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2020-07-17

【ロシア】豪華寝台列車で優雅な朝食を! グランドエクスプレスで行くモスクワ〜サンクトペテルブルクの旅


一度は乗ってみたい豪華寝台列車。
その夢、ロシアで叶えませんか?

ロシアといえばシベリア鉄道が有名ですが、その他にも長距離列車や観光列車が多く存在します。今回は、ロシアの二大都市モスクワーサンクトペテルブルク間を結ぶ豪華寝台列車 Гранд Экспресс(グランド・エクスプレス)をご紹介します。



23:30 ドキドキの乗車!

今回はサンクトペテルブルクを目指して、モスクワのレニングラード駅から乗車しました。

実は、ロシアの鉄道駅の名前は目的地になっています。サンクトペテルブルクはソ連時代に革命家レーニンにちなんでレニングラードと呼ばれていました。なので、駅名がサンクトペテルブルク駅ではなく、レニングラード駅になっています。


こちらが夢のグランド・エクスプレス!

各車両には担当の車掌さんがおり、入り口で迎えてくれます。
(奥に見える赤い制服を着た方が車掌さん)

チケットを見せて、さっそく乗車しましょう♪



お部屋はこんな感じ!

グランドエクスプレスには

・スタンダード(4人部屋)
・ビジネス(2人部屋)
・グランド(1人 or 2人部屋)

があり、朝食・アメニティの有無が選べます。

私たちは、二人旅&食堂車を使いたかったのでビジネスの朝食・アメニティ無しのお部屋に泊まりました。2人部屋は男女分かれている部屋もあるのでひとり旅でも安心です。


▲ テレビではロシア語の番組が見れます。充電とWi-Fiもバッチリです。

▲ 大きな鏡があるのも嬉しい!!

各部屋はカードキーになっています。

知らずに部屋を出て閉じ込められてあたふたしていたら、隣の部屋のおじさんが「俺もさっきやっちゃったんだよ〜!」と笑っていました。閉じ込められてしまったら、車掌さんを呼びましょう。



24:30 朝食を頼んで、おやすみなさい

食堂車で朝ごはんを食べるには、夜の間に予約しなくてはいけません。こちらが朝食のメニュー。

残念ながら英語メニューはありませんでした。
ロシア語のみで写真もなく、少し難易度が高いと感じるかもしれません。私は少しロシア語が分かるのですが、車掌さんも頑張っていくつかのメニューを英訳してくれました。

エッグベネディクト(Яйцо Бенедикт)やシルニキ(Сырники / ロシアのチーズパンケーキ)もおいしそうで気になりましたが、悩みに悩んで、サンドイッチ(Сэндвич)を注文。

紙を車掌さんに渡し、食堂車で食べたいと伝えると「8時前に迎えにくるわ」とのこと。
ドキドキ、ワクワク。期待に胸を膨らませながら、おやすみなさい!



7:00 日の出とともに起床

朝焼けと雪景色のコントラストが美しい。
ロシアらしい冬景色ですね。



8:00 夢の食堂車で朝食を!

8:00前になると車掌さんが部屋をノックしてくれました。

車掌さんに続いて廊下を進み、食堂車へ。

そして、じゃじゃーーん!!

ついにやってきました!!

朝食付きプランはお部屋で食べるからなのか、ラッキーなことに私たち以外にお客さんはおらず貸切状態でした。


こちらが昨晩頼んだチキンのサンドイッチ。
ナイフとフォークでいただきます。


朝からこんな素敵な空間でご飯が食べられるなんて、お腹だけでなく心も満たされます。


食後にはその場で紅茶を頼んでゆっくり。お支払いはカードもOKです。



8:47 サンクトペテルブルクに到着!

ご飯の後はあまり時間がなかったので、急いで準備をして下車。ほとんどを寝て過ごしたので9時間の旅はあっという間でした。モスクワ〜サンクトペテルブルクを移動する際には、ぜひグランド・エクスプレスで素敵な時間を過ごしてみてください!



気になる予約方法は?

グランド・エクスプレスの公式サイトから英語で予約できます。
とてもシンプルな作りで、お部屋の写真もたくさんあるので、わかりやすいです。
気になった方はサイトを覗いてみてください。

https://www.grandexpress.ru/en/


このしおりのライター

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