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2022-11-05

【新潟】米どころのワイナリーは外国みたいな風景!美味しいワインとグルメの旅を紹介

みなさんこんにちは!

新潟と言えば連想するのはお米、日本酒、冬はスキーのイメージでしょうか?

海や山に囲まれた地形で、海の物や山の物まで採れてしまう新潟は、新鮮でおいしい食材がたくさんある地域。

そんな食の宝庫新潟にはワイナリーもあるんです。

しかもフォトジェニックな空間で、おいしいワインと共に地元の食材を使った料理が提供されるレストランがあるので、ブドウ畑の収穫が終わる前に行ってみました。



★外国みたいなぶどう畑のカーブドッチワイナリー

新潟市に広がるワイナリーに行くために上越新幹線で新潟駅へ向かいました。

新潟駅からはJR越後線「内野駅」で下車して、そこからはタクシーで20分ほど乗車すると目的地「カーブドッチワイナリー」に到着。

このカーブドッチはいくつかのワイナリーとレストラン、ホテルや温泉、ワインショップなどの施設があり、ブドウ畑と美しい景観がまるでヨーロッパの郊外のような風景を作り出しています。

ほんとうはこのエリアにあるホテルに宿泊したかったのですが、11月下旬ごろまで週末は満室・・・。


次回は早めに宿の予約を入れることにして、今回は下見のつもりで訪れました。

まずは、ワイナリーの敷地に入るとすぐ目の前に広がるぶどう畑。
よく見ると枝にはかわいらしいブドウが実っています。

広大なブドウ畑の先には、フレンチレストランに宿泊施設が備わったオーベルジュの「トラヴィーニュ」。まるで絵画のような風景。

他にも、美しいぶどう畑を見ながら食事ができるレストランやカフェが点在していました。
このエリアにあるお店は景観を損なわないようにガーデニングもきちんと整備されていて、かわいらしい空間を作りだしています。



★ワインも料理も絶品のレストラン薪小屋

今回のランチはカーブドッチのワインと地元食材をたっぷり使った料理が楽しめる「レストラン薪小屋」へ。

ドイツ人建築家が新潟の古民家をドイツ建築と融合させた雰囲気のよい空間で食事を頂くことができます。

伺った時間が12時半ごろでちょうどランチのピークタイム。

人気店だったので、ウェイティングリストに名前を書いて順番を待つことにしました。


順番が来るまでレストランの周りを散歩していると、近くにウェディングホールもあり、ガーデンウェディングの跡がありました。

また、今の時期は花も見ごろだったので、コスモスをはじめハーブの素朴でかわいらしい花たちがショップの周りを彩っていました。

いよいよレストランの順番が来て、おまちかねの店内へ。

黒を基調としたおしゃれな山小屋風。たくさんの梁が印象的。2F、3Fも座席の設置がありましたが、ランチは1Fフロアのみ営業でした。

ランチメニューはパスタランチや魚料理ランチ、肉料理ランチなどありますが、それぞれメインメニューによって値段が変わっていました。

ランチは前菜、スープ、パン、メイン、デザート、コーヒーのコースとなります。

今回は南蛮海老のトマトクリームスパゲティー(2200円)のコース。
そのほか同行者とシェアするため、単品で越後もち豚ソーセージの盛り合わせ(1320円)をオーダーしました。

ワインは白の「シャルドネ樽熟成」(グラス1045円)。

料理は期待通り、思惑通り全てが本当においしかった!!

ワインはさらりと飲みやすくて後に残るクセもなく、料理の相性も良く、変な酔い方もなかったです。

特に印象に残ったのはメインの南蛮海老のソースパスタ!
海老の旨味が凝縮したソースはもちろん、丸ごとのエビは殻がソフトシェルクラブのように柔らかいので取り出さずにそのまま食べても大丈夫。
どうやったら丸ごとでも殻が邪魔にならずにおいしくいただけるのか。

そして、越後もち豚ソーセージ!

お肉好きならうれしい、肉の旨味しっかりのソーセージ。
少し焦げ目のあるベーコンも焼き具合が丁度良くワインがすすみました。

また、デザートのカボチャクリームとチョコレートのパンナコッタは見た目も美しく、口にいれるとすぐにとろけるなめらかさでした。

ワイナリーで製造されたワインと、付け合わせのパンからメイン、デザートまで繊細でおいしい料理に見た目もお腹も満足の時間でした。


★敷地内のマルシェやワインショップなど施設めぐりへ

食後はまだ散策していない個所を回ってみようとマルシェやショップをめぐってみました。

ワインショップではランチでいただいたワインがボトルで販売されています。

また、カウンターでワインの飲み比べができるコーナーがあり、ここで製造されたワインを立ち飲みで楽しんでいる方たちがいました。


マルシェはかわいい店内で、おいしそうな焼きたてパンやこちらで製造されたハム・ソーセージなど魅力的な食材が並んでいました。

★近くには自然豊かな上堰潟公園があります

カーブドッチを散策したあとはタクシーで10分ほど移動して「上堰潟(うわせきがた)公園」へ。

入場料は無料で、地元の方が散策する自然あふれる憩いの公園です。

角田山の麓に広がり、様々な野鳥が飛来する貴重な場所でした。

公園にはいるとすぐにコスモス畑が広がり、その先には広大な上堰潟。その水辺を周遊できるように通路や橋があります。

草むらには赤とんぼが飛び交い、水辺にはカモやサギなど水鳥たちがグループで活動している姿が見えました。

のんびりと心地よい秋の風を感じながら自然豊かな公園を、満腹のお腹をさすりながらのお散歩は快適でした。



★次回のカーブドッチはホテル利用で楽しみたい

今回下見のつもりで訪れたカーブドッチワイナリー。

美しいブドウ畑と、そこから生まれたおいしいワイン。地元で採れた食材を使ったコース料理は満足だったので、やはり次回はホテルステイを中心に、施設内の温泉やスパ利用を満喫し、ワイナリーツアーに参加したら楽しそうです。

また、少し足を延ばして上堰潟公園や弥彦神社の参拝までしたら旅の充実度がぐんと上がります。

カーブドッチを訪れたなら、新潟はスキーや海水浴だけでなく、滞在型ワイナリーを楽しむという、新しいバカンスが見つかるのではないでしょうか。


※2022年10月現在の情報です。



このしおりのライター

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