こんにちは、Sarah(沙羅)です。
はじめてクルーズ旅行に挑戦しました。
今回は、私の旅行のテーマとなっている 「映画の舞台を訪ねる旅」ローマ編です。
『ローマの休日』、『テルマエロマエ』、『天使と悪魔』などの映画のワンシーンを思い浮かべながら、ローマの街並みを歩きました。
ローマ入港。この旅ではじめての下船!
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この地中海クルーズの旅ではじめての下船です。
午前8時の集合時間に間に合うように、早朝から準備をしました。
朝焼けがとてもきれいでした。
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ローマ自由行動観光ツアー9時間コース(英語)に参加しました。
下船する際に絶対に忘れてはいけないのは、クルーズカード(鍵兼身分証明書)。
船の乗り降りに使用する、パスポートみたいなものです。
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港からローマ市内までの所要時間は約1時間30分。
車窓からの風景を眺めながらローマに向かいました。
車内のガイドさん、イタリア語のあと英語で説明をしてくれました。
彼女の説明はほぼ乗車時間と同じ1時間半。
ローマに到着!
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映画『テルマエロマエ』の背景のようです。
指定された時間の午後4時までにこの場所に戻ってこなければ置いてきぼり、情け容赦なしとのこと。
最終乗船時間(6時30分)が決まっているため、時間厳守は必須というのは納得できました。
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マルチェロ劇場跡
この建物を目印に帰るように説明されました。
現在は住居として利用されているそうです。
バスから ローマの街並みを眺める
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定期観光バスで市内観光に出かけました。
バスのチケットは一人18ユーロ。
せっかくなので二階席でオープントップバスを堪能しました。
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スペイン広場に向かうため、ここで降りました。
ガイドブックも地図も持っていなかったため、街角のスタンドで地図を買いました。
旅のお土産第一号です。
後から考えると不思議なのですが、初ローマなのに下調べを一切しませんでした。
ただ、行きたいところは決めていました。
・ヴェネチア広場とコロッセオ(ベスパで駆け抜ける)
・スペイン広場(ジェラートを食べるシーン)
・トレビの泉(コイン投げのシーン)
・サンピエトロ寺院(タイトル・バックの映像)
・真実の口(グレゴリー・ペックのアドリブで有名)
・パンテオン(テラスでシャンパン片手に一休み)
『ローマの休日』は繰り返し見た大好きな作品の一つ。
限られた時間の中、できるだけたくさんのシーンに触れたくて、緩急織り交ぜながらの観光を楽しみました。
憧れのスペイン広場
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いよいよ、『ローマの休日』でジェラートを食べるシーンでおなじみのスペイン広場へ。
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スペイン広場は映画で観た通りで
とても身近に感じました。
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残念ながら補修工事中。透明の壁で立ち入りは遮られていました。
この階段に座ってジェラートを食べることが今回の目的の一つでしたが、次回のお楽しみに残しておきます。
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三位一体教会
ピンチョの丘に登りました。
見おろすと、街並みがどうしてこんなに絵画的なのだろうと感動するとともに、気が付いたことがありました。
まず、色のトーンが揃っていること。
色彩にばらつきがなく、調和がとれていること。
光と影のコントラストが色彩にさらに奥行きを加えていること。
きっとまだまだあると思います。
トレビの泉を目指して
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バルカッチャ(老いぼれ船)の噴水
スペイン広場の階段をまっすぐおりてきたところにある、最初に見かけた噴水です。
そしていよいよ、『ローマの休日』のコイン投げのシーンで有名なトレビの泉へ。
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トレビの泉の周りは観光客でいっぱいでした。
後ろ向きにコインを投げている人は誰一人おらず、噴水の中にコインも見当たりませんでした。
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映画はモノクロームでしたが、現実の色合いは秀逸。
空、建物、泉、
映画の舞台を訪ね歩き、
自分の目で見ること、感じること、考えること。
旅の醍醐味であり、最大のテーマだと改めて思わずにはいられませんでした。
ローマでのランチ
ローマでの昼食はピザ屋さんで。
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トマトソースとクリームソース
二種類のピザを注文しました。
一枚がとても大きくボリュームたっぷり。
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久しぶりにコースではない、カジュアルな食事。
焼きたてのピザは本当に美味しかったです。
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間口はとても小さなお店でしたが、中に入ると奥行きがあり、店内は地元の人で賑わっていました。
ぶらぶらと歩いていて、見つけたお店でした。
ヴェネチア広場
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集合場所に戻るため、タクシーに乗りました。
コロッセオの前を通りパンテオンを眺めながら、ヴェネチア広場に到着。
『ローマの休日』の中では、二人乗りのヴェスパで疾走するシーンが素敵な広場です。
陽がかげってきました。
ローマからの帰り道
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・ヴェネチア広場
・サンピエトロ大聖堂(車窓から)
・スペイン広場
・トレビの泉
『ローマの休日』の舞台を堪能しました。
行けなかった場所、出来なかったことは、次回の旅の楽しみにとっておきます。
あっという間の6時間でした。
6時間をどのように使うかは人それぞれだと思います。
効率的に回りたいのであれば、ローマ終日観光ツアーを申し込むこともできます。
私たちは決して効率的ではありませんが、充実した時間を過ごすことができたと満足を覚えました。
船に戻り、優雅なディナータイム
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ローマを4時過ぎに出発。6時前、港に到着しました。
コスタカードを提示し、手荷物検査を受けてからの乗船です。
本日のドレスコードは「イタリアンナイト(緑・赤・白)」。6時半からのディナーのため、急いで着替えなくてはいけません。
昨日、朝食でご一緒させていただいたAご夫妻いわく、『船旅は着替えるのが面倒だと思う人には難しいかもね。準備段階から大変だものね。』
確かに市内観光スタイルでそのまま直行することはできません。
30分という残り時間でイタリアンナイトの装いに着替えなくてはいけません。
慌ただしい気持ちでエレベーターを待ちます。
部屋に戻るとメッセージが残されていました。今夜のディナーは、コスタディマのメインダイニングに7時45分に予約を入れてくださっているとのこと。隣のお部屋のT様ご夫妻からのお誘いでした。
船内の食事は基本的にはすべて無料です。
1. 早い朝食(6:30〜10:00)
セルフサービス・船室・インターナショナル朝食
2. 遅めの朝食(10:00〜11:00)
セルフサービスのみ
3. 昼食(12:00~15:00)
イタリア風昼食・セルフサービス
4. 午後の軽食(16:00~17:00)
5. 二部制の夕食(18:30~20:30)
6. セルフサービスの夕食(19:30~21:30)
好きなだけ何食食べても大丈夫。
ディナーのメニューも同じです。
メインを一つに決めなくても、二つでも三つでも選ぶことができます。
今夜は敢えての有料のディナーをT様ご夫妻に誘っていただきました。
イタリアンナイトもドレスコードも関係ありません。
ただ、コスタ・ディアディマ号の名前をとったメインダイニングでの食事です。本当に楽しみです。
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三島市からいらしたTご夫妻。ご主人様は著名な彫刻家の先生。奥様も七宝焼きの作家という芸術家のご夫婦です。クルーズ旅行は10回目。
席に案内されると、船長からのプレゼントとシャンパンのボトルが運ばれてきました。
メニューから料理をセレクトしていきます。
有料のメインダイニングに並んでいる料理は、3日間いただいたものとは全く違いました。
素材が明確に違いました。
前菜からデザートに至るまで、1つ1つを悩み、相談しながらゆっくりと選ぶことができました。
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食後はカフェに移動し、4人で会話を愉しみました。
ジャグジーで今日の疲れを癒し、明日に備えます。
船は次の寄港地ラ・スペッツァに向かって進みます。
明日はフィレンツェに行く予定です。