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2020-05-20

【インド】現実離れした不思議な世界。ヨガの聖地リシケシュへ!


日本ではエクササイズとして人気のヨガ。ステイホーム期間中に始めたという人も多いのではないでしょうか?
そんなヨガですが、本来はエクササイズ目的のものではなく、心身を鍛えるためのものなのです。今回はスピリチュアルなヨガに魅了されたヨギーたちが世界中から集まるヨガの本場、インドのリシケシュを紹介します。





リシケシュってどんなところ?

リシケシュは首都ニューデリーから飛行機で1時間ほど、バスやタクシーで7〜8時間ほどのところに位置する小さな町です。リシケシュはヨガの聖地と呼ばれており、その名に相応しく、町には無数のアシュラム(ヨガの道場)が建ち並んでいます。町にはヨギーもたくさん。ヨガグッズを取り扱うお店もたくさんあり、必要なものは全て揃えることができます。

▲ 川沿いのアシュラム

アシュラムのクラスは初心者用から上級まであり、誰でも参加可能です。朝早い時間からヨガで体を動かして1日をスッキリ始めると気持ちいいですよ。ドロップイン(当日参加)でいろんなクラスをお試しして、気に入った先生を見つけるのも楽しいですね。





散策してみよう

リシケシュは町散策が楽しい場所です。たくさんのヨガショップや洋服屋、オーガニックショップが建ち並んでいるのでショッピングに最適です。美味しい果物を売っているお店もたくさんあります。


また、町を歩くのだけでも面白いことがたくさん。町全体が不思議な雰囲気を持っています。中心地・ラクシュマンジュラから南西(ラムジュラ)に歩く途中では、サドゥーという行者を見かけるかもしれません。一見驚くような見た目の彼らですが、日本でいう修行僧のような存在です。本場のヨガの世界を是非見てみてください。





聖なる川・ガンジス

町の中央には母なる川、聖なる川として親しまれるガンジス川が流れています。ガンジス川と言えば、清潔な川ではない…というのがイメージだと思いますが、ここリシケシュのガンガー(ガンジス川)は思っているほど汚れてはいませんでした。私が行った時期が乾期だったことも影響していると思いますが、リシケシュ自体が川の上流に位置しているので「噂に聞く汚さ」ではないですよ。(とは言え「川」なので、気をつけてくださいね!)

町から川沿いまで簡単に歩いて降りることができるので、川のほとりで足を水につけながらゆっくり過ごすのがオススメです。地元の人たちが沐浴や瞑想している姿を見ることができますよ。

また、夕日の時間には違った表情のガンジス川を見ることができます。





カフェでゆっくり

散策の休憩にカフェで一息つきましょう。町中にはたくさんのカフェがあります。おすすめはガンガーを見渡せる川沿いのカフェ。「Little Buddha Cafe」では美味しい本場のカレーがいただけます。


隣の「royal cafe」も時間によって生演奏を聞くことができておすすめ。ちなみにリシケシュでは肉食が禁止となっているため、町ごとベジタリアン食となっています。この町ではお酒も禁止されているので飲むことはできませんが、その代わりにインドで有名なチャイをたくさん飲みましょう!





猿に注意!

町を歩いていると色々な動物に出会います。まずは牛。

インドでは神聖な生き物で、町中どこにでもいます。

そして猿。

牛はあまり問題がないのですが、猿たちは買い物したお菓子や食べ物を目がけて攻撃してくるので気をつけてください。特にリシケシュのシンボルともいえる橋の上はたくさんのお猿さんたちが荷物をジロジロ見つめながら待ち構えています。買い物したものはリュックや袋の中に隠すなど、外から見えないようにして持ち帰りましょう!





リシケシュはインドの中でも一風変わった町で、海外で知らない世界を見てみたい!という方にうってつけの場所だと思います。是非リシケシュでヨガ旅をしてみてください!





このしおりのライター

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