岡崎公園
戦国乱世から泰平の世へ、後に約260年間つづく江戸幕府の礎を築いた天下人、徳川家康。
愛知県出身のスーパー有名人である家康公が生まれた場所として有名な岡崎城がある岡崎公園を散策してきました!
「岡崎城」日本100名城にも選定!
岡崎城は15世紀中期(室町時代)に築城されました。その後、江戸時代の岡崎は東海道の宿場町として、そして岡崎城は家康生誕の地として栄えていきました。
明治6年の廃城令により岡崎城は1度解体されてしまいますが、その後1959年には天守が3層5階建てに復興され、2006年には日本100名城にも選定されました。
天守の最上階からは岡崎市の街が一望でき、城内に育つモミジの木々と伊賀川沿いの桜並木、秋は紅葉そして春はお花見、また必ずここを訪れようと思いました。
龍城神社
岡崎城すぐ隣に鎮座するこちらの龍城神社。家康公が生まれた朝、城楼上に金の龍が舞い上り昇天したという伝説が残る岡崎市随一のパワースポットです!
出世、開運、安産、厄除けなどの御利益があると言われています。
家康公のからくり時計
公園内の広場にある高さ約6メートルのからくり時計。
毎時00分・30分になるとからくり時計が開き、家康人形が能を舞う姿が見られてとても可愛いです。からくり時計って大人になってから見ても、なんだかワクワクします♪
東照公産湯の井戸
東照公=徳川家康です。
1542年(天文11年)、岡崎城内で生まれた竹千代(徳川家康)の産湯にこちらの井戸が使われた事から江戸時代には神聖視され、今でも隠れパワースポットとして沢山の人が訪れます。
現在は井戸の隣で、井戸から直接汲み上げた水に触れられるようになっています。
家康公の出世パワーにあやかれてしまうかも?
おわりに
徳川家康公が残した遺訓の一部を抜粋して、
「(前略)堪忍は無事長久の基、怒りは敵と思え。(中略)おのれを責て人を責むるな(後略)」
(我慢する事が無事に長く安らかでいられる事の基礎で、怒りは敵と思いなさい。自分の行動について反省し、人の責任を責めてはいけない。)
忍耐の男である徳川家康の言葉は、現在コロナ禍にある私達日本人への教訓ともとれるのではないでしょうか。
岡崎公園内は様々な樹々の緑が広がり、空気も澄んでいて、のんびり散歩する人達の姿も多く見られました。自然溢れる園内を散策しながら、かつての天下人が眺めたであろう城下町の情景に想いをはせる歴史ロマンをぜひ堪能してください。