気軽に海外に行けなくなってしまってから早一年。
台湾ファンの方の中には、台湾ロスに陥っている方も多いのではないでしょうか。
台湾といえば美味しい食べ物、小籠包やタピオカミルクティー、魯肉飯などが定番ですが、食べることが大好きな人が多い台湾には、それ以外にも美味しい物が本当にたくさんあります。
こちらの記事ではまだ食べたことのない方にはぜひ試していただきたい、台湾のローカルな美味しい食べ物をご紹介させていただきます。
次の台湾旅行にいかがでしょうか。
是非脳内台湾グルメの旅を楽しみましょう!
【揚げきのこ】
屋台などでたまに見かける揚げきのこ。素朴ですが、外はカリッとしていて、中はジューシーなきのこが楽しめる、是非試していただきたい逸品です。
エリンギ、シイタケ、えのき、ひらたけ、ミックスなどから選べる事が多いです。
ただのきのこなのですが、熱々で口が火傷しても構わないと思ってしまうくらい美味しくて止まらなくなります。
台中の少し辺鄙なところにありますが、特におすすめのお店がありますので、よかったらお立ち寄りください。
阿婆杏鮑菇
426 台湾 Taichung City, Xinshe District, Xingyi Street, 167號協成里
【鹽酥鶏(揚げ物屋台)】
イエンスージーという、好きなものを選んで揚げてもらえる屋台です。
言葉が話せないうちは少しハードルが高そうで、避けてしまいがちですが、頼んでみると案外簡単。カゴに好きな具材を入れて渡すだけです。
ちょっとつまみたい時にもぴったりで、キンキンに冷えたビールと一緒に楽しむのも良いかもしれません。
要辣嗎?(ヤオラーマ?、辛くしますか?)と聞かれることが多いので、不要(ブーヤオ、いらない)か、要(ヤオ、いる)で答えれば大抵は大丈夫です。
何て聞かれているか聞き取れず戸惑っている場合は、スパイシー?とか、辛い?などと聞き直してくれるかもしれません。
観光客の多いところでは、英語や日本語で伝わるところも多いので少し安心ですね。
お肉も美味しいですが、きゅうりを揚げたものが個人的におすすめです。止まらなくなる美味しさです。
【滷味(ごった煮)】
ルーウェイという、こちらも先程の鹽酥鶏と同じく店先で好きな具材を選んで調理してもらうタイプですが、醤油ベースの煮込み料理です。
お店の人が食べやすいようにカットしてくれます。
北部と南部で調理の仕方が少し異なるようですが、北の方はスープで煮込んでくれるタイプが主流で、台中のお店は、カットしてソースであえてくれるところが多いです。
すごくしょっぱそうに見えますが、台湾の料理は塩味が強いものは少なく、ちょうど良い味付けでした。
お店によっても味付けが違うようなので、お気に入りを見つけるのも良いかもしれません。
こちらも辛くするか聞かれるので、先程の不要(ブーヤオ、いらない)か、要(ヤオ、いる)で乗り切りましょう。
台湾っ子はこれを夜食に食べるそうです。こちらもビールが進みそうです。
【鴨料理】
台湾にいると鶏肉と同じくらいよく目にする鴨肉、台湾の人は大好きです。
ご飯にのせたり、麺にのせたり、鴨の旨味が凝縮された油がかかっていて、やみつきになるおいしさ。
鴨の出汁がたっぷりのスープもおすすめです。
寒い季節は薑母鴨(ジャンムーヤー)という鴨の鍋を食べることが多いです。日本ではそこまで鴨料理を食べる機会が多くないと思うので、是非試して頂きたいです。
【鍋物】
色々な具材を入れて楽しめる鍋物は、本当に種類がたくさんあって選ぶのが楽しいです。
具材も日本と少し違っていて、面白いです。特におすすめなのは必ずと言っていいほど入っている乾燥湯葉。鍋のスープを吸ってとても美味しいです。
お鍋のレストランに行くと大抵ソースがたくさん並んでいて、自分で好きなようにアレンジできます。ソースがなくても美味しいですが、味に変化がついて最後まで飽きずに食べられて素晴らしい!
食べ終わる頃にはお腹も心も大満足です。
以上台湾でおすすめのローカルフード、脳内グルメの旅でした。
まだまだ台湾にいつ行けるかわからない状況が続いていますが、早くその日が来ることを願っています。