こんにちは!
おおきみかです!
アメリカは毎日いい天気!
いい天気だし、日差し強い笑
気温も毎日30°C超え!真夏日ですー!
帰国する頃には日焼けして真っ黒になって、私って気付いてもらえないかもしれない笑
今日もガンガン!アメリカ横断していきまーす٩( ´ ᗜ ` *)و
さて、今回は!!
今回はユタ州にある『The Wave』という比較的新しい絶景ポイントへ行ってきました!
行ってきました!と軽く言ってますが、ここ実は簡単に観光できる場所ではなくて、 ザウェーブに行くためには狭き門を突破しないと行けないのです!!
狭き門?内容は後ほど詳しく!
まずはそれを突破しにカナブという場所へ!
朝の5時、ページへ向かう所です。
今回、ページ周辺でホテルが取れなくてこんなに朝早くの出発になってしまいましたが、おかげで綺麗な朝日を見ることができました☆
ページから更に西へ1時間。
カナブと言う場所を目指してます。
狭き門とは…
ここで死ぬ前に絶対に行きたい場所『ザウェーブ』の…
抽選会に参加します!
ザウェーブは、アリゾナ州のバーミリオンクリフ国定公園に位置していて、その自然を守る為に保護区として扱われてます。
とても脆い自然の為1日に入れる人数は20人
へー、20人かー…貸切感すごいんだろうなー笑
でも、参加人数ってどれくらいなんだろう…
あと、抽選会に参加するのは自由で、しかもお金はかからない!
当選したらお金を払うシステム
なんて良心的なんだ(^^)
てことは、当選するまで受け続けられるじゃん!資金の心配はなさそうです笑
と、いうことでカナブのビジターセンターに到着。
外が暑すぎたのでフロントに避難しました笑
中には絵画や自然に関することがずらり。
小さい博物館のようになっていたので時間を潰すことができます。
抽選会の締め切りは8時30から9時まで。
私は早く着いて7時にはいたのですが、それでももう何人かいました。
みんなのやる気を感じます。
やる気だったら私も負けてないぞ!
朝一、いわゆる鍵開けの人と友達になりました!
さて、ここで気をつけなければならないのは時差。
ここはユタ州でよそから来る人は1時間の時差があります。
よその時間で来ちゃったらアウト!笑
私はアリゾナ州から向かってましたが時差を考えて出発したので全然余裕でした!
ここまで来て、着いたら時差のせいで抽選会に参加できなかったと調べたら結構出てきたので皆さんも行く時は気を付けて下さいねー!!
いよいよ抽選!!
締め切り時間になり、抽選会場へ案内されます。
なんてことない普通の会議室でした。
このテーブルの上にあるビンゴ大会で使うようなガラガラを使って抽選します。
こんな時代にアナログなやり方!気に入りました☆
この日は、代表者だけで47人
え?代表者?
ってことは、ペアできてる人が多いから倍で…
おそらく全部で80人はいたと思います!汗
くぅー!結構いるじゃないか!笑
連日きてる人が多く、抽選会の参加者は多い時で100人を超えると言ってました。
そしてガラガラから出てきた番号と名前が読み上げられます。
あーもうドキドキするー!
ナンバーと名前が淡々と発表されていきます。
会議室の空気はピリピリしていて全然盛り上がらないw
当たりたい!当たりたい…!!
でも、なんか読み上げる声も小さいし英語でよくわからなくて、自分が当選してるのかどうかも不安w
あっという間にビンゴ大会は終了。
みんなスタスタ帰って行きます、ドライです笑
初回はこんなもんか…と帰ろうとしたら、
選ばれた人の名前の中にMIKAを発見!!!
と、当選したー!!!ぇえええええー!!!
まさか、初めての挑戦で当たるとは…
この旅で本当にツイてるんだなと実感!
名前を呼ばれて気付かなかったのは、ミカという名前の発音がアメリカではマイカになるので、どうやらずっと私をマイカと呼んでたみたいですw
今日から私の名前、マイカにしよう笑
とにかく、無事に当選したことに気が付いて良かった!!!
