芸術の街・メルボルンで、気軽にアート散歩。
メルボルンには、無料で楽しめる美術館がたくさんあります。
「芸術の街」と呼ばれるのも納得の落ち着いた街並みとアートが自然に溶け込むこの空気感。
おしゃれなカフェ文化との相性も抜群で、日常にふらっとアートが入り込んでくるような、そんな街です。
今回は、休日にふらっと立ち寄れる&旅行中にも気軽に訪れやすいアートスポットを2つご紹介します。
ビクトリア国立美術館
まず1つ目は、National Gallery of Victoria(ビクトリア国立美術館)。
メルボルン市内中心部・St Kilda Road沿いに位置しており、フリンダースストリート駅から徒歩10分ほど。
アクセスも良く、広々とした館内では国内外の多彩なアートを無料で鑑賞できます。


私が行った期間は対象外でしたが、草間彌生展がやっていたそうです…!同じ日本人として観ておきたかった!
NGV(ビクトリア国立美術館)では、時代もジャンルも多彩なアートを楽しめます♪
アジアの作品もそうですが、ヨーロッパの古典絵画やルネサンス期の宗教画、オランダの風景画なども展示されており、歴史ある名画に触れることができます。
ファッションブランド・ディオールやコムデギャルソンなどの衣装展示も人気で、アートとファッションの融合を感じられる空間です。
また、オーストラリア先住民(アボリジニ)のアート作品も充実しており、その文化と表現の奥深さに触れることもできます。
そして彫刻や家具、陶器、建築模型などもあり、美術の枠を超えたデザインの展示も見応えがあります。
広々とした吹き抜けの空間や、館内に流れる水のカーテン(入口)など、建築自体もアートとして楽しめます。

子ども向けのアートスペースや、季節ごとの特別展も開催されており、何度訪れても新しい発見があります!
展示は基本的に写真撮影OK(※フラッシュはNG)、SNSでのシェアOKなのも楽しみのひとつ。
無料で入館できる常設展だけでも十分満足感がありますので、せっかく旅行に来たなら他にもたくさん観光したい!そう思う旅行者にも短時間で楽しめるのでおすすめです。
ポイント・オーモンド展望台
美術館を訪れた後、一人でぶらぶらしていたら友達から「今日サンセット観に行こう!」とお誘いを受けたので、行ってきました!(笑)
2つ目はこちら!Point Ormond Lookout(ポイント・オーモンド展望台)。
メルボルン市内からトラムとバスで45分ほどのElwoodエリアにある小高い丘の展望スポット!
海辺の散歩道をのんびり歩いてたどり着くその場所は、地元の人たちのサンセットの穴場スポットとしても知られています♪
この日は、日没が17:19頃。私たちは少し早めの16時ごろに到着しました。
まだ明るい時間帯だったので、展望台までのんびりと海辺の散歩を楽しみました!

目の前には海があるので、ビーチ近くで話しながら足だけ海に入ってました(笑)

夕方になると、空はオレンジからピンク、紫へと刻々と色を変え、時間の流れを忘れて見入ってしまうほど…
静かなビーチと広い空だけが目の前に広がり、日常の喧騒がすっと遠のいていきます。

ピクニックやコーヒー片手にベンチでぼーっとするだけでも、心が整う時間になります♪
観光地のような賑わいはないけれど、その分“本当のメルボルンの美しさ”に出会える場所。
風が心地よくて、つい長居してしまう夕暮れどき。
スケジュールを詰め込みがちな旅の途中でも、そっと深呼吸をしたくなる、そんな場所です♪

ふと映り込んだカップルも、夕暮れの空気に溶け込むようでとてもいい雰囲気でした(注目ポイントです♡)。
夕日スポットはたくさんあれど、それぞれにその場所だけの表情があります。
たとえば、観光名所として有名なBrighton Beachでは、カラフルなビーチボックスと夕日を一緒に収めた一枚が映え間違いなし!
St Kilda Pierでは、街の明かりと空のグラデーションが交わるロマンチックな雰囲気が魅力!
そんな中、Point Ormond Lookoutの良さは、何と言ってもその静けさと素朴さ(._.)
人も少なく、空と海と風だけに包まれるような感覚は、まるで自分だけの特等席にいるようです!
SNS映えを狙うなら、あえて「映えすぎない」余白の美しさを感じてみても良いかも。
その1枚が、きっと見る人の心に深く残るはずです(^.^)
今回は「観て楽しむ」芸術体験をご紹介しました♪
そして次回は、「聴いて楽しむ」オーケストラへ。
なんと、人生で初めてオーケストラを鑑賞してきたんです!
その感動のひとときを、たっぷりお届けしますのでお楽しみに!
引き続き、ぜひチェックしてみてくださいね♪