日中線しだれ桜並木とは
「喜多方ラーメン」で有名な喜多方エリアに、春になると現れる桜のトンネル。
旧日中線の跡地を遊歩道として整備し、約3㎞に渡り1,000本のしだれ桜が植えられています。
福島で日本の春の風物詩を存分に感じてみてはいかがでしょうか。
見頃とアクセス
見頃は4月中旬で、この記事は2021/4/11に訪れた際の情報です。
時間帯は午前がおすすめ。お昼に近づくにつれて人出が多くなってきます。
一緒に行った友人は、日の出前に訪れて写真撮影していました。「朝の時間が一番綺麗だった!」と言っていたので、早起きできなかったのが無念…。
早起きして朝日と桜を眺めるのもいいかもしれません。
朝は写真撮影をしている方が多いようです。
アクセス方法は、車と公共交通機関のどちらもあります。
・公共交通機関:JR磐越西線喜多方駅から徒歩約5分
・車:磐越自動車道会津若松ICから車約25分
桜の時期には臨時駐車場も設置されます。混雑しますので、最新の情報をご確認ください。
喜多方商業高校跡地臨時観光駐車場
駐車台数:700台
車種:普通車のみ
利用時間:8:00~17:00
散策スタート!
それでは、臨時駐車場から桜のトンネルまでの道のりを順にご紹介します。
遊歩道を入るとすぐの場所に、当時走っていたSLが展示されています。
3kmってどのくらい?所要時間は?
桜並木は約3km続きます。どのくらいの距離か、想像がつくでしょうか。
速くも遅くもない私の速度で歩くと、3km歩くのにおおよそ45分かかります。普段あまり歩かない方は、少々疲れてしまいそうですね。
そんな方のために、道中にはベンチがあります!私も何度か座って休憩しました。
立ち止まって桜を見上げたり、写真を撮ったりしながら進みますので、2〜3時間は所要時間として考えた方がよさそうです。
歩いているとお腹が空いてきます
道中で桜のパンが販売されているのを発見。桜の名所で桜のパンを発見したら、買ってしまいますよね。
他にも屋台はありましたが、あまり多くない印象です。ご飯はしっかり食べてから行くことをおすすめします。
桜のトンネルを発見!
臨時観光駐車場がある喜多方プラザ方面からスタートした場合、2/3を過ぎたあたりからメインストリートである桜のトンネルが出現します。
桜のトンネルが見えてくると、自然と歩くスピードも上がっていきます。
見上げると満開の桜が…!
メインストリートだけあって、一気に混雑します。
私が訪れた4月中旬は、桜は満開かつ快晴でお花見には絶好な日でしたが、歩くのが大変なほど混雑はしていませんでした。
もし東京都内でこの絶景が見られるなら、大混雑するのではないでしょうか…。
桜のトンネルには写真撮影スポットがあり、多くのカメラマンが譲り合いながらカメラを構えています。
「ここは写真スポットです!」などの看板はありませんが、写真を撮ろうと人が集まり、歩行者もなんとなく気を遣いながら歩いているといった様子です。
ぜひ、お気に入りの1枚を撮影してみてください。
桜の香りに包まれる春の世界
桜のトンネルに入ると思わず「桜の香りすごい!」と叫んでしまいます。あの甘い春の香りに包まれる素敵な空間でした。
道中ではぜひ、桜を真下から見上げてみてください。桜が空から降ってくるような幻想的な錯覚に陥ります。
青空と桜のコントラストが綺麗で、立ち止まってぼーっと眺めてしまいました。これもしだれ桜の魅力の一つですね。
桜のトンネルでは様々な桜を見ることができます。お気に入りの桜を見つけてみてください。
まとめ
寒い日が続き、桜の季節を待ち望んでいる方も多いのではないでしょうか。
今年はぜひ、福島の「日中線しだれ桜並木」で桜のトンネルを体験してみてください。
春に向けてお花見情報を求めている方にとって、有益な情報となれば幸いです。
私は散策終わりに喜多方ラーメンをいただきました。たくさん歩いた後のラーメンは格別ですね。