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2024-05-10

イマーシブ・フォート東京で「人生、全とっかえ」を体験!

イマーシブフォート東京とは


テーマパークを超える完全没入体験。

映画やアニメ・ゲームの世界で目にする “ドラマティックな出来事”を“鑑賞者”ではなく “当事者”として体験できる世界初のイマーシブテーマパーク。

今回は筆者が実際に体験したアトラクションやその他の魅力をご紹介します!


江戸花魁奇譚


参加者はヨーロッパのとあるホテルで密かに開催される闇オークションに案内され、オークションの目玉である妖刀「藤烏」落札の瞬間、江戸の花街へと誘われる。
200年の時空を超えて、妖しく幻想的な花街を巡りながら、参加者は妖刀「藤烏」に纏わる物語に取り込まれていくというストーリー。

撮影禁止はもちろん、アトラクションは内容を口外しない等誓約書にサインし、参加者同士の私語禁止という徹底ぶり。

演者からの声掛けには応じることができるので、本当に江戸の花街にタイムスリップしたような感覚が味わえます。

個人的には、江戸の花街とはどういうところか、時代背景や花魁の知識を入れておくとより楽しめると思いました。

また、参加者が自由に動き回れることにより、それぞれが体験しているエピソードが異なります。

筆者は友人と3人で参加しましたが、同じ空間にいたのに知らないエピソードが多数あったので、同行者がいる場合、別行動をした方がそれぞれの体験を共有できるのでおすすめです!


第五人格 イマーシブ・チェイス


大人気ゲーム「Identity V 第五人格」の世界で繰り広げられる命懸けの鬼ごっこ体験。


参加者はハンターに捕まらないよう逃げながら、配布される端末を使用してエリア内に複数ある機械を解除していくアトラクション。

ゲームの元ネタを知らなくても楽しめますが、キャラクターや大まかな流れなどを知っているとより楽しめます!

参加者にはそれぞれに能力が与えられ(エリア内を明るく照らす、解除時間を短縮できる、など)チームメンバーと協力しながらミッションに挑みます。

また、エリア内は走らないようアナウンスされるので、ハンターから全力疾走で追いかけられる、というようなことはないのでご安心を!

ハンターと遭遇しないよう隠れるところがあるのですが、隙間から感じる視線や大きなノック音に筆者の心拍数は急上昇しました。

ホラーが苦手な方もぜひ一度チャレンジしてみてください!


スパイ・アクション


不定期開催の突如始まるスパイアクションショー。

▲ 思いがけず「ゴッド・ファーザー愛のテーマ」が脳内で再生されてしまうマフィアのボスのビジュアル


我々観客も銃を向けられたり、マフィアから指示を出されて行動したり、捉えられたりする参加型アクションショーです。

▲ これはマフィアに連行され命を狙われているところをスパイに守られている筆者の友人

目の前で繰り広げられるスパイとマフィアの抗争は迫力満点!

▲ この躍動感で伝わってほしい

観客参加型なので、公演によって異なるアドリブや演出が楽しめます。
人生でマフィアの抗争に巻き込まれる経験はなかなかできないので、一見の価値あり!

パーティー・フェスタ!


ミュージカル映画さながらのパーティーシーンに没入する「全員当事者」の熱狂エンターテインメント。


360度のステージはどこから見ても楽しむことができ、ステージの演者たちも目まぐるしく動くので目も耳も足りなくなるほど!


演者にエスコートされてダンスを踊ったり、一緒に振りをしたり、観客ではなくゲストで参加しているパーティーのよう。


最後は参加者みんなでステージを中心に周りながらダンスに参加します。
同じ阿呆なら踊らにゃ損損、全力で参加して出演者と一緒に盛り上がりましょう!


ザ・キャバレー


ヨーロッパの町の片隅で、めくるめく魅惑の夜に没入するレストラン。
ショーの公演時間以外は、お食事だけでも楽しむことができます。

▲ 2024年4月現在のメニュー

▲ チキンコンフィ ディアブルソース


生歌、生演奏、ダンサーのパフォーマンスを間近に感じることができ、演者がすぐ近くを通ったり、参加者がステージに上がったり、演者とコミュニケーションを取れる距離の近さが魅力的!

一方的に鑑賞するというよりは、客席も盛り上がって一緒にショーを作り上げるようなイメージなので、積極的に参加した方が絶対に楽しいです!

会場を盛り上げるリングライトも販売されています。


アトラクションだけじゃない、そこに住む住人たちの魅力


館内はフォルテヴィータという架空の街として存在しています。
ストリートミュージシャンや新聞配達員など、そこに住む住人たちに声をかけることで更なる没入体験を楽しむことができます。

▲ これはストリートミュージシャンのレオに「一曲リクエストいいかしら…?」と声を掛けて、まんまと恋に落ちた筆者

▲ 住人のモニカ(右)と筆者(左)

また、館内で配布されるニュースペーパーにも街に関する情報が書かれているので、住人たちに尋ねてみると何かこの街のヒントが得られるかも…?

演者として存在する住人以外の従業員たちも街の住人として接してくれるので、積極的に声を掛けるとより楽しめますよ!


総括


「人生、全とっかえ」というよりも、長い長い夢を見ているような一日を過ごした感覚でした。

受け身の鑑賞スタイルよりも、積極的に参加する方が断然楽しめるテーマパーク!

一度体験したアトラクションでも、全く同じ体験は二度とできないので、何度でも足を運びたくなるのも魅力的です。

ぜひ一度、未知の世界を体験しに行ってみてください!

このしおりのライター