当選した人だけ最後まで残されて、そのまま明日のツアーの説明をされます。
連日抽選会場にきていた人に、
『10人の中にはいつも日本人が入る』と独自の解析をされました。
なるほど、日本人でよかった笑
日本の皆さん、すぐにザウェーブのビンゴ大会に参加しましょうw
説明と言っても、ガイドなんていないので自力でザウェーブまで歩いていってね、との事。
必ず水とGPSを持っていくように、とも言われました。
GPS?遭難の恐れありなの!?
地図を見ても全くわからなかったので、一緒に当選したご夫婦と行くことを約束して翌日に備えました。
いよいよ「THE WAVE」に向かいます!!
ネットと当日の抽選会で選ばれたたった20人だけが見られる奇跡の場所。
自然を守るためとはいえ、このやり方が更に人気に繋がってるんだなー
抽選会場とザウェーブへの入り口は違う場所なので、当日は違う場所へ
当選したご夫婦と待ち合わせて一緒にザウェーブへ向かいました。
ここに出発する前に名前を書いて、帰ってきたらまたチェックを入れます。
生きて帰ってきた証かw
片道1時間から2時間のハイク
スタート地点はただの山道です。
ザウェーブに着くまではなんの変哲もない道を進むんだろうなーと思ってたけど、
このご夫婦はとても博識で、虫や草や花、色々なことを教えてくれながら楽しく進むことが出来ました!
トレイルの目印は数えるほどしかないので、迷わないように地図をよく見て進みます。
なのでもらった地図の写真を片手にハイク!
見てもどこに行っていいかわからないけど!笑
たまに休憩٩( ´ ᗜ ` *)و
ご夫婦がお菓子をたくさんくれました笑
何てことないお菓子も疲れた体には染みる…
苦手なピーナッツも美味しく感じました
だんだん足場が悪くなってきます。
まるで人が作った石畳みたいだけど全部自然
かと思うと急に砂漠
行く手を阻まれてる感がすごい。
人の手が加えられてないことがわかります。
気分は探検家!
ザウェーブに着くまでの道のりも険しくて楽しくて、もうたまりません!
そしてついに姿を表す!!
これを繰り返すこと2時間。
出ました、 ついに目の前にはザウェーブ!
一際目立つこの岩の塊
色が違う層が重なっているのがわかりますか?
何年も何年もかけて、この形に風化したんです…もう奇跡!
この曲がりくねった形
ここからでもすごいんですが中に入るともっとすごい
地球って本当にすごいです。
そしてこの色がとてもカラフルで鮮やか
岩や砂なのに赤、黄色、緑、オレンジ
アメージング!!!
上に登って覗くと人がとても小さい!
それくらい雄大です。
ザウェーブでランチしました!
ご夫婦手作りのサンドイッチ。
なんて親切!
頑張った後のご飯てどうしてこんなに美味しいの!
このサンドイッチの味を一生忘れません!
ただぼーっとザウェーブの曲線を眺めてため息。
どうしてこんな色なんだろう
どうしてこんな形なんだろう
そんなことどうでもいいくらい無になれました。
いつまでもここにいたかった!
しかしそれも叶わず。ご夫婦に雨が降るからと教えてもらい、戻る準備をします。
到着するまでとても暑かったのですが、カナブの朝はとても寒く10度ほど。
Tシャツ1枚で挑んだ私にご夫婦は上着を貸してくれました!
↑上着を手に入れて喜んでます。
このご夫婦がいなかったら私、どうしようもなかった笑
本当によくしていただきました。
帰りの道から撮ったザウェーブ。
雨雲キターw
土砂降りになる前に急いで戻ります。
死ぬ前に絶対来てみたかった場所
最初はただただ滅多に行けない場所だからと言う安易な気持ちもあって臨みましたが、
ザウェーブはただの保護地区というだけでなくその美しさを保全しなければならないという事を体感しました。
存在に圧倒されて
奇跡に触れられる場所です。
自然物だからいつかは消えてしまうのかもしれないけど、
いつまでも残るといいなって思いました。
大事にしたいです、地球まるごと。
皆さんもぜひ、ザウェーブへの夢のチケットを手に入れて行ってみてください!
>>(続きはこちら)【エルセントロ】サルベーションマウンテンで愛を感じる☆おおきみかアメリカ横断中18