湖畔に広がる美しい街Luzern(ルツェルン)近郊には、乗り物を乗り継いで簡単に山頂までアクセスできる山がたくさんあります。
その中の一つ、中部スイスの最高峰 Titlis(ティトリス)をご紹介します。
アクセス
起点となる駅はEngelberg(エンゲルベルグ)。Luzernから列車で45分。
車窓からの眺めは「ザ・スイス」的な、牧歌的な景観。
山に登る前からテンションが上がります。
Engelberg駅からバスに乗りゴンドラ乗り場へ。
歩いても10分くらいなので、のどかなEngelbergの街を散歩しながら向かっても良いでしょう。
まずはゴンドラでTrübsee(トリュプゼー)へ。
Trübseeで赤いロープウェイに乗り換えます。
Stand(シュタント)からは世界初の回転する青いロープウェイで山頂駅へ。
床が回る仕組みになっているのです。
そして、あっという間に標高3020Mの山頂駅、Klein Titlis(クライン・ティトリス)に到着です。
3238Mのピーク
山頂駅から目の前に迫る鋭いとんがりのピークが見えます。
登るには本格的な登山装備で!
Glacier Park(グレイシャー・パーク)
山が連なる大パノラマを楽しむ他に、ソリやタイヤで遊べるエリアがあるのです。
リフトにのってGlacier Parkへ。
リフトからの眺めも最高ですが、足元も見逃さないで!割れている氷河がすぐ真下に見えるのです。
山頂でのアクティビティ、大絶景をバックに雪の上を滑るのは爽快です!
大パノラマ
眼下に広がる緑の土地、雪をかぶった迫りくる山々、この景観を見て思わず叫びたくなるのは私だけでしょうか。
Trübsee
山頂での時間を満喫した後は、途中駅、Trübseeで下車。(ドイツ語でSee「ゼー」は湖)
静寂な湖と対面すると、何故か言葉を発してはいけないような、ワイワイ騒いでは自然に対して失礼のような、そんな気分になるのです。
美しい湖を眺めながらの一時、癒しの時間を過ごすことができました。
Engelberg
麓の村、Engelbergは12世紀のベネディクト派修道院を中心に発展した山里。
列車に乗る前にぜひ立ち寄って欲しいのは修道院教会と中庭にある売店です。
修道院教会のパイプオルガンはスイス最大級のものだそうです。
売店では手作りチーズや一般的なお土産も販売されており、時間によってはチーズの製造工程を見学できます。
チーズの容器やパッケージが可愛く、お土産にぴったり!
スイス滞在中、晴れたら絶対山へ向かいましょう!
麓が晴れていても山頂が雲に覆われている(時に吹雪)、ということもしばしばなので、登る前に要確認です。
ヨーロッパ一高いところにあるCliff Walkなる吊り橋も開通。(開通前の訪問でした)
パノラマだけじゃない、遊べる山Titlisへ、是非足を運んでみてください!