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2020-04-09

【トルコ】初めての海外旅行にもオススメ!文化が混ざり合う都市イスタンブール


海外に行ってみたいけど、海外旅行初心者だからどこに行けばわからない!
東アジアや東南アジアは行き尽くしたからもう少し遠くに行ってみたいけど、どこに行けばいいかわからない!
海外旅行の行き先に迷っている方、結構いるのではないでしょうか?

そんなみなさんに、コロナの波が収束したらぜひ足を運んでみてほしい場所がこちら。
トルコのイスタンブールです。

いろいろ喋る前に、まずはイスタンブールで撮ったお気に入りの写真を一枚。

どうですか? イスタンブール、気になってきませんか?




そもそもイスタンブールってどこ?

マルマラ海と黒海を繋ぐボスポラス海峡を挟んでアジア側とヨーロッパ側の両方に広がる、トルコを代表する歴史的な大都市です。

Google Map

イスタンブール空港は世界有数のハブ空港で、日本からはターキッシュエアラインズとANAが直行便を運行しています。およそ12時間半のフライトです。
ちなみにこのターキッシュエアラインズ、私はまだ乗ったことがありませんが、トルコ留学をしていた友人は「機内食がとても美味しい!」と激推ししていました。

トルコはシェンゲン協定加盟国で、ヨーロッパへのアクセスが非常に良いのもうれしいポイントのひとつ。
もちろん中東諸国へのアクセスも抜群です。




混ざり合う文化、歴史、宗教

ローマ帝国、ビザンツ帝国、ラテン帝国、オスマン帝国と、4つもの帝国の首都となった歴史を持つイスタンブール。
それぞれの時代にそれぞれの帝国が持ち込んだ多様な文化や宗教が、今も至る所に残っています。

そんなイスタンブールを代表する場所が、アヤソフィア(ハギアソフィア)。
ビザンツ式のキリスト教聖堂として使われていたものが、オスマン帝国のコンスタンティノープル陥落とともにモスクへ転用されました。

アラビア語でコーランの一節が書かれていたり、メッカの方角を示す「ミフラーブ」というくぼみがあったり、外には「ミナレット」という塔があったりと、モスクの形態になっています。

しかし、ふと顔を上げると

キリスト教のモザイク画が内壁の至る所にみられます。

この荘厳で美しい巨大な建造物が、役割を変えながら長い間イスタンブールの人々の祈りの場になっていたのだと思うと、言葉にできない不思議な感覚に包まれました。

私が訪問したときは残念ながら一部が改修工事中でしたが、それでも十分美しいアヤソフィアを楽しむことができました。
2階までたっぷり見るところがあり、基本的に撮影も自由なので(世界史好きは特に!)かなり楽しめるスポットです。




イスタンブールの交通機関

海外で不慣れな公共交通機関に乗ることや、ボッタクリを心配しながらタクシーに乗るのは結構ストレスだったりしますよね。
イスタンブールは公共交通機関がとても発達しています!
ストレスフリーな移動ができるところも、イスタンブールが初海外旅行にオススメできる理由のひとつです。


そこで必ずゲットしておくべきなのが「イスタンブールカード」です!
このカードの写真を撮り忘れてしまったので写真が載せられないのですが、公式サイトから見られるのでぜひ一度目を通してから行って見てください。
(トルコ語のサイトですがカードの写真はすぐに出てきますのでご安心を。笑)

>> https://www.istanbulkart.istanbul

このカードは日本でいうSuicaやPASMO、つまり交通系ICカードです。
町中のキヨスクや、トラムの駅などにある青色、もしくは黄色の券売機で購入可能です。
この券売機、英語はもちろん、日本語にも対応しているんです。

これを6トルコリラで購入してしまえば、日本の電車やバスのようにタッチするだけでトラムや地下鉄、そしてボスポラス海峡を横断するフェリー(遊覧船ではありません)に乗ることができます。


こちらはフェリーから見た景色。餌を求めてカモメがついてきます。


そしてこちらは同じくフェリーから見た有名なガラタ橋。


また、トルコではUberが使用可能です。
空港と宿泊地の間の移動など、大きな荷物があって公共交通機関に乗りたくない場合はUberを使うこともできますね。




あたたかくて魅力的な人々

そしてイスタンブールの大きな魅力は、人のあたたかさ!

トルコは日本に良い印象を持っている人が多いことで有名ですが、日本人に限らず観光客にフレンドリーで親切な印象を受けました。

こちらは、グランドバザールの中のスイーツ屋さんでお店の人が振舞ってくれたお茶です。
お店や店員さんによって対応はまちまちだと思いますが、無理な押し売りは一切せずにおしゃべりしたり、たくさん試食させたりしてくれました。
どこでもあることですが、中にはありえない値段で売りつけてくるお店もあるので油断は禁物です。

▲ バザールの一角

他にも、ゲストハウスのスタッフが地図を描いてくれたり、英語が通じなくてもジェスチャーでフェリーの乗り方を教えてくれるおじいさんがいたり、とっても素敵な人に出会うことができた旅でした。




イスタンブールが持つ長い歴史や文化、それがもたらしてくれた美しい建造物や美味しい料理。
何日いても楽しみが尽きない不思議な都市へ、ぜひ訪れてみてください。



このしおりのライター