2月10日~3月19日の期間中、「2017陽明山花季」が開催されています。
開花の様子などはコチラのHP(賞花實況をクリック!)で確認できます。
陽明山は花見の名所。休日ともなれば多くの花見客で賑わいます。園内に咲き誇る色とりどりの花たちを鑑賞しに足を延ばしてみました!
簡単アクセス!
台北駅から260番、MRT劍潭駅と士林駅からは紅5のバスに乗り、終点の陽明山バスターミナルで下車。
この時期、国立公園内はマイカー規制もされるそうです。
点在する景勝地を周るなら、国立公園内を走る108番の循環バスを利用しましょう。
ターミナルから花の咲く公園まで10分程歩きます。
混雑を予想し早朝から行動開始!朝の空気が清々しい!まだ気温も上がっていない時間帯、散策するにはもってこいです。
陽明公園
ランドマークは花時計!
子供の頃どこかで見たな、とうっすらとした記憶がよみがえりました。
園内には梅の木、桜の木、桃の木、スモモの木、ツツジ、椿、アヤメ、スイセンなどが植えられ、その季節ごとに楽しませてくれます。
整備された散歩道をゆっくり歩き、生き生きとした草花を鑑賞。
まだ硬い蕾もあり、全体的に3分咲きくらいでしたが、その中でもヒカンザクラがひときわ元気に咲いていました。
花より団子?
1時間少々歩き、小腹が空いた頃。朝食抜きでやって来たのでこの辺りでちょっとお腹に入れときましょうということで、食べ歩きにちょうど良いこちらをチョイス。
石焼き芋ではなく、蒸かしたサツマイモ。とろっとろなのでスプーンですくって食べられるのです。黄色に輝く甘い地瓜(サツマイモ)。紫イモもありましたのでお好みで選んでください!
裸の付き合い
陽名山は温泉が湧き出ていることもあり“台湾の箱根”ともいわれています。
あちこちから温泉が湧き出ており、箱根の大涌谷みたいな光景が見られるところ。
街を歩くと硫黄の香りが漂っています。
温泉宿もありますので1泊しても良し、日帰り入浴も可能です。
ターミナル近くにある前山公園には無料の公衆浴場があると聞き、地元の人に混ざって入浴してきました。
入口から入ってすぐに湯船です。ロッカーは湯船目の前、もちろん床はびしょびしょ。体に掛け湯しているお湯が容赦なく飛んできます(笑)。気にせずさっさと服を脱ぎましょう。
3つの浴槽があり、1つには誰も入っておらず、その湯を体に掛けていたのでどうやらその1つは掛け湯専用らしい。残る2つの浴槽には隙間がないほど地元のオバサマ方がいっぱい!満員御礼!それでも私が入っていくと隙間を作って入れてくれました。
厳守!髪の毛、タオルは湯船に入れない!
日本でも当たり前のルールですが、台湾では髪の毛を例えきっちりアップして結んでいても注意されます。タオルを巻くかヘアキャップを被るか、とにかく髪の毛を隠すことが必須です。(もちろんショートも要対策)
丁度良いお湯加減、オバサマ方に台湾語を教わったり、意思疎通が出来ているような出来ていないような会話を楽しんだり、心身ともにほっこり!貴重な入浴体験ができました。
他にもたくさん見所がある陽明山。今回はお花と温泉に的を絞って訪れましたが、次回は循環バスで景勝地も巡りたい。季節限定フラワーフェスティバルで一足早く春を感じてみてはいかがですか?