非日常空間にワクワク! 冒険気分が味わえる国内の洞窟10選
今回は ittaライターの旅のしおりから、日本国内の「洞窟」をピックアップ! 気軽に遊びに行ける人気観光地から、ツアーに参加しないと訪れることができないような穴場まで、さまざまなタイプの洞窟をご紹介します。
気になる場所があれば写真下のリンクより、実際にその地を訪れたittaライターの声もチェックしてみてください。
龍泉洞(岩手)
写真:「意外と個性的!?日本三大鍾乳洞の魅力」(ライター:anx)より
日本三大鍾乳洞の一つとして知られる、岩手県の「龍泉洞」。総延長は現在分かっている部分で4,088メートルあり、観光客が見学できるのはそのうちの700メートルほど。洞内にたくさんのコウモリが生息していることでも有名で、冬眠の時期には「コウモリうぉっちんぐ」も楽しめます。一番の見どころは、透明度の高い神秘的な「地底湖」。これまでに8つの地底湖が発見されており、そのうち3つが公開されています。
江の島岩屋(神奈川)
写真:「【江ノ島】噂の行列店『とびっちょ』に並ばない裏ワザと、パワースポット洞窟探検!」(ライター:nak)より
多くの観光客で賑わう江ノ島の最奥部にあるのが、パワースポットとしても知られる海食洞窟「岩屋」。洞内は歩きやすいよう整備されており気軽に訪れることができます。ろうそくを手に持ちながら歩くと、ちょっとした冒険気分が味わえますよ。(※現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ろうそくの無料貸出は行われておりません。)江ノ島の入り口から岩屋までは徒歩30分ほどかかるので、船で向かうのもおすすめ。
天窓洞(静岡)
写真:「東京から日帰りでも行ける、西伊豆の青の洞窟!堂ヶ島『天窓洞』を120%楽しむ方法」(ライター:ちゃんちか)より
静岡県・西伊豆の堂ヶ島は、奇岩の数々や珍しいトンボロ現象が見られる景勝地。特に人気のスポットが “青の洞窟” とも呼ばれる「天窓洞」で、遊覧船に乗って洞内へ入ることができます。洞窟の天井は一部が丸く抜け落ちており、まるで大きな天窓のよう。そこから洞内に光が差し込み、海面が青色に輝く神秘的な光景を見ることができます。
駒門風穴(静岡)
写真:「【御殿場】アウトレットでのお買い物ついでにプチ冒険! 巨大な洞窟『駒門風穴』」(ライター:ちゃんちか)より
静岡県御殿場市にある「駒門風穴」は、約1万年前に富士山の火山活動によってできた溶岩洞窟の一つ。民家に囲まれた場所にひっそりとあり、冒険気分を味わえる穴場スポットです。一部、大人は身をかがめなければ進めないような箇所もあります。洞内の温度は年間を通して13度ほど。夏は涼しく感じるので羽織りものを持って行くと安心です。
鳴沢氷穴(山梨)
写真:「秋のドライブにぴったり!絶景も温泉も全部楽しむ『山梨』の日帰り旅行プラン」(ライター:かずのこ)より
富士山の麓、青木ヶ原樹海にある「鳴沢氷穴」は、総延長153メートルの溶岩洞窟。内部の温度は約3度と低く、かつては貯蔵庫としても使われていました。水滴が凍ることでできる「氷柱」が見どころの一つで、ライトアップも行われています。竪穴型洞窟で階段が多く滑りやすい箇所もあるので、歩きやすい靴で行きましょう。近くにある横穴型洞窟「富岳風穴」や樹海の散策とセットで楽しむのもおすすめ。
三段壁洞窟(和歌山)
写真:「【和歌山】東京からわずか80分!『南紀白浜』の絶景スポットを巡る旅」(ライター:itta編集部)より
南紀白浜の観光スポット「三段壁洞窟」は、断崖の下の部分にできた海蝕洞。平安時代、源平合戦で知られる熊野水軍の船隠し場だったという伝説もあります。崖の上から地下36メートルまでエレベーターで降りることができ、洞窟内部を見学することが可能。迫力ある波しぶきや、再現された熊野水軍番所小屋などが見られ、自然のパワーと歴史ロマンを感じられるスポットです。
秋芳洞(山口)
写真:「日本三大鍾乳洞から海にかかる絶景の橋まで。山口県に来たなら外せないおすすめ観光スポット」(ライター:かずのこ)より
山口県の「秋芳洞」は、総延長10キロメートルを超える国内屈指の大鍾乳洞で、日本三大鍾乳洞の一つに数えられています。観光コースは約1キロメートル。「百枚皿」や「洞内富士」など、長い年月をかけて自然が作り出した不思議な光景を見ることができます。洞内の温度は年間を通して17度ほどで一定し、快適に観光が楽しめますよ。
リムストーンケイブ(鹿児島)
写真:「【鹿児島・沖永良部島】アウトドア派にオススメ!洞窟の聖地でケイビング体験!」(ライター:SAORIGRAPH)より
鹿児島県の沖永良部島は、大小200〜300もの洞窟があるといわれている “洞窟の聖地”。ツアーに参加して、「ケイビング」(自然のままの洞窟を探検するアクティビティ)を楽しむことができます。
ケイビング初心者でも参加できるのが「リムストーンケイブ」のコース。観光地となっている鍾乳洞とは違い、洞窟内に照明が設置されていないのでヘッドライトを頼りに進みます。水に浸かる場所や、ほふく前進しなければいけないような狭い場所もあり、アドベンチャー要素が満載です。
銀水洞(鹿児島)
写真:「【鹿児島県・沖永良部島】こんな絶景が地底に!?究極の洞窟ツアー『銀水洞』へ行ってみた」(ライター:SAORIGRAPH)より
「銀水洞」は、沖永良部島のケイビングツアーの中で最も難易度が高いといわれている洞窟。長く険しい道のりを、往復5~6時間かけて探検します。このコースに参加することができるのは、10歳以上の健康な方(※18歳未満は保護者同伴)で、ケイビングツアー参加が2回目以降の方のみ。
パンプキンホール(沖縄)
写真:「【沖縄・宮古島】話題沸騰中のパワースポット! 神秘的な『パンプキン鍾乳洞』を見に行こう!」(ライター:Salee)より
最後にご紹介するのは、宮古島の「パンプキンホール」と呼ばれる保良泉鍾乳洞。海に面しており、干潮の時間帯のみ入り口が現れます。安全に楽しむために、必ずツアーに参加して訪れるようにしましょう。洞内には巨大なカボチャのような鐘乳石があり、よじ登るとその奥にも不思議な空間が広がっています。
ittaライターの旅のしおりから、日本国内の「洞窟」をピックアップしてご紹介しました! 非日常的な空間で、冒険気分を味わってみませんか?