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2018-03-03

5日間ビザ免除に! 旧ソ連の雰囲気漂う「ベラルーシ」の必見スポット10選


みなさんは旧ソ連の構成国だったベラルーシという国を知っていますか? 名前だけは聞いたことがあっても、どんな国かイメージのわかない方が多いかと思います。

2017年2月12日からミンスク国立空港での入国においてのみ、5日間だけビザフリーになったので行って来ました! そんな未知の国ベラルーシの必見スポットを10か所、紹介します!




● 首都、ミンスク市内 ●

ミンスクはベラルーシの首都であり、人口195万人(2015年統計)を抱える、最大の街です。
中心街には多くのレストランやバーがあり、金曜の夜には多くの若者が遅くまで出歩いていました。

KFCやバーガーキングなど、アメリカ資本の店もありますが、街中での英語の通用度は極端に低いです。今までの経験上、ヨーロッパにあるどの国でも首都だけは、英語が通じる人が多いと思っていましたが、ベラルーシは圧倒的に少なかったです。ロシア語かベラルーシ語ができない場合は、気合で頑張りましょう(笑)



1:ベラルーシ共和国国立アカデミー・ボリショイ・オペラ・バレエ劇場

1933年設立のベラルーシ国立ボリショイ劇場バレエ団の本拠地。モスクワのボリショイ・バレエに負けず劣らず、非常にレベルが高いことで有名です。

僕がミンスクを訪れたときは残念ながら公演がなく見ることができませんでしたが、ハイクオリティなバレエを信じられないほど安い値段で見ることができます。

2015年には日本人の待山貴俊さんが外国人として初めてプリンシパル(そのバレエ団のトップ階級にいるダンサー)を務めています。



2:ベラルーシ国立図書館

ミンスク中心部から地下鉄に乗ってウスボード駅で下車すると、2006年に完成した斜方立方八面体のエキセントリックなフォルムをしたベラルーシ国立図書館があります。

建物の裏側にあるエレベーターで地上73メートルの展望台に昇れるので周辺のパノラマを楽しむことができます。向かいには大きなショッピングモールがあるので、買物がてら夜景を見に行くと良いのではないでしょうか。



3:聖シモン・聖エレーナ教会

ミンスクの鉄道駅近くにあるナザレージナスツィ広場に面した、ゴシック様式とロマネスク様式混在している赤レンガのカトリック教会。教会の敷地内には長崎の浦上天主堂から送られた鐘が展示されており、鐘の下には広島・長崎・福島の土を入れたカプセルが埋められています。

鐘の下には日本語でも説明がありました。ミンスクのこんなところでも日本との交流を発見できました。



4:トラエツカヤ旧市街地区

スヴィスラチ川そばにあり、戦前にあった商人の家を復元した地区。ミンスクは旧ソ連圏によくある奇抜なデザインの建物や労働階級の人民の像などがたくさんありますが、この地区だけは西欧を感じさせてくれます。



5:聖霊大聖堂

スヴィスラチ川そばにある、小さな丘の上にあります。大聖堂周辺にはレストランやバーなどがたくさんあるので、街歩きに疲れたら、この辺で休憩するのも良いでしょう。



6:レーニン像とネザレージナスツィ広場

ネザレージナスツィ広場はミンスク駅から歩いて10分、聖シモン・聖エレーナ教会もこの広場に面しています。レーニン像を見ると、旧ソ連の国に来たなあと感じます(笑)
後ろにあるベラルーシ政府の白い建物は不気味なほどに存在感があります。



7:スヴィスラチ川周辺

トラエツカヤ旧市街地区そばを流れるスヴィスラチ側周辺では老若男女問わず、お散歩やのんびりする人たちがたくさん集まっています。僕が行った日は天気が良かったので、周辺を少し歩くだけでも気持ちが良かったです。



8:ミンスク駅

モダンなデザインの鉄道駅でモスクワやワルシャワなどに通じる国際線も通っています。
そばにメトロのプローシチャ・レーニナ駅とバスターミナルがあり、ミンスクの交通の要所です。ミンスク国立空港から市街地へ出るための300番のバスも、この駅のそばにあるバスターミナルに泊まります。




● ミンスク近郊にある世界遺産 ●

ベラルーシには世界遺産が4件あり、そのうち2件は首都ミンスクから日帰りで訪れることができます。これら2つの世界遺産は交通機関のスケジュールを合わせれば、日帰りで同日中に見学することが可能です!



9:ミール城と関連遺産群

ミンスクの中央バスターミナルから1時間半ほどのところに世界遺産のミール城があります。デザインがそれぞれ異なる5つの塔があり、元々はゴシック様式の城として16世紀前半に建設が始まりましたが、後にルネサンス様式の要素が加えられました。
写真正面右側の塔に登ることができ、中庭や城壁の一部を見学できます。

城まで歩いて5分ほどのところにある、バスの停留所そばにツーリストインフォメーションがあります。そこで無料の地図をもらえますし、タクシーの手配もしてもらえます。



10:ニャースヴィシュにあるラジヴィル家の建築と邸宅および文化関連遺産群

リトアニア大公国の最高実力者であったラジヴィル家が16世紀末に建築したルネサンスとバロック様式が混在している宮殿。宮殿内は写真撮影も可能で、伝統的なファブリックなどを揃えたお土産屋さんもあります。




● まとめ ●

5日間だけではありますが、ベラルーシがビザフリーになったことでベラルーシ訪問へのハードルが一気に下がりました。短期間でアクティブに濃密な旅をしたい方にはピッタリな国だと思います!

夜遅い時間でも若い女性たちが出歩いているほど、治安は思いのほか良かったです。冬季はとても寒いので暖かくなってきた時期にビザフリーで旅してみてはいかがでしょうか?



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ベラルーシ

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