今年で開業3周年を迎えた『チームラボプラネッツ TOKYO DMM(以下、チームラボプラネッツ)』。従来の「Water Area」と「Public Area」に加え、2021年7月2日(金)に新エリア「Garden Area」がオープンしました。
「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」となった『チームラボプラネッツ』に編集部が行ってきたので、レポートしていきます!
開放感のある新エリア「Garden Area」
<Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体>
13,000株を超えるランの花が空中に浮かぶ「Floating Flower Garden:花と我と同根、庭と我と一体」。壁と床がミラーになっているので、どこまでも草花が続いているような幻想的な空間になっています。
人が入っていくと花はゆっくりと上にあがっていき、まるでモーゼが海を割ったようにそこに空間が現れます。花々の中に没入することで、花に包まれるような感覚を味わうことができます。
また、この作品は天井から自然光を取り入れているので、日中と日没後では異なる表情を見せてくれます。
作品に使われている13,000株を超えるランの花は全て本物の着生ラン。本物のランだからこそ表現できる1本1本のランの表情や空間全体の香りなどを、この作品では感じてみてください。
<呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色,Sunrise and Sunset>
本物のハイゴケを使った苔庭に、無数の銀の卵型の物体が広がる「呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色,Sunrise and Sunset」。銀の卵には実際に触れることができ、触れると中から音が鳴って、周囲の銀の卵にも伝播していきます。
庭のいたるところに苔玉があり、苔が生きていることがわかります。苔がイキイキとできる環境を作るために霧状の雲海が庭園には広がっており、これがまた神秘的な雰囲気を演出しています。
▲ 画像提供:teamLab
夜になると銀の卵は音だけでなく、光も中から反射し、昼間とはまた違ったとても幻想的な空間になります。銀の卵は、光だからこそ発色できる61色の「固形化された光の色」で変化していきます。
従来のエリアも引き続き鑑賞可能
▲ The Infinite Crystal Universe
▲ 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング
▲ 意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊
従来のエリアの作品も今まで通り、鑑賞可能。
光の彫刻群が無限に広がる「The Infinite Crystal Universe」、光によってカラフルに彩られた水に膝あたりまで浸かって楽しむ「人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング」、音を奏でながら色が変化する巨大な球体に埋め尽くされた「意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊」など、どれも大人でも童心に返って楽しむことができる作品ばかり!
新エリアを加えてスケールアップした『チームラボプラネッツ TOKYO DMM』。
感染症対策も最大限行なっているそうなので、ぜひ次の休日に足を運んでみてください!