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暮らすように旅しよう! イタリアでしたい5つのこと


観光メインの旅行だけでなく、できるだけ現地になじんで暮らすように旅したい、と思ったことはありませんか?

今回はそんな方に向けて、イタリアで暮らすように旅するため、観光や定番グルメ以外にぜひやってみてほしいことをお伝えしたいと思います。




①お店に入ったら明るく挨拶を

日本ではお店やレストランに入ると店員さんは挨拶をしてくれますが、お客さん側はあまり挨拶しないことも多いと思います。

一方イタリア人は挨拶や会話を大変重視するので、お店に入るときはお客さん側も挨拶する文化です。

お店に入ったときは、いつでも使える「チャオ」の他、「ボンジョルノ(朝〜昼頃)」「ボナセーラ(午後〜夜)」「サルベ(少し丁寧)」など。

お店を出るときは「グラツィエ(ありがとう)」「アリベデルチ(さようなら)」の他、「ボナジョルナータ(よい1日を)」「ボナセラータ(よい夕べを)」などがありますが、何と言ったらいいかわからない場合は、店員さんの挨拶を繰り返すだけでもいいと思います。

ぜひ恥ずかしがらずに挨拶してみましょう!




②カフェはサッと立ち飲みが一般的

イタリアに来ると、カフェの多さに圧倒されます。

ただ、そのほとんどは立ち飲みがメインで、テーブル席はあまり多くありません。

イタリア人にとってコーヒーといえばエスプレッソで、立ち飲みでサッと飲み干すものなのです。

ちなみに、カプチーノは主に朝飲むもので、日中に頼むのはイタリア人から見ると少し違和感を感じるようです。

エスプレッソは苦すぎて・・・という方も多いかもしれませんが、その場合エスプレッソにフォームミルクを入れた「マキアート」なら少し飲みやすいかと思います。

また、エスプレッソやマキアートにたっぷりめのお砂糖を入れて飲む人も多く、そうするとだいぶ飲みやすくなるので、ぜひ試してみてくださいね。




③食事はテラス席が人気

レストランなどに入ろうとすると、テラス席ではなく店内の席しか空いてない、と謝られることがあります。

イタリアではそれだけテラス席の方が人気で、リゾートや景色がいい場所ではもちろん、街中でも、場合によっては車道すれすれのような場所でも多くのレストランでテラス席が用意されています。

また、屋外が快適な季節だけでなく、真夏の暑い日差しの中や、少し肌寒い季節でもテラス席で食事しているのをよく見かけます。

テラス席が空いていれば、ぜひイタリア人に混じって、イタリアの風を感じながらテラスで食事してみませんか?




④スーパーで買い物しよう

旅行先では地元のスーパーに行ってみるという方は多いかと思います。

お土産だけでなく、現地の人の日常が覗けるようで楽しいですよね。

イタリアのスーパーでは、特にパスタやオリーブオイル、ワインのコーナーなどを見ていただくと、その種類の多さと値段の安さに驚くのではないかと思います。

日本ではあまり見かけないような種類のものもありますので、お土産にもよいのではないでしょうか。

ちなみに、イタリアでも人気の大型スーパー、EATALYが東京の丸の内、日本橋三越に続き原宿にもオープンしたようですので、都内でイタリアの食材を探したい方はぜひ行ってみてください!




⑤夕食の前にアペリティーヴォ

イタリアでは、地域にもよりますが特に南に行くほど夕食の時間が遅く、20時頃からが普通で、場合によっては21時頃からお店が混み始めたりします。

夕食がそんなに遅めだとおなかがすかないのかな?と思ってしまいますが、夕食までの時間にアペリティーヴォ(食前酒)を楽しむ習慣があります。

アペリティーヴォで人気のお酒は、アペロールスプリッツと言って、アペロールというオレンジとハーブを原料とするリキュールをプロセッコ(イタリアのスパークリングワイン)と炭酸水で割ったオレンジ色のカクテルです。

日本のハッピーアワー的な感じで、お酒の代金だけで前菜のブッフェや盛り合わせがついてくるお得なお店もあり、夕食がわりになってしまう場合もあります。




いかがでしたでしょうか。
次にイタリアに行くことがあれば、観光や定番グルメはもちろん、ぜひイタリアの習慣や日常も楽しんでみてくださいね!


このしおりのライター

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