日本の原風景ともいえる、自然豊かな景観が楽しめる秋田県。
前回に引き続き今回も、写真を見ているだけで涼しさを感じるような、夏にぴったりのスポットを3か所紹介します。
第1弾をチェックしていない方は、ぜひこちらも覗いてみてくださいね！
秋田県民でも訪れたことがある人は少数？
3. 横倉の棚田（藤里町）
第1弾で紹介した「世界遺産・白神山地」以外にも、藤里町にはぜひ一度は訪れて欲しいスポットが！それが、白神山地の麓に広がる「横倉の棚田」。この横倉地区は今年2月に指定棚田地域に指定され、「守りたい秋田の里地里山50」にも選ばれている知る人ぞ知る絶景スポットです。秋田県民でも知っている人や訪れたことがある人はそこまで多くはないのでは？
《写真を見ているだけでも癒やし効果抜群！》
見てください！このどこまでも続く山々や広い空！悩みも吹っ飛ぶほどの壮大な景色が目の前に広がります。耳を澄ませば、聞こえてくるのは風のそよぎや鳥のさえずり。
ただ、ぼーっと目の前の風景を眺めているだけで、日々の疲れもどこかへ飛んでいくような不思議な場所です。これが「大自然に抱かれる」体験なんだ、と感動すること間違いなしですよ！
《行くときはここに気を付けて！》
この場所へは、県道317号から車1台がやっと通れるような細い道に入り、坂道を登って向かいます。私も最初「え？ここ？道あってる？」と思わず不安になりました。そう！とにかく、道幅がせまい！道路のすぐ横には地元の方の住居や畑などがあるので、訪れる際にはマナーを守り、住民の方々に迷惑を掛けないようお気を付けくださいね。
「横倉の棚田」へ向かう途中にも自然スポットが！
4. 峨瓏の滝（峨瓏大滝）
秋田市側から「横倉の棚田」方面へ北上する道の途中にも、おすすめの自然スポットがあります！それは県道317号線沿いにある「峨瓏の滝（峨瓏大滝）」。
この滝は駐車場から徒歩で約1分！車を降りて少し歩けば、すぐに清涼感たっぷりの迫力ある滝を楽しむことができます。滝のそばには神社もあるので、神秘的なムードが漂っていますよ。トイレもあるので、ドライブの小休憩にもぴったりです。
《行くときはここに気を付けて！》
峨瓏の滝に関しては、特に注意することはありません。そのくらい、気軽に立ち寄れる自然スポットです。滝の写真を間近で撮りたい方は、スニーカーなどの履きなれた靴がいいかも。ヒールやサンダルでも近くまで行けますが、足場は石だらけなのでお気をつけて！スマホやカメラなどを落として傷つけないように！
清涼感たっぷりで避暑地におすすめ！
5. 元滝伏流水（にかほ市）
5か所目は鳥海国定公園内にあるパワースポット「元滝伏流水」。ここは駐車場からゆっくり歩いても15分ほど。私は10分で到着しました。元滝伏流水に向かうまでの道では、ウグイスの鳴き声がすぐそばに！姿は見つけられませんでしたが、とても近くで聞こえてびっくり。目的地に向かうまでも、森の香りやおいしい空気など五感で自然の偉大さを感じられるとは、さすが高質な田舎・秋田県です。
《絵画のように美しく、近くで見ても離れて見ても迫力満点！》
見てください！この絵画のような美しさ。流れ出すこの水は、秋田富士とも呼ばれる名峰・鳥海山の雪解け水や雨水が長い歳月を経て、わき水として流れ出したもの。その水の量は1日約5万トンと、すごい量の水が枯れることなく絶えず流れています。
近寄ると天然のミストが！ひんやりと涼しい空気に包まれていて、避暑地としておすすめです。
駐車場には鳥海山の真純水を販売している自動販売機があります。「え、水に160円？」と思うことなかれ！ぜひ、だまされたと思って飲んでみてください！そのおいしさに感動すると思います。
《行くときはここに気を付けて！》
車の駐車スペースは広めで、トイレもあります。最初にお手洗いを済ませてくださいね。元滝伏流水は大自然の中にあるので、駐車場からは森の中を進んで向かいます。肌を露出しない散策に適した服装や歩きやすい靴で訪れてくださいね。虫よけスプレーもお忘れなく！
まだまだ紹介したいスポットが盛りだくさん！
今回のスポットはいかがでしたか？今まで紹介したスポット以外にも、秋田県には「密」を気にせず楽しめる絶景スポットがいっぱいありますよ。自由に旅行ができる情勢になったら、ぜひ足を運んでみてくださいね！
