲパンもあります。きな粉味と迷った挙句、私は「むかしのアゲパン(お砂糖味)」を購入。ジュワっと甘くておいし~い。
給食の揚げパンは食べたことがないんですけどね。
伊勢では定番!黒蜜だんごで糖分チャージ
そのまま通りを歩いていると、今度はお団子屋さんを発見。焼いているところがよく見えるので、ついつい引き寄せられてしまいます。
「だんご屋」は、おかげ横丁で唯一の団子専門店だそうです。
みたらし団子(120円)と伊勢地方の名物、黒蜜団子(120円)を1本ずつ買ってシェアすることに。
アツアツのお団子は柔らかくモッチリ。とろりと絡んだ黒蜜はとっても甘く、歩き疲れたときのエネルギー補給にぴったり。みたらしも甘じょっぱくて、心が和む味でした。
ちなみにこの他にも、生醤油やきなこ味などがあります。
通り沿いにお座敷、店舗裏に椅子とテーブルもあるのですが、おはらい町のそばには五十鈴川が流れているので、川原の土手に腰かけてお団子をいただきました。のんびりとした昼下がりの空気に、ホッと癒されます。
やっぱりコレを食べなきゃ!伊勢うどんの人気店「岡田屋」
伊勢に来たからには「伊勢うどん」を食べないと! ということで、気になっていた「岡田屋」に入ってみました。
様々なガイドブックに掲載されている昭和28年創業の人気店。週末には開店前から行列ができることもあるそうですが、15時頃だったため待たずに入ることができました。ラッキー!
友達は、伊勢うどん(500円)
私は、玉子入り伊勢うどん(550円)を注文。
出汁の効いた濃い甘辛のタレに絡むおうどんは、ほろりと柔らかな歯ごたえ。軽いので女性でもぺろりと食べられます。量もあまり多くなく、食べ歩きの途中で立ち寄るのにもちょうどいい感じ。
玉子の有無だけで味がグッと変化するので、食べ比べるのも面白かったです。個人的には玉子があるとよりタレが絡みやすいので好み。
おはらい町の一画、「おかげ横丁」には猫がたくさん!
おはらい町の中ほどにあるのは、おかげ横丁。江戸期から明治期にかけての伊勢の代表的な建築物が再現されており、この一画にも食べ物屋やお土産物屋が沢山並んでいます。
そして実はここ、猫の置物がいたるところにある、猫好きにはたまらないスポット。
こちらは全国の作家や窯元から集めた、招き猫の専門店。大きな招き猫が入口に立っています。
また別のお店の軒下では、かわいい猫ちゃんがお腹を出してお休み中…。
小さな招き猫たちが、お店の屋根の下に隠れていたりもします。
「おかげ横丁」には、カメラを構えたくなるレトロな物もいっぱい!
おかげ横丁にはレトロな雰囲気があちこちに漂っており、思わず写真を撮りたくなるようなスポットも盛りだくさん。
ぼんやり灯った提灯や
レトロな形の郵便ポスト。
これ、ごみ箱なんですよ。通りの景観に馴染んでいて、とってもかわいい!
縁日のような射的屋さんもありました。うまい位置に弾が当たらないと倒れないので、意外と難しい…。
三重旅行といえば伊勢神宮は欠かせませんが、おはらい町もまた、見どころ盛りだくさんの楽しいスポット。美味しいものだらけで食べ歩きがはかどるだけでなく、街全体がフォトジェニックなので、ぜひカメラを持って訪れてみてください